【予選】
昨日までの曇り空が今日もメカニックを悩ませた。予選開始。やはり雨が降ってきた。コース上はウエット、そして雨が上がり、ますますわからなくなってきた。19号車はウエット仕様、レインタイヤで勝負にでる。ドライバーはすぐさま同じ仕様の32号車についていき、気が付くと3番手に浮上した。
予選中でも今までにない好成績を残せると思った。残り11分。なんとここで赤旗。女神が微笑むかどうか?
一時中断。女神は微笑まなかった。全車PIT−INの為、残り11分でまた一からの予選となった。再度予選が始まり19号車は、36台中23位1分58秒というタイムで予選を終了した。
最終戦というだけあって36台ものエントリ-があった。美祢の時は11台というのを考えると、36台ものアルテッツアがまだこの世の中にある。日本一のワンメイクレースにするにはもっと参加するエントラントの意見を聞いて、なんで最終戦だからみんな出場してきたのかを、もっと主催者側が考えないと行けないと思う。
もっともっと盛り上がれば、見ていても楽しいレースに、そしてトップカテゴリーへの登竜門という形にすれば参加してくるドライバーのレベルも上がるだろう。後日TRDの方から、来年はCS放送での放送及びシリーズチャンピオンにはスカラシップとしてスーパー耐久へ参戦が決定した。
来年 お金持ちで速いドライバーさん募集してますよー!まさ宛にメール下さいな!
【決勝】
スタートでは相変わらず7号車の深沢選手が前。上田五郎はスタートで少しでも前に行きたいと思い、フォーメーションの時にホイールスピンをしながらリヤタイヤを暖めていく。
そして、スタート。抜くことができず、結局順位はそのままの状態で1周目をまわってきた。ドライバー曰く「ストレートでの加速が全然ない。エンジンにトルクがない。」・・・ラップタイムは次第に落ちていく。そして9周目、Bコーナーでクラッチトラブルで止まってしまった。なんとかピットに帰ってきたが、僕的にはなんとか最後チェッカーを受け、最後ゴールをさせてあげたかったから、ドライバーに何が何でもチェッカーを受けろと指示をした。ドライバーは涙ながらに4速ホールドのままで走りチェッカー。
上田五郎、そしてウエッズスポーツアルテッツアのシリーズは終わった。予選26番手のゼッケン18番は8位でゴール。上田五郎も運があればここのポジションにいたことだろう。しかし、レースは結果がすべてだ。
いろいろな事があったが、自分もドライバーも全日本級のワンメイクからいろいろな事を学んだ。そして先が見えた。結果は残せなかったアルテッツアワンメークレースだが、今年勉強したことが必ず役に立つと思う。このレースを通じていろいろな人に会うことができた。これもスポンサー、そしてドライバー上田五郎のおかげだと思っている。
来年はもっともっと前にいるから、応援の程宜しくお願いします。
一年間ご声援ありがとうございました。
来年は坂東 正敬が何かを起こす・・・・・
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