4月18日、見頃はすぎているものの満開の桜が咲き、緑豊かなサーキット　宮城県・スポーツランドSUGOで、全日本GT選手権第2戦(5/22-23)へ向けてのJGTC合同テスト1日目が行われた。第2戦の優勝を狙うレーシングプロジェクトバンドウでは前日からスポーツ走行を行い、マシンの調整を行って合同テストに臨んだ。
　上空に雲はあるものの気温16度、路面温度25度というコンディションから1回目の走行は開始した。ドライバーは青木選手。開始早々の4周目にBESTの1分25秒271をマークするが、その後タイムは上がらず、トップはNo.31 A’PEX I-mobsses MR-Sの1分24秒505、2番手はNo.16 M-TEC NSXの1分24秒662で、ウエッズスポーツセリカは6番手という結果だった。
　午後になり気温17度路面温度28度というコンディションから2回目の走行が始まった。徐々に日差しが強まる中15周目に1分24秒726を出して、この回のトップに。2番手は1回目の走行でトップだったNo.31 A’PEX I-mobsses MR-Sの1分24秒899となった。1日目の総合結果は3位という結果で終えた。

　雨は降っていないものの上空には暗い雲が多い中、気温17度路面温度20度　というコンディションから1回目の走行は開始した。序盤から赤旗により2度走行が中断される中、26周目に1分24秒297を出し、昨日のトップタイムを上回る。このタイムは非公式ではあるが、コースレコードとなった。2番手はNo.11 JIM RodeoDriveアドバンF360の1分25秒379。
　午後は気温20度路面温度24度というコンディションの中、少しではあるが雨が降り出していた。そのため、各車のベストタイムは、まだ路面が濡れきらない走行開始序盤にスリックタイヤで記録された。ウエッズスポーツセリカはセットの確認や、レインタイヤでの調整を行い、タイムは1分31秒334。
　トップはNo.43 ARTAGaraiyaが序盤に出した1分25秒753。2番手はNo.10 JIMGainerアドバンF360の1分25秒841となった。
　2日間のテストの総合結果はトップ。第2戦優勝へ向けての十分な手応えを確認し、サーキットを後にした。

メニューの洗い出しを行って、セットアップの見直しをして方向性を考えたりしました。その中でそこそこバランスのいいセットが見つかって、タイム的にも自分としては、すごくアタックした訳ではなかったのだけれど、ピットに戻ってきたらトップタイムでした。メニューをこなしていくことに関して、いろいろなトライをしてみたのですが、まだ片づけないといけない課題がいくつかあるのでそれを解消していきたいです。