『日本のハコレースの頂点であるGTドライバーが目標!!
出来れば・・というか是非ウエッズカラーで乗りたい。』
三木 竜二
Ryuji Miki 1975年6月14日生まれ 鳥取県出身
 昨年のD1グランプリの覇者である三木竜二が、レースをやりたいという強い気持ちを坂東商会にぶつけ、スポンサーの多大な協力により、念願叶ってアルテッツアレースに参戦。D1ドライバー、アルテッツアドライバー、トップシークレットIIの社長と3つの顔を持つ男。一見すると無口で無愛想という印象だが、夢に向かってがむしゃらに突き進む少年のような笑顔を見せる。その不思議な魅力を持つ三木竜二にレースのことからプライベートなことまでインタビューしてみた。
-----D1に出るきっかけとなったのは?
中学生の時に友達の兄貴がドリフトをやっていて、ドリフトのビデオを見て自分もやりたいと思った。18歳ですぐ免許が取りたかったから学校も定時制の学校を選んで・・・その為だけに(笑)。で免許を取ってその日にAE86を買ってドリフトした。ずっとレースをやりたい気持ちはあったんだけど22歳くらいの時にレースに出るのにどの位の金額がかかるのか見積ってもらったら、金銭的に全然無理で。で、ドリフトでイカ天に出ようと思ったんだけど、あれってチームが5人いないと駄目でドリフトやってる友達もいなかったし、諦めてたんだけど、たまたま地元でD1第3戦の選考会があって、出てみたら受かって・・・。

-----アルテッツアレースをやろうと思ったきっかけは?
前からレースをやりたいという気持ちがあったし、(今村)陽一がやってたっていうのも大きいよね。あとは何より車がFRだっていうところかな。


-----D1とアルテッツアレースで三木選手の意識的に違うところは?

D1は去年シリーズチャンピオンを獲ったからある意味熟年者の考えでやっているんだけど、アルテッツアは若葉マークなので全てが新鮮。


-----カテゴリーは違うけど昨年のD1チャンピオンということでプレッシャーは感じる?

感じますね。僕がレースに出てみたいと思ったんだから、他のD1ドライバーも同じ考えを持っているだろうし、僕とか陽一が頑張らないと、「ドリフトをしている奴はグリップは遅い」と思われてしまうし、僕たちが結果を出さなければ、D1というカテゴリーでチャンピオンを獲ってレースをやりたいと思う人の夢をつぶしてしまうことになってしまうので・・。

 


  -----チームメイト(今村陽一選手)については?
陽一が同じD1出身ということで、張り合いがあるよね。誰に負けたくないかって言われたらやっぱり陽一には負けたくないよね。もしこれが他の人だったらやる気が出ないかも・・。


-----坂東正敬監督はどんな人ですか?

自分に対してすごくいろいろ考えてくれて、普通そこまで言わないだろ?ってことまでちゃんと突っ込んでくれる。だからこっちもどうにかしてチャンピオンを獲りたい。


------普段は社長だそうですが・・

社長といっても雇われ社長というか・・やれ!って言われただけで・・。(笑)やってることは店長ですよ。接客して、見積り作って、板金して、事務もやらなきゃいけない。でもレースもあるし両立は難しいよね。やっぱり今しか出来ないレースに夢中なので、社員には申し訳ないけど社長業は全然出来てないよ。


-----車以外に趣味は?

(即答)無い。今はお金もないし・・。あっラジコン!!でもラジコンも車か(笑)


-----好きな女性のタイプは?

明るい人がタイプかな。


-----結婚願望は?

あるけど、今はレースに夢中なので・・。だって嫌でしょう?月の半分以上旦那が家にいないなんて。車で飯が食べれるようにならないと・・。


------最後に自己アピールをどうぞ
自分の無謀さを見て欲しい。単に何やってんだアイツは?という無謀じゃなくて目を引くような無謀さを。織戸さんみたいな?オールマイティーなドライバーになりたいです。

 
 
[ Close ]