RACING PROJECT BANDOH
RACING PROJECT BANDOH CAR NUMBER 19

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ALTEZZA MOTEGI
Netz CUP ALTEZZA series.
MASA's ALTEZZA REPORT VOL.5!
Saturday 14 and Sunday 15 SEP.


マサのアルテッツアレポートVOL.5
ドライタイヤで1周1秒タイムを縮めていくが
8周目で40秒ロスをし、結果は19位
text by Masataka Bandoh
決勝は雨上がりの濡れた路面でタイヤ選択も悩む状態
タイヤはドライでギャンブルに出た
ツインリンクもてぎ
9/14,15
 今回のエントリーは24台。日本一のワンメイクレースで、ドライバーの上田はまたステアリングを握った。
 アルテッツアワンメイクレースに持ち込むお金は、GTやS耐並みと言われている。しかし、このカテゴリーを制すものはGTも乗りこなせると言う。もう少しトヨタや媒体が盛り上げてくれてもいいのではないかな? もしこのレースに土屋圭市、織戸学、谷口らが参戦してくれればGTとは違ったワンメイクのおもしろさがでるだろう。モータースポーツの観る楽しさをみんなに教える必要があると僕は思う。
 今回はドライバーからの強い要望により、練習から新品タイヤを投入することにした。新品タイヤでのセッティングを覚えたいとのことだったからだ。
 そして金曜日の公式練習に望む。上田が茂木を走るのはS耐以来、ほとんど始めてに近かった。茂木はストップアンドゴーでコーナーは13。たしかにエンジンの差は若干でるが、ここも抜き所が少ないためドライバーの腕しだいなコースなのである。公式練習の時点でタイムは16秒5。結果としてはまずまずだと感じていた。トップは5次元の小林選手13秒9。しかし山本選手は15秒0。まずまずの位置。もう少しコースになれればタイムは上がると期待して予選日を待った。
 

【予選・決勝】
 そして、予選当日。序盤に佐々木選手が12秒9を出す。とてつもないタイムだ。井入、小林、川崎選手が後を追う。上田は16秒5と低迷中。一度PITに入れ様子を伺うがタイムは伸びずに予選終了。新品タイヤを2SET投入したが結果は24台中19位。いつもの定位置。いつもだいたいトップと4秒近く離れている。マシンで絶対に4秒も遅いはずがない。もっとアグレッシブに、見ていて遅くても違う走りをして欲しい。タイムが出ずに期待ができない走りだと、どうしてもトップ連中には追い付かない。ドライバー本人がなんとか変われば今後につながると思うので次ぎに期待する。っていうか毎戦期待はしているのだが…。
 そして決勝日。水戸市内は雨。雨の中、茂木に向かう。茂木もやはり雨だった。路面は濡れている。しかし、アルテッツアレースの直前に雨が止んだ。タイヤはとりあえず全車レイン、今回はドライバーの意見を聞かずに勝手にドライを装着した。路面が乾いてくるだろうとの判断だ。トップ3はレイン、川崎選手はドライで勝負に出た。スタート、やはりレインタイヤ装着車が前方を行く。No19は1周1秒タイムを縮めていくが、8周目で40秒ロスをしてしまった。佐々木選手のベストは24秒。川崎選手は後半20秒で追い上げていく。しかし12周というスプリントレースは佐々木、井入、デーブの順でチェッカーとなった。川崎選手は8位。上田は作戦失敗のため19位でチェッカー。なんとも言えないレースだったが、ドライバーにはいい経験が出来たと思う。
 残るところあと2戦だが1戦は美祢のため、その資金を富士の練習にまわし最終戦で結果、ポイントを取れるように新しいエンジンを組み直すのであった。日本一のワンメイクレースの戦いは、再度厳しいと実感した今日この頃であった。がんばれ上田五郎!!

※次のレースはGTの前座。10月26、27日 CP MINEで開催されます。
 応援宜しくお願いします。

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決勝グリッド上でのタイヤ交換
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[OUT SIDE]ホームページ担当の一言 日本一のワンメイクレースですか。そりゃ、さぞかし厳しい状況に違いない。でも、逆に考えれば皆が注目しているレース。ここで結果を残せばGTだって夢じゃない!? 頑張りましょう!上田選手!!14:37 02/09/24