第6戦の鈴鹿を振り返る
前回のもてぎで優勝して、鈴鹿はウェイトを80kg積んでの参戦だ。2日間の合同テストではウェイトハンディを解決しようと色々と試したんだけど、予選、決勝を含めていいところがなかったんだ。しかし、その中で朝のフリー走行でいい成績が出たことは唯一の救いであった。
決勝レースは予選でいい成績が出せず、後ろからのスタート、ドライバーに対してのプレッシャーが大きくなり、前を抜こうとしてクラッシュになったんだ。クラッシュ後ピットに入れたら、タイロットエンドが曲がっていたことがわかって、結構大変な作業だったが、メカニックががんばり、再びコースに送り出すことができたんだ。
だが、再びアクシデントは起きちまった。
実が後藤に代わる前に、無線で「10周に1周ぐらいギアが変だ」という連絡が入り、すぐに修正をいれたが問題はなかったんだ。後藤に代わってから、またその兆候がでてきたんだ。前のポルシェにつまったときに、普段レースではピットアウト以外のときローギアは使わないのだが、シフトダウンでローギアを使い壊れてしまった。その後はギアが入らなくなってしまってマシンがストップ。鈴鹿では1ポイントでも2ポイントでも取れないものかと思っていたんだが、残念ながらポイントは取れず。もう少し落ち着いていけばよかったかな。とはいっても、レースでは"たら"や"れば"というのはナシだ。この悔しさを次につなげたいと思う。
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