鈴鹿サーキット Round6


 2007 AUTOBACS SUPER GT 第6戦
  INTERNATIONAL POKKA 1000km RACE
 練習走行 2007年 8月17日(金)
 公式予選 2007年 8月18日(土)
 決  勝 2007年 8月19日(日)

鈴鹿サーキット Round6 Practice


<< フリー走行 >>

8月17日(金) フリー走行:1回目9:40〜11:10(混走)
             2回目14:20〜15:35(混走)/15:25〜15:40(GT300)
             3回目17:45〜18:45(混走)
天気:晴れ 気温:36度 路面温度:47度


残暑の厳しい鈴鹿、今年は最高気温を記録するほどの暑さになった。

昨年は、GT500クラスとの接触により修理を強いられ、完走するのがやっとだった。
今回のウェッズスポーツセリカは前回、優勝した為、30kgのウェイトを積んでいる。
しかし、燃費で勝負のセリカにとってはウェイトよりも全体のタイムが気になるところである。そして、今回からリア周りをバージョンアップしてきた。デフューザーを延長し、空力特性を良くしてきた。

午前中フリー走行は、飯田選手からのスタート。
3LAP目2分11秒494を記録したが、GT500のコースアウトにより赤旗中断。

ピットに戻り、車高とキャンバーを調整し再スタート。
その後、2回の赤旗中断があり、10分延長の11時20分に午前中のセッションは終了した。19号車ウェッズスポーツセリカは、飯田選手のベストタイムは2分11秒494、関口選手のベストタイムは2分11秒648を記録した。

トップタイムを記録したのは、43号車ARTAGarayaで2分7秒575。
GT300クラスのタイムを見ると、7秒台から13秒台まで幅広く、各チームの戦略を窺わせるタイムであった。

<< GT300 午前中のフリー走行結果 >>
1位 43号車 ARTA Garaiya            2分07秒575
2位 62号車 WILLCOM ADVAN VEMAC408R       2分07秒751
3位 26号車 ユンケルパワー タイサン ポルシェ  2分08秒150
17位 19号車 ウェッズスポーツセリカ     2分11秒494

午後からのセッションも飯田選手からのスタート。

気温37度、路面温度57度と路面コンディションが悪かったが、低燃費設定のセリカではレースラップを考えると2分12秒台から13秒台のタイムがベストと予想していた。

飯田選手のベストタイムは2分10秒936、関口選手2分9秒599でレースラップ予想に近いタイムで走行できた。

<< GT300 午後のフリー走行結果 >>
1位  2号車 プリヴェKENZOアセット・紫電   2分07秒678
2位 46号車 宝山 DUNLOP Z         2分07秒748
3位 26号車 ユンケルパワー タイサン ポルシェ   2分07秒800
14位 19号車 ウェッズスポーツセリカ      2分09秒599

夕方から3回目の走行。気温も下がり始め、鈴鹿1000km特有のナイトセッションが始まった。スタートは飯田選手。まだ明るいうちからの走行になる。

コンスタントに11秒台で走行するも、決勝を想定して、少し燃費的にペースを落とせざる終えないような走行となった。

前回の優勝でウェイトを積んでいるので予選は出来るだけ上を狙いたいが、タイヤ使用制限もあり、このまま予選のセッティングを煮詰める為、関口選手に交代する。

午後6時10分になるとライトONの指示が出て全車ライトを点けての走行が始まる。SUPER GTとしては年に1回のナイトセッションは見ている者からすればきれいな走行場面に違いない。

ナイトセッションのベストタイムは飯田選手2分11秒067、関口選手2分10秒437。スーパーラップには届きそうもない。

<< GT300 ナイトセッションのフリー走行結果 >>
1位 43号車 ARTA Garaiya          2分06秒102
2位 101号車 TOY STORY Racing apr MR-S   2分07秒697
3位 26号車 EBBRO 350R           2分07秒806
14位 19号車 ウェッズスポーツセリカ  2分10秒437

鈴鹿サーキット Round6 Qualifying Certifications


■公式予選結果

予選1回目:15位  2分08秒764
スーパーラップ:--
予選総合:15位  2分08秒764

■開催日:2007年 8月18日

天 候:晴
観客動員数:予選 21,000人
監督:坂東正明
■コース:鈴鹿サーキット
(全長5.807km)
路面コンディション:ドライ
車 名:ウエッズスポーツセリカ
<GT300クラス ゼッケン19>
ドライバー:飯田 章/関口 雄飛
チーム:WedsSportRacingTeam with BANDOH

