2005 AUTOBACS JGTC Round8

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開催日 2005年11月5日〜6日
コース 鈴鹿サーキット(全長5.807km)
天候 <1日目>晴れ <2日目>雨
路面コンディション <1日目>ドライ <2日目>ウエット
観客動員数 予選 17,000/ 決勝33,500人
車名 ウエッズスポーツセリカ <GT300クラス ゼッケン19>
ドライバー 加藤寛規/谷口信輝
監督 坂東正明

全戦ポイント獲得!!シリーズポイントランキングは7位!
 11月5日、6日 三重県・鈴鹿サーキットで2005 AUTOBACS SUPER GT第8戦SUZUKA GT 300kmが行われた。
  予選前日の金曜日の練習走行1回目は9時30分から11時までの90分間。さわやかな秋晴れに恵まれ、好コンディションでの走行となった。開始時点での気温は18度、路面温度は21度。終了時には気温23度、路面温度26度まで上昇した。そんな中、ウエッズスポーツセリカは23Lapを走行し、ベストタイムは2分08秒541で16番手。練習走行2回目は14時15分から。上空は1回目と同じく晴れ渡っており、やや風はあるものの絶好のコンディション。気温24度、路面温度27度での走行開始となった。ウエッズスポーツセリカは18Lapを走行しベストタイムは2分05秒784で3番手。この日のGT300クラスの総合順位は3位という結果だった。
 
公式予選
1回目 11位 2分05秒513
 公式予選1回目は10時から。前日にひきつづき好天に恵まれ、路面は完全なドライ。気温21度、路面温度28度というコンディションでのセッション開始となった。最初の20分間はGT300クラス専有。各チーム、序盤から積極的にタイムアタックに出ていく。ウエッズスポーツセリカは加藤選手がステアリングを握りアタック。3Lap目に2分05秒513をマークするが11番手。その後なかなかタイムが上がらないまま、GT300クラスの専有時間が終了。GT500クラスの専有時間を挟み、混走の時間帯となり、谷口選手がステアリングを握りコースイン。2Lap目でBドライバーの基準タイムをクリアーすると、加藤選手に交代。なんとかスーパーラップに進出する為ニュータイヤを装着し、再度アタックにかかるが、クリアラップが取れず、1回目の予選結果を11番手で終え、スーパーラップ進出ならず・・かと思いきや、10位のNo.77クスコスバルADVANインプレッサの小林選手がエンジンブローにより予選通過基準タイムをクリア出来ていなかったことが判明し、ウェッズスポーツセリカは繰り上がりでスーパーラップに進出することになった。
 
2回目 4位 2分08秒307
 公式予選2回目は14時30分から始まった。1回目の走行は霧による視界不良のため8分間を残してセッション終了。このためGT500クラスでは予選通過基準タイムをクリアできたのは6台に留まり、トップ10によるスーパーラップが通常どおり行えない状況に。協議の結果、2回目はスーパーラップではなく、全車による予選走行が行われることとなった。最初の20分間はGT500、GT300両クラス混走。続く20分間がGT300クラス専有。最後の20分間がGT500専有。決勝グリッドは1回目と2回目を通算したタイムで決められることとなった。混走の時間帯には、1回目に基準タイムをクリアできなかったドライバーを中心に積極的にアタック。ウエッズスポーツセリカは谷口選手がステアリングを握りコースイン。谷口選手は1回目の予選でBドライバーの基準タイムをクリアしていた為、決勝用のセット確認で8周を走行。その後、加藤選手にドライバー交代し、GT300クラスの専有走行がスタート。2周目を走行したところで、またしても霧が深くなって視界が悪化。赤旗が提示され、天候の回復を待つことに。それから1時間あまり天を見上げる時間が続いたが、けっきょく霧が晴れることはなく、16時過ぎにこの日の走行は打ち切られることが決定した。その後、この結果をもって予選結果とするという公式発表があり、グリッドが確定。ウエッズスポーツセリカは8番手からの決勝スタートとなった。
 
SuperLap 10位 2分06秒898
 14時35分、GT300クラスからスーパーラップがスタート。ウェッズスポーツセリカは1番目の出走。『仁義なき戦い』のテーマに乗せて加藤選手がアタックにかかるが、1回目の予選でスーパーラップ進出の為に、ニュータイヤを2セットとも使い切ってしまった為、中古タイヤでのアタックという苦しい状況。タイムは2分06秒898。これがもしニュータイヤだったら2分5秒000は出ていただろう。10台全てが走行し、結果ポールポジションはNo.31 吉兆宝山MR-S。ウエッズスポーツセリカは10番手からの決勝レーススタートとなった。
コメント
加藤寛規 加藤寛規
昨日の練習では、車のバランスもまずまずの所まで仕上げられたので今日の予選には期待していたんだけど、肝心のアタックを新品タイヤ2セットともトラフィックに邪魔されてしまい11位となってしまったが、1台基準タイムがクリアされていない車両があった為、繰り上がりでスーパーラップに残ることが出来たのはラッキーだった。でも既にニュータイヤはなかったので結局10位でした。結果からいえば悔しいけどみんなが待ちこがれていた「仁義なき戦い」のテーマソングをスーパーラップで流せたことには本当〜に満足しています!!!明日は天候がどうなるか分からないけど優勝か9位くらい(ポイントは絶対欲しい!)かぐらいの気持ちで最終戦に望みたいと思います。
谷口信輝 谷口信輝
加藤さんが渾身のアタックをするも周りのタイムが思ったよりも速く、予選11番手となり、スーパーラップに残れないと思っていたら、他車がちょっと違反がありまして繰り上がりでスーパーラップに進出となりました。がしかしそんなことは知らずに午前中のうちにニュータイヤを2セットとも使ってしまい、スーパーラップでのニュータイヤが無い状態で臨むことになり、案の定順位を上げられず10位という結果に終わりました。明日の決勝はどうなるんでしょうか・・雨が降りませんように・・。


