セパンサーキット(マレーシア) Round4


 2007 AUTOBACS SUPER GT 第4戦 INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA
 練習走行 2007年 6月22日(金)
 公式予選 2007年 6月23日(土)
 決  勝 2007年 6月24日(日)

セパンサーキット(マレーシア) Round4 Practice


<< フリー走行 >>

6月22日(金) フリー走行:1回目11:30〜13:00(混走)
             2回目16:15〜18:00(混走)
天気:晴れ 気温:32/31度 路面温度:41/38度


例年の天候と変わった今年のセパン。
昼間は晴れ、夜になると雨が降る天気が火曜日のマレーシア入国から続いている。
金曜日の天候は晴れ。蒸し暑いが、風もあり思ったほどの暑さではなかった。

フリー走行1回目はコース清掃の遅れで11時40分スタート。
今回のセパンサーキットは路面改修されており、路面のコンディションはどのチームもわからない。今回はタイヤチョイスが勝敗を決めそうだ。ウェッズスポーツセリカは前回の火災から初めての走行のため、マシンチェックを優先に走行を開始した。
最初のドライバーは飯田選手。11時55分4ラップ目に2分13秒947で20位。特に問題は出なかった。
その後、ピットイン。タイヤ交換をして再度飯田選手が出て行った。

このときのトップタイムは43号車ARTAガライヤで、2分9秒9、ウェッズスポーツセリカは2分12秒5で22位だった。10ラップ目に関口選手と交代し、初のセパンサーキット走行となった。

余談だが、木曜日にはドライバーのためのレンタカー走行が組まれていた。関口選手は初走行となるため、2時間の走行枠のうち、1時間以上走り、2台のレンタカーを燃料がなくなるまで走っていた。レンタカーでコースを覚えた関口選手は16ラップ目に2分11秒064を記録した。徐々に路面が出来てきた。

<< GT300 午前中のフリー走行結果 >>
1位  2号車 I.M JIHAN CO.LTD APPLE SHIDEN  2分08秒065
2位  7号車 RE雨宮 RX-7           2分08秒156
3位  5号車 KUMHO Proμ MACH-GO 320R     2分08秒631
17位 19号車 ウェッズスポーツセリカ    2分11秒064

午後からのセッション前にちょっとしたトラブルがあったが、フリー走行開始30分過ぎには飯田選手からスタート。3Lap目には2分09秒8のタイムを記録、この時点でのタイムは12位。関口選手に代わり、走行するもタイムは2分9秒7で17位だった。GT300占有時間に備え、ダウンフォースを減らすセットに変え、タイヤも交換した。

午前中には目立たなかった101号車apr MR-Sは、ここにきて2分07秒169のトップタイムを叩き出した。やはり今回も101号車は調子がよさそうだ。

<< GT300 午後のフリー走行結果 >>
1位 101号車 apr MR-S             2分07秒169
2位  2号車 I.M JIHAN CO.LTD・APPLE・Shiden 2分07秒352
3位 43号車 ARTA Garaiya           2分07秒424
17位 19号車 ウェッズスポーツセリカ    2分08秒601

セパンサーキット(マレーシア) Round4 Qualifying Certifications


■公式予選結果

予選1回目:18位  2分09秒066
スーパーラップ:
予選総合:18位  2分09秒066

■開催日:2007年 6月23日

天 候:晴
観客動員数:予選 3,500人
監督:坂東正明
■コース:マレーシア・セパンサーキット
(全長3.542km)
路面コンディション:ドライ
車 名:ウエッズスポーツセリカ
<GT300クラス ゼッケン19>
ドライバー:飯田 章/関口 雄飛
チーム:WedsSportRacingTeam with BANDOH

<< 公式予選 >>

■1回目 11:00〜11:20(GT300)/11:40〜12:00(混走)
天候:晴  路面状況:ドライ  気温:32度  路面温度:42度


直前のサポートレースでコースアウトがあった影響で、コース上には砂利が散乱していたが、走行ライン上のラバーグリップは前日よりさらに向上。タイムは出しやすい状況となった。