<< 公式予選 >>

■1回目 10:00〜10:20(GT300)/10:40〜11:00(混走)
天候:晴  路面状況:ドライ  気温:35度  路面温度:45度


予選アタックドライバーは関口選手。GT300占有時間はニュータイヤでアタック、2LAP目に2分8秒839のタイムを出して7位。このときのトップタイムは101号車 TOY STORY Racing apr MR-Sで2分7秒180。しばらく他車の様子を見る。

予選開始10分後再度アタック、自己ベストを更新し2分8秒764を記録したが、結果はクラス15位で終了した。

混走時間は飯田選手が担当し、決勝のセットアップを煮詰めていく。飯田選手のベストタイムは2分11秒365。スーパーラップ進出にはならなかった。

<< GT300予選1回目結果 >>
GT300クラス
1位  43号車 ARTA Garaiya           2分06秒696
2位  62号車 WILLCOM ADVAN VEMAC408R     2分07秒005
3位  13号車 エンドレスアドバン洗剤革命 Z  2分07秒021
15位 19号車 ウェッズスポーツセリカ    2分08秒764

■2回目 GT300クラス占有14時15分〜14時35分
天候:晴れ  路面状況:ドライ  気温:32度  路面温度:48度


決勝セットの確認の為、関口選手が走行する。フロントの空力パーツの変更等を試し、ベストタイムは2分10秒842。トップタイムは43号車ARTAGarayaで2分8秒525を記録した。

<< GT300予選2回目結果 >>
GT300クラス
1位 43号車 ARTA Garaiya            2分08秒525
2位  7号車 RE雨宮 ADVAN RX−7     2分08秒920
3位  2号車 プリヴェKENZOアセット・紫電  2分09秒014
5位 19号車 ウェッズスポーツセリカ      2分10秒824




■スーパーラップ GT300クラス15時00分〜
天候:曇り  路面状況:ドライ  気温:32度  路面温度:48度


<< スーパーラップ結果 >>
GT500 クラス
1位  3号車 YellowHat YMS モバHo ! TOMICA Z 1分55秒781
2位 32号車 EPSON NSX            1分55秒898
3位 25号車 ECLIPSE ADVAN SC430       1分55秒919
 
 GT300クラス
 1位  2号車 プリヴェKENZOアセット・紫電  2分06秒838
 2位 43号車 ARTA Garaiya          2分06秒995
 3位 13号車 WILLCOM ADVAN VEMAC408R    2分07秒246
 15位 19号車 ウェッズスポーツセリカ   2分08秒764

予選総合


GT300クラス/予選総合
□1回目:2007-08-18|天候:晴|コース:ドライ
□スーパーラップ/2回目:2007-08-18|天候:晴|コース:ドライ
Po. No. Machine
Driver Qualify#1 SuperLap Tire WH
12プリヴェKENZOアセット・紫電S高橋 一穂
加藤 寛規
吉本 大樹
2'07.1542'06.838YH50
243ARTA Garaiya
新田 守男
高木 真一
2'06.6962'06.995MI10
362WILLCOM ADVAN VEMAC408RS柴原 眞介
黒澤 治樹
2'07.0052'07.246YH
413エンドレスアドバン洗剤革命 ZS影山 正美
藤井 誠暢
2'07.0212'07.346YH15
526ユンケルパワー タイサン ポルシェ
谷口 信輝
ドミニク・ファーンバッハー
西澤 和之
2'07.5972'07.522YH
631DOUBLE HEAD apr MR-SS峰尾 恭輔
坂本 雄也
2'07.3322'07.553MI
7101TOY STORY Racing apr MR-SS大嶋 和也
石浦 宏明
2'07.1802'07.817MI80
87RE 雨宮 ADVAN RX-7S井入 宏之
折目 遼
山野 直也
2'07.7222'07.947YH
95クムホ プロμ マッハ号 320R
玉中 哲二
竹内 浩典
澤 圭太
2'07.6742'08.222KH
1077クスコ DUNLOP スバルインプレッサ
山野 哲也
青木 孝行
小林 且雄
2'07.330タイム抹消DL
1146宝山 DUNLOP ZS佐々木 孝太*
横溝 直輝
2'07.791
DL5
124EBBRO 350R
田中 哲也*
山崎 信介
渡辺 明
2'07.888
YH5
1355DHG ADVAN FORD GT
池田 大祐
番場 琢*
福山 英朗
2'07.903
YH

