2003マサのアルテッツァレポート vol3

今年の夏は夏らしくないなー。夏はいつくるのかなー?
でもサーキット焼けしているなー。
先日のGTの時に頭にタオルを巻いていたらおでこが2層に日焼けしていた・・・


 今年の夏は夏らしくないなー。
 夏はいつくるのかなー?
 でもサーキット焼けしているなー。
 先日のGTの時に頭にタオルを巻いていたらおでこが2層に日焼けしていた・・・
プロローグ


 今年の夏がやっときた。そんなある日僕はまたサーキットにいた。
 そうここは昨年まさがシビックでレースした世界の鈴鹿サーキット。
 26台のアルテッツアが集結した。さすがに富士に比べると少ないがトップドライバーの顔ぶれは同じだった。
 WEDSSPORTアルテッツアは再び前回のリベンジ? いや前回のアルテッツア富士のレース後、筑波のFTで5位になった少し波に乗っている嵯峨宏紀を起用することにした。嵯峨はFTで鈴鹿を今年5位で入賞している経験があるため、若干のアドバテージを活かして上位進出を狙っていた。
 今回は木曜日の走行がなく金曜日のしかも1時間ぶっ通しの練習走行。時間は限られていた。セットはある程度工場でやってきたのでドライバーがどのくらい乗りこなせるかがポイントだった。
 
フリー走行

 最初はマシンの様子見とセット確認。シフトポイントの確認。タイヤの使い方ということでコースインした。2周目に32秒台へと入れてきた。まずまずかなということでタイムアップを期待していたが7周目シケイン進入でブレーキが『バキッ!!』という異音と共に効かなくなってコントロールを失ったままコースアウト。すぐピットインさせるがどうもブレーキマスターがおかしい感じがした。オイルも少しもっていたかなと思うがこれは上から吹いたもので原因はすぐにわからず、ただブレーキ周りということで安全第一で走行は終了。
 すぐさまマシンをチェックした。その日の走行はトップはおそらく井入で28秒台。菊池靖は29秒台。川崎30秒台。碓井31秒台だった。まあたった7周で32秒台に入れてきて、ドライバーとして期待をもたせるコメントをもらったので予選に期待することにした。マシンをチェックしてまずはマスターを取り外しマスターとマスターバックを確認した。するとマスターが像の鼻みたいに動いているではないか。室内のブレーキペダルとフレームを取り付けているブラケットが外れていた。その為完全にマスターを押し切れてなかったのだ。まずはブラケットを付け直してテスト走行。しかし再びブラケットが外れる。再度ブラケットを工夫して付け直してトラブルは終了した。ドライバーの意見を聞きフロントのキャンバーを3.6から3.8に変更して予選を迎えることにした。トラブルはレースにつきものだし、メカニックの作業ミスでもない。ただ嵯峨には可哀想な事をしたと思った。
 
【予選】

 予選中のアタックは10周と考えていた。とりあえず速い選手に付いて行けとの指示を出した。コーナーが多い分タイヤが心配だった。3周目井入の後ろに付いて行く。30秒台に突入した。10番手。6周目29秒447を叩き出し12番手。結局タイムアップせずに予選を終了した。トップは井入、峰尾、牧田、川崎、金山、碓井そして12番手に嵯峨だった。
 前回の優勝者中川は16番手、前回5位入賞の小林は15番手と嵯峨にとっても自信がつく予選だった。アルテッツア参戦2戦目で自分のオリジナルの足やセットでないのに予選12番手は上出来だとドライバーに伝えた。僕がアルテッツアに携わってから始めてポイントの取れる位置にいた。明日を楽しみにとステーキ屋で飯を食った。
 
【決勝】

 リヤを2本ニュータイヤにし決勝グリットについた。予選7番手までは射程距離内。スタートを決めれば行ける。シグナルが赤から青へ。スタートは失敗。おそらくクラッチに熱が入りカバーとディスクがくっついたのだろう。
 1周目を終了した時点で13番手。しかし2周目に14番手。3周目、ミッションの5速が入らなくなり勝負権を失った。とりあえずドライバーとして完走するだけになってしまい19番手でレースを終了した。まあこれもレースだ。まあしいていえばペダルのトラブルがなければフリー走行でもっと走れただろうしそうすれば予選も10番以内だと思うし決勝ももう少しミッションを丁寧に扱えばポイントは取れたと思う。まあレースの世界にタラレバはないけど・・・若いドライバーなのでもっと鍛えて(精神的、社会的)にがんばってほしいものだ。1000kmレースをしている中、僕も町田まで耐久しながら帰ったのだ。
 


まさ

  次回は9月14日
  GTの前座で茂木、是非応援してください。
  ドライバーはD1グランプリポイントリーダー、今最も熱い男?
  今村陽一に決定した。
  まさはいつ乗るんだろうか?

 



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