まずは飯田選手からのスタート。2分9秒575で走るが、現時点での順位は6位。101号車apr MR-S 2分06秒856を筆頭にGT300クラスの平均タイムは7秒台。今のセリカにはとても苦しいタイム、占有時間の最後に関口選手に代わり、アタック。結果は2分9秒093、GT300クラス16位で占有時間を終えた。この時はハードタイヤを選択していた。しかしミディアムを選択したとしてもトップタイムは見えてこない。
やはり1コーナーと最終コーナーの路面がかなり荒れているため少しマシンはバンピーな感じだった。混走時間帯にミディアムを装着しようと考えたが決勝の事を考えてハードタイヤを装着し、尚且つ燃料を満タン状態で決勝へ向けてのデーター収集の時間となった。

GT500クラス占有時間をはさみ、混走時間では、飯田選手からスタート。
ピット練習を兼ねて関口選手の慣熟走行となった。19号車ウェッズスポーツセリカの最終ベストタイムは、関口選手の出した2分09秒066で、予選総合18位となってしまった。満タン状態で9秒0を叩き出したセリカは決勝への手ごたえを感じていた。後は明日の気温と路面温度次第だった。今年はまだスーパーラップに進出していないが、すこしずつ、良い流れの方向に向かっているように感じる。

<< GT300予選1回目結果 >>
GT300クラス
1位 101号車 apr MR-S          2分06秒665
2位  46号車 宝山 DUNLOP Z        2分06秒885
3位  43号車 ARTA Garaiya        2分06秒891
18位 19号車 ウェッズスポーツセリカ  2分09秒066

■2回目 GT300クラス占有16時10分〜15時25分
天候:曇り  路面状況:ドライ  気温:33度  路面温度:44度


予選2回目は決勝用のタイヤの皮むきや、決勝用のセッティング調整に使われた。

スーパーラップのための走行は、1回目で終了しているため、2回目の走行は予選基準タイムクリアのための時間なので、各チームも第2ドライバーのタイムクリアや、決勝用セッティングのため、目立ったタイムはなかった。今回の作戦は前回同様、他のチームのタイヤ状況が厳しくなると想定して飯田選手が引っ張るだけ引っ張るかあまりペースが上がらない場合はミディアムタイヤを関口選手が装着して後半に勝負をかけるかという2択だった。

19号車ウェッズスポーツセリカは飯田選手が担当、4ラップ走行し、ベストタイムは2分10秒411。走行終了間際にピットストップの練習。以前よりも安定して作業が早くなってきていた。

<< GT300予選2回目結果 >>
GT300クラス
1位 101号車 apr MR-S           2分07秒556
2位 43号車 ARTA Garaiya          2分08秒267
3位 46号車 宝山 DUNLOP Z        2分08秒360
18位 19号車 ウェッズスポーツセリカ  2分10秒411

<< スーパーラップ結果 >>
GT500 クラス
1位 18号車 TAKATA 童夢 NSX 1分54秒306
2位  8号車 ARTA NSX     1分54秒593
3位  1号車 宝山 TOM'S SC430 1分54秒595

 GT300クラス
 1位 101号車 apr MR-S          1分42秒112
 2位 43号車 ARTA Garaiya         1分42秒309
 3位 62号車 WILLCOM ADVAN VEMAC408R  1分42秒350

予選総合


GT300クラス/予選総合
□1回目:2007-06-23|天候:晴|コース:ドライ
□スーパーラップ/2回目:2007-06-23|天候:晴|コース:ドライ
Po. No. Machine
Driver Qualify#1 SuperLap Tire WH
1101apr MR-SS大嶋 和也
石浦 宏明
R 2'06.665R 2'06.584MI60
243ARTA Garaiya
新田 守男
高木 真一
R 2'06.891R 2'06.817MI30
362WILLCOM ADVAN VEMAC408RS柴原 眞介
黒澤 治樹
R 2'07.090R 2'06.818YH
413エンドレスアドバン洗剤革命 ZS影山 正美
藤井 誠暢
R 2'07.282R 2'07.344YH35
546宝山 DUNLOP ZS佐々木 孝太
横溝 直輝
R 2'06.885R 2'07.405DL
62I.M JIHAN CO.LTD・APPLE・ShidenS高橋 一穂
加藤 寛規
R 2'07.063R 2'07.566YH50
74EBBRO 350R
田中 哲也
山崎 信介
R 2'07.684R 2'07.743YH
833HANKOOK NSC PORSCHE
木下 みつひろ
坂本 祐也
R 2'07.013R 2'07.792HK5
988アクティオ ムルシェRG-1S松田 秀士
山西 康司
R 2'07.6432'08.491YH30
1087マルホン ムルシェRG-1
桧井 保孝
余郷 敦
R 2'07.202-YH
1177クスコ DUNLOP スバルインプレッサ
山野 哲也*
青木 孝行
R 2'07.710
DL
127RE 雨宮 RX-7S井入 宏之*
折目 遼
R 2'07.722
YH
135クムホ プロμ マッハ号 320R
玉中 哲二
竹内 浩典*
R 2'07.858
KH