+2

1411TOTAL BENEFIT・JIM CENTER F360S植田 正幸
菅  一乗*
松田 秀士
2'08.588
YH

+2

1519ウェッズスポーツセリカS飯田 章
関口 雄飛*

2'08.764
YH30
16110GREEN-TEC KUMHO BOXSTER-GTS黒澤 琢弥
光貞 秀俊*
2'08.770
KH
1747宝山 DUNLOP Z
脇阪 薫一
密山 祥吾*
2'08.811
DL25
1833HANKOOK NSC PORSCHE
木下 みつひろ*
坂本 祐也
2'09.258
HK10
19333ADVAN UEMATSU 320R
植松 忠雄
阪口 良平*
井上 貴志
2'09.374
YH
20111KUMHO GREEN-TEC BOXSTER-GT
菊地 靖*
Guts 城内
壺林 貴也
2'09.375
KH
21666楽天 BOMEX 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
下山 征人*
2'09.458
YH

+2

229LEYJUN DUNLOP MT900
田中 勝喜
筒井 克彦
OSAMU*
2'10.237
DL
2370ノマド・GAIKOKUYA・ADVANGT3-RS
石橋 義三
小泉 洋史*
Akazame Oyaji
2'12.579
YH
2467triple a ガイヤルド RG-3
(黒澤 翼)
和田 久*
(古谷 直広)
2'15.881
YH
GT300 以上予選通過

■GT 500 CLASS/予選総合
Po. No. Machine
Driver Qualify#1 SuperLap Tire WH
13YellowHat YMS モバHO ! TOMICA Z
セバスチャン・フィリップ
柳田 真孝
1'56.2001'55.781BS10
232EPSON NSXSロイック・デュバル
ファビオ・カルボーン
1'55.8171'55.898DL20
325ECLIPSE ADVAN SC430
土屋 武士
織戸 学
1'56.2641'55.919YH

+2

438ZENT CERUMO SC430S立川 祐路
高木 虎之介
1'56.5121'56.115BS15
58ARTA NSXS伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
井出 有治
1'56.2841'56.119BS100
6100RAYBRIG NSXSドミニク・シュワガー
細川 慎弥
1'56.4051'56.259BS40
717REAL NSX
金石 勝智
金石 年弘
伊沢 拓也
1'56.2941'56.322BS
818TAKATA 童夢 NSXS道上 龍
小暮 卓史
1'56.1411'56.600BS50
96Forum Eng. SC430S片岡 龍也
ビヨン・ビルドハイム
1'56.3791'57.369BS
1012カルソニック インパル ZSブノワ・トレルイエ
星野 一樹
ジェレミー・デュフォア
1'55.981タイムなしBS10

+1

111宝山 TOM'S SC430S脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー*
オリバー・ジャービス
1'56.867
BS
1235BANDAI 00 DUNLOP SC430S服部 尚貴*
ピーター・ダンブレック
ロニー・クインタレッリ
1'56.896
DL

+2

1323XANAVI NISMO ZS本山 哲*
リチャード・ライアン
安田 裕信
1'56.910
BS20
1422MOTUL AUTECH ZSミハエル・クルム*
松田 次生
1'57.084
BS10
1524WOODONE ADVAN Clarion ZSJ.P・デ・オリベイラ*
荒 聖治
1'57.565
YH30
1639デンソー サード SC430
アンドレ・クート*
平中 克幸
1'57.903
BS
GT500 以上予選通過 

両クラスの上位10台は、スーパーラップにより順位を決定

□タイヤ=BS:ブリヂストン/DL:ダンロップ/HK:ハンコック/KH:クムホ/MI:ミシュラン/YH:ヨコハマ

□WH=ウェイトハンディキャップ(kg)/+1:性能引き上げ措置(1ランク)/+2:性能引き上げ措置(2ランク)

□スーパーラップ アタックドライバー:GT500[赤字]GT300[青字]

*=予選1回目のタイムを出したドライバー/()付のドライバーは予選通過基準タイム不足

※車名の後ろのS:シード権車両 [+]

○No.67は、SGT-SpR第25条11により、決勝レースへの出場を認めた。

※No.77 国内競技車両規則第7章第3条3.1.2 (地上最低高)違反により、SLタイム抹消のペナルティを課す。