2004年AUTOBACS JGTC タイヤテスト

タイヤテストレポート / PHOTO GALLERY

開催日 2004年10月13日/14日
コース 鈴鹿サーキット(全長5.807km)
天候 晴/晴
路面コンディション ドライ/ドライ
車名 ウエッズスポーツセリカ <GT300クラス ゼッケン19>
ドライバー 青木孝行/谷口信輝
監督 坂東正明

 10月13日-14日、三重県・鈴鹿サーキットで2004 AUTOBACS 全日本GT選手権第7戦「SUZUKA GT 300km」へ向けてのタイヤテストが行われた。
  テスト1日目、青空が広がる秋晴れの中、気温は27度、路面温度は34度とかなり高め。青木選手が5セットのタイヤをテスト。2分07秒934というタイムをマークした。午後のテストは、走行前にリストリクターと車重を変更し、午前中に試したタイヤで青木選手がテスト走行。その後谷口選手がニュータイヤをテストし、この日のベストタイム2分07秒794をマークした。

 テスト2日目は、前日に引き続き秋晴れ。気温は27度、路面温度は34度と前日と変わらなかったが、風が冷たく気温の高さを感じさせなかった。まずは青木選手がコースイン。ニュータイヤを数セットテスト。2度の赤旗中断となるも、前日のタイムを上回る2分07秒263をマーク。午後には、セッティングを変更し青木選手が3周走行し谷口選手に交代。5セットのタイヤをテストし、今回のテストのベストタイム2分06秒302をマークし2日間のテストを終えた。

コメント
坂東監督 坂東監督
2日間の鈴鹿のテストで、まぁ経費的にもかかるところなんだけれども、最後の鈴鹿のレースというものを大事にして、一つでも前を取るようにということで来たわけだ。今年の初めにここを走った時のタイムと比べると約1秒位遅い。そこをなんとか詰めないといけない。2日間やってきて最終的にやはり1秒遅い。これを今後どうやって考えて次の本番に対して、あと1カ月後に間に合わせるか。そこがちょっと大きな課題になるけども、当然ながら今年の初めに走ったときは重量を積んでない状態で走ったわけだし、今回のテストは重量80kg積んだ状態でやってみたので、そこの部分が大きく影響してきている。去年と比べたらそれに更に50kg重たい状態。トータルで言うと130kgという風になっちゃうんだけど。それでなんとか去年と同じ位のタイムを出したいという風には思ってる訳なんだけれど、かなりそのウエイトが効いてる。その分をいかに作りあげるかっていうのが、ここ1カ月の間にオートポリスを含めて考えてその結果に対して鈴鹿で最終的に良い形で終われればと思って頑張るしかないかな。
青木孝行 青木孝行
今回は、鈴鹿最終戦の前のテストと言うことで、車もウエイトを貰うという想定でフルウエイト。基本的にはタイヤのセットの評価と車のバランスを見るテストをやったんだけど、3月にもテストに来ていてその時は結構良いタイムが出たんだけど、今回気温もちょっと高くなってたということもあって、そのタイムには及ばなかったんだけど、タイヤの評価をやった中で、まぁ谷口選手がやったんだけど、良い構造があったみたいなので、それを基に最終戦のタイヤを合わせ込めれば良いかなと思っています。
谷口信輝 田中実
今日のテストは、久しぶりにいっぱい乗れて疲れました。ニュータイヤもいっぱい使わせて貰えて良い練習になりました。タイムも2分6秒302とまぁまぁ・・坂東監督達はもうコンマ8秒くらい上げろというけれど、今からみんなで作戦を練ってもっとタイムが出るマシンに仕上げたいと思います。

 

第6戦は10月30日〜31日に大分県のオートポリス、
最終戦の第7戦は11月20日21日に三重県の鈴鹿サーキットで
開催されます。


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