+2

14110GREEN-TEC KUMHO BOXSTER-GTS黒澤 琢弥
光貞 秀俊*
R 2'07.883
KH
1547宝山 DUNLOP Z
脇阪 薫一*
密山 祥吾
2'07.926
DL

+1

1631apr MR-SS峰尾 恭輔*
坂本 雄也
2'08.037
MI
1726ユンケルパワー タイサン ポルシェ
西澤 和之
谷口 信輝*
2'08.451
YH
1819ウェッズスポーツセリカS飯田 章
関口 雄飛*
2'09.066
YH

+2

1911TOTAL BENEFIT・JIM CENTER F360S植田 正幸
菅  一乗*
2'09.531
YH

+2

20666楽天 BOMEX 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎*
2'10.365
YH

+2

21333ADVAN UEMATSU 320R
植松 忠雄*
井上 貴志
2'10.593
YH
2267triple a ガイヤルド RG-3
黒澤 翼*
和田 久
2'16.878
YH
GT300 以上予選通過

■GT 500 CLASS/予選総合
Po. No. Machine
Driver Qualify#1 SuperLap Tire WH
118TAKATA 童夢 NSXS道上 龍
小暮 卓史
R 1'54.383R 1'54.306BS10
28ARTA NSXS伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
R 1'55.010R 1'54.593BS45
31宝山 TOM'S SC430S脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
R 1'55.200R 1'54.595BS5
412カルソニック インパル ZSブノワ・トレルイエ
星野 一樹
R 1'55.876R 1'54.851BS
517REAL NSX
金石 勝智
金石 年弘
R 1'55.293R 1'55.072BS
638ZENT CERUMO SC430S立川 祐路
高木 虎之介
R 1'56.088R 1'55.336BS25
7100RAYBRIG NSXSドミニク・シュワガー
細川 慎弥
R 1'55.726R 1'55.472BS30
823XANAVI NISMO ZS本山 哲
リチャード・ライアン
R 1'55.931R 1'56.097BS60
932EPSON NSXSロイック・デュバル
ファビオ・カルボーン
R 1'55.7401'59.715DL15
1022MOTUL AUTECH ZSミハエル・クルム
松田 次生
R 1'55.613-BS50
113YellowHat YMS モバHO ! TOMICA Z
セバスチャン・フィリップ
柳田 真孝*
R 1'56.267
BS10
126Forum Eng. SC430S片岡 龍也
ビヨン・ビルドハイム*
R 1'56.430
BS20
1325ECLIPSE ADVAN SC430
土屋 武士*
織戸 学
R 1'56.526
YH

+2

1424WOODONE ADVAN Clarion ZSJ.P・デ・オリベイラ*
荒 聖治
R 1'56.732
YH
1539デンソー サード SC430
アンドレ・クート*
平中 克幸
R 1'57.203
BS
1635BANDAI DUNLOP SC430S服部 尚貴*
ロニー・クインタレッリ
1'58.049
DL

+1

GT500 以上予選通過 

両クラスの上位10台は、スーパーラップにより順位を決定

□タイヤ=BS:ブリヂストン/DL:ダンロップ/HK:ハンコック/KH:クムホ/MI:ミシュラン/YH:ヨコハマ

□WH=ウェイトハンディキャップ(kg)/+1:性能引き上げ措置(1ランク)/+2:性能引き上げ措置(2ランク)

□スーパーラップ アタックドライバー:GT500[赤字]GT300[青字]

*=予選1回目のタイムを出したドライバー/()付のドライバーは予選通過基準タイム不足

R=コースレコード

※車名の後ろのS:シード権車両 [+]

ペナルティ:スーパーラップ

※No.22,87は、2007年JAF国内競技車両規則第1編第7章第3条3.1.2) (地上最低高)違反により、SLタイム抹消のペナルティ
 を課す。