予選リザルト
Po. No. Class Machine BestTime Lap(Total) Diff GAP
1 3 GT500 G’ZOX・HASEMI・Z 1'56.968 3(6)Laps -'--.--- -'--.---
2 38 GT500 ZENT セルモスープラ 1'57.113 4(6)Laps 0'00.145 -'--.---
3 18 GT500 TAKATA 童夢 NSX 1'57.114 6(6)Laps 0'00.146 0'00.001
4 1 GT500 ザナヴィ ニスモ Z 1'57.307 3(5)Laps 0'00.339 0'00.193
5 37 GT500 OPEN INTERFACE TOM’S SUPRA 1'57.342 3(5)Laps 0'00.374 0'00.035
6 22 GT500 モチュール ピットワーク Z 1'57.501 6(6)Laps 0'00.533 0'00.159
7 32 GT500 EPSON NSX 1'57.658 4(7)Laps 0'00.690 0'00.157
8 8 GT500 ARTA NSX 1'57.762 3(5)Laps 0'00.794 0'00.104
9 39 GT500 デンソー サード スープラGT 1'57.792 3(7)Laps 0'00.824 0'00.030
10 36 GT500 OPEN INTERFACE TOM’S SUPRA 1'57.796 3(3)Laps 0'00.828 0'00.004
11 6 GT500 エッソウルトラフロースープラ 1'58.227 3(6)Laps 0'01.259 0'00.431
12 25 GT500 ECLIPSE ADVAN スープラ 1'58.653 5(8)Laps 0'01.685 0'00.426
13 100 GT500 RAYBRIG NSX 1'58.803 3(5)Laps 0'01.835 0'00.150
14 34 GT500 BANDAIスープラ 1'59.188 3(6)Laps 0'02.220 0'00.385
15 35 GT500 イエローハットYMSスープラ 1'59.218 6(6)Laps 0'02.250 0'00.030
16 21 GT500 ノマド フェラーリ 550GTS 2'00.417 8(8)Laps 0'03.449 0'01.199
17 43 GT300 ARTA Garaiya 2'07.264 5(7)Laps 0'10.296 0'06.847
18 2 GT300 Privee Zurich アップル RD320R 2'07.289 7(8)Laps 0'10.321 0'00.025
19 11 GT300 JIM GAINER FERRARI DUNLOP 2'08.242 3(5)Laps 0'11.274 0'00.953
20 19 GT300 ウェッズスポーツセリカ 2'08.307 3(5)Laps 0'11.339 0'00.065
21 31 GT300 吉兆宝山 MR-S 2'08.341 5(6)Laps 0'11.373 0'00.034
22 46 GT300 Dream Cube’s ADVAN Z 2'08.405 4(7)Laps 0'11.437 0'00.064
23 86 GT300 JLOC ムルシェ RG-1 2'08.454 6(7)Laps 0'11.486 0'00.049
24 27 GT300 direxiv ADVAN 320R 2'08.802 2(3)Laps 0'11.834 0'00.348
25 5 GT300 プロμMACH5B-1320R TEAM KYUSYU 2'08.941 3(4)Laps 0'11.973 0'00.139
26 77 GT300 クスコスバルADVANインプレッサ 2'09.247 3(6)Laps 0'12.279 0'00.306
27 30 GT300 RECKLESS MR-S 2'09.397 2(6)Laps 0'12.429 0'00.150
28 52 GT300 プロμ太陽石油 KUMHO セリカ 2'09.873 6(7)Laps 0'12.905 0'00.476
29 110 GT300 ARKTECH TOTALBENEFIT BOXSTERGT 2'10.426 3(7)Laps 0'13.458 0'00.553
30 10 GT300 MACH-GO FERRARI DUNLOP 2'10.460 4(7)Laps 0'13.492 0'00.034
31 87 GT300 JLOC ムルシェ RG-1 2'10.497 4(7)Laps 0'13.529 0'00.037
32 111 GT300 ARKTECH with TeamLeyJun 968GT4 2'10.541 3(6)Laps 0'13.573 0'00.044
33 26 GT300 DIRECTION TAISAN TOTAL S GT3R 2'11.404 3(8)Laps 0'14.436 0'00.863
34 0 GT300 EBBRO M-TEC NSX 2'11.853 2(5)Laps 0'14.885 0'00.449
35 9 GT300 Gulf ADVAN FORTUNE MT 2'12.162 7(8)Laps 0'15.194 0'00.309
36 777 GT300 梁山泊・TEAM高見沢ADVAN GT3 2'13.407 6(8)Laps 0'16.439 0'01.245
37 13 GT300 エンドレス アドバン Z 2'13.945 2(2)Laps 0'16.977 0'00.538
38 47 GT300 CCI・リカルデント・ADVAN Z 2'15.321 2(3)Laps 0'18.353 0'01.376
39 7 GT300 雨宮アスパラドリンクRX7 2'41.604 2(2)Laps 0'44.636 0'26.283


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