2003マサのアルテッツァレポート vol1

開幕直前のトラブルも何とか解決、だが決勝レース13位は微妙な心境 text by Masataka Bandoh

【プロローグ】
 今年も気がついてみればまたサーキットに来ていた。しかも去年同様GTのお手伝いではなくアルテッツア。そうウエッズスポーツアルテッツア ナンバー19。ドライバーは第1戦目は去年同様上田五郎だ。
 メンテナンスは植竹エンジニアリングではなく(有)坂東商会。エンジンは新入社員が組んだ山崎エンジン。チーフメカはヴィッツドライバーの宮原。そしてマサである。しかも今回は新品のエンジンを組んでいざ勝負!
 しかし積み込み前日に事件が起こった。オイルが・・・漏れてきた。なんとオイルパンのところからオイルが・・・。急遽オイルパンを購入しエンジンをかけてならし。積み込み日当日。再びエンジンをかけると、なんと今度はこんどは水が・・・・漏れてきた。
 どこからか漏れているかわからないためとりあえず車は岡山へ。そうGTの前座のレースなのである。今年は賞金こそ下がったがスカラシップでS耐に乗れるというステップアップの道を導いてくれる。トップドライバーの仲間入りの一歩手前のレースだ。
 一応スペアエンジンをRS千野から借り、積み込み準備OK! 予定より半日早く岡山を出発した。
 9時間の長旅を終え朝9時にTIサーキットに到着。まずは水がどこから漏れているかチェック。ヘッドかウオーターポンプか? まずはポンプのガスケットを交換。そしてOリングを交換。なんとかこれで修復完了。そして明日を待つことにした。木曜日のトップは46秒台。五郎選手のタイムは昨年49台となっていた。

【公式練習】
 一本目はエンジンならし。そしてマシンの挙動をチェックした。今年は去年のチャンピオンのセッテイングではなく自分で好きなようにやる方向性にした。そして二本目。タイヤは前回の富士に使った中古タイヤ。リヤのバネは2キロ落として車高は2ターン下げてリヤのスタビはノーマル。フロントにはタワーバーを装着した。
 上田五郎は49秒フラットをマーク。その時のトップは46秒台。ドライバーは明日のセッテイングを夕食時に相談してきた。結論としてはリヤの車高を2ターンあげ、タワーバーは外しFの減衰は真ん中に。そして新品タイヤを装着して予選を迎えた。

【予選】
 予選は15分。予選開始、まずは川崎俊英についていく。しかしそこに矢野選手が入ってきた。今回のポイントはファイナル。今回より4.556もOKになった。トップチームは4.556。しかしBANDOHはまさの計算により4.3を投入した。
 トップチームは去年のベストを更新していない。しかも去年より寒い。それを考えると俺の作戦は当たっていた。上田五郎は1分48秒069を叩き出した。予選は18台中14番手。んーである。

【決勝】
 そして決勝を迎えた。決勝は17LAP。スタート直前にライトオン。
 スタートは決まった。3台抜き11位に。だが帰ってきたときは14番手に戻ってきてしまった。
そのまま周回を重ねるがトップとは離れて行くばかり・・・。最後は前で1台スピンした車を抜いて13位でゴール。微妙な開幕戦だった。開幕WINNERは樋口。そして井入、前嶋、碓井の順でゴールした。
 まだまだシーズンは始まったばかり。日本一のワンメイクレースを盛り上げるためにまさは東京に帰った。そして今第2戦富士に向けてのドライバーを探し始めた。富士のドライバーはX。楽しみにしててくださいね。今年もレーシングプロジェクトバンドウの応援を宜しくお願いします。


まさ
 


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