はじめまして。今回このページを担当することになった宮原けんじろうです。
今は坂東親分の下でメカニックをやっています。僕もみんなと同じように車いじりが大好きで86とかS30Zとか乗り継いでいじりたおして、物足りなくなってレースに出るようになりました。基本的にはメカニックなんで車作りとドライビングテクニックの両立に苦労するんだけど、どちらも大好きなんでレースを続けてます。
今まではずっと富士のチャンピオンレースに出ていて、マーチターボとか92レビンで参戦してたけど、今ひとつ盛り上がりに欠けるんでVitzを買って参戦することにしたんだ。
VitzレースとはトヨタのコンパクトカーVitzを使用するレースで、マシンは公道でも走れる仕様だ。僕は初年度から参戦し今年で3年目、この前僕のレースカーも1回目の車検をとったんだ。もうVitzレースで3年目だよ。なのになかなか勝てないんだよね。
マシンの差が少ないから、腕の差っていうけどその少ないマシンの差がアンダーパワーの車にとっては大きい。ただレースを楽しもうって人ならなんにもしなくてタイヤとパットを交換するぐらいでいいんだけど、勝とうと思うとホント大変なんだ。
言い訳っぽい前置きになったけど、今回はVitzの関東シリーズ第2戦富士スピードウェイのレースレポートをします。今回はゴールデンウィークということもあって木曜日から練習に来ている人が結構いたみたいで、普段練習不足の僕にとってはうらやましい限りで……。僕達はいつも通り金曜日の朝早く坂東商会を出発し、8:00頃富士に到着。イスとかテントを準備して朝一の練習走行に備えます。
今回はGT選手権のサポートレースとなっていて練習走行は午前か午後のどちらか1回の30分しかなく明日の予選開始時間に近い午前を選び、予選をイメージしながらコースイン。
最初のラップでブレーキとタイヤを温め、メーター類なんかのチェックも行い、アタックラップへ。Vitzで早い人は2分12秒で走るからそれを目標に周回を重ねベストが13秒4とこのタイムなら予選の真ん中ぐらいかなぁって感じ。今回初めてNEW
ネオバでの走行だったんで、データがなく苦戦したんだけど、とりあえずセッティングの方向性は見えたのでもう少しタイムアップは出来ると思う。
(予選)
GTのサポートレースという事なんでいつも朝早い。今回は参加台数106台で予選がA、Bの2組に分かれて、僕はB組なんだけど参加受付が7:00からだから5:30起き。とはいっても、気合入れて走んないと予選落ちしちゃうからね。なんたって45台しか本戦へ進めないんだからね。受付の後は、簡単な車検が行われます。車高とか車重を量ったりする。その後ドライバーブリフィングがあって予選開始。富士のコースはストレートが長いからスリップストリームを上手に使わないとタイムがでない。
しかも予選時間は20分間で1周に2分ちょっとかかるから8lapぐらいしかできない。今回向山君がタイム出てたんで、スリップ使いながら走ろうって約束したんだけど、1周目ですぐpit
inしたからこの計画はボツ。そこでタイムが出そうな車を探してアタックしたんだけど、結果は9番手。総合で18番手だった。真ん中よりちょっと前だけど、この辺りのスタートが一番クラッシュに巻き込まれやすいんだよね。
(決勝)
決勝はいつも次の日なんだけど、今回は1DAYイベントということで、午後の3:00スタートです。今回はGTの予選にもかかわらず、お客さんがいっぱい入っていて僕がフレッシュマンレースをやってた時にはない観客数で、ちょっと気分がいい。肝心なレースなんだけど、スタートで少し順位を下げてしまい、徐々に挽回してきた5LAP目の1コーナー進入でリアに追突され大きくグラベルへはみ出してしまい、せっかく戻した順位がまた下がってしまった。8LAPしかない決勝では1つのミスが命取りになっちゃう。ドライバーのマナーとか技量が向上すればもっとクリーンなレースになると思うんだけど。
結局決勝は19位と不本意でしたが、次回も富士なのでこのデータをもとに研究して頑張りますので応援宜しくお願いします!! あと、いろいろ手伝ってくれたみんなありがとうございました。
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