2004年AUTOBACS JGTC タイヤテスト

タイヤテストレポート / PHOTO GALLERY

開催日 2004年9月22日/23日/27日
コース オートポリス(全長4.674km)
天候 雨/雨/曇
路面コンディション ウエット/ウエット/ドライ
車名 ウエッズスポーツセリカ <GT300クラス ゼッケン19>
ドライバー 青木孝行/谷口信輝
監督 坂東正明

 9月22日-23日、大分県・オートポリスで2004 AUTOBACS 全日本GT選手権第6戦「JAPAN GT in KYUSHU 300km」へ向けてのタイヤテストが行われた。
  テスト1日目は、朝から降っていた雨の影響で、午前中の走行時間は1時間短縮され、午後にその1時間が追加された。気温は21度、路面温度は19度とかなり低め。走行前に一時雨は上がったが、時折パラパラと小雨が降るコンディションの中レインタイヤでの走行となり、青木選手が3セットのタイヤをテスト。2分06秒111というタイムをマークした。午後になると雨脚はいっそう強くなり、更に霧が出始め、あっという間にコース全体を覆ってしまった為20分遅れでのスタート。気温は18度、路面温度は19度。路面状況は相変わらずのウエットコンディションの中、谷口選手がコースイン。テスト終了間際には雨も止み、空が晴れてコースコンディションが良くなっていく中、2分07秒323のタイムを出し、1日目のテストは終了した。
 テスト2日目は、雨が降ったり止んだり霧が出たりと、路面状況は前日に引き続きウエットコンディション。少し肌寒い一日となった。青木選手がコースインするが、赤旗で何度も中断する中レインタイヤを数種類テスト。午後になっても晴れることはなく、急遽27日に追加テストをすることを決定し、サーキットを後にした。
 追加テストとなった27日は台風の影響も心配されたが、天候は曇り。時折雲の切れ間から陽が差し、少し汗ばむ陽気となった。気温26度、路面温度は28度。青木選手がコースイン。午前中の走行では8セットのニュータイヤをテストし、1分51秒591でGT300クラス参加車両の中でトップタイムをマークした。午後には午前中にテストしたタイヤで、決勝用のロングテストを行い、合計104ラップ、480kmを走り込んだ。
コメント
坂東監督 坂東監督
オートポリスに足を運んで3日目のテストでやっと晴れて、満足なテストが出来るようになった。一発のタイムとかっていうのは、気温・路温ともに高いんで、去年の予選から比べると1秒以上、まだまだ遅いところがあるし、ポールポジションから比べても、かなり離れているんだけれど、まぁ相対的にロングが出来て、タイヤのテストというものでは一定の基本だけは掴んだかなと。これを軸にしてセットアップをしていけば、そこそこまでは行けるかなというのはあるんだけれど、まぁ他車がガライヤが来ていたんだけれど、ガライヤの方もロングに関してはあまり良くなかったっていうのがあるんで、具体的にあとNSXがどこの位置に来てっていうのとZのストレートの速さっていうのをもう一回確認しないと、今日の評価をそのまま鵜呑みにして結果としてレースっていう訳にはいかないんで、もう一回これで鈴鹿で確認した上でアイデアがあればもうちょっと出してからもう一回見たいと思う。まぁどうにか晴れたんで良かったなぁと思ってるけど。
青木孝行 青木孝行
先週も来たんですが、先週は2日間とも雨でドライのテストが出来なかったんで今週また走ることになったんですが、今日は1日ドライで走れて結構タイヤのメニューもこなせて、ロングもかけられて内容的には良いテストが出来たのではないかと思います。タイム的にはもうちょっと出さなきゃと思うんですが、300クラスの中ではトップだったので良いテストだったと思います。

 

第6戦は10月30日〜31日に大分県のオートポリスで開催されます。


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