マレーシア・セパンサーキット Round4


 2009 AUTOBACS SUPER GT 第4戦 SUPER GT
       INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA
 公式予選 2009年6月20日(土)
 決  勝 2009年6月21日(日)


マレーシア・セパンサーキット Round4 Race


■決勝結果結果

フリー走行: 
決勝結果:2位

■開催日:2009年6月21日

天 候:
観客動員数:決勝30,586人
監 督:坂東 正敬

■コース :マレーシア・セパンサーキット(全長5.543km)
路面コンディション:ドライ
車 名:ウェッズスポーツIS350
<GT300クラス ゼッケン19>
ドライバー:織戸 学/片岡 龍也
チーム:WedsSportRacingTeam with BANDOH

<< フリー走行 >>
天候:曇  路面状況:ドライ  気温:30度  路面温度:34度


朝から激しい雨が降ってきた。今日の決勝は序盤戦に雨の予報が出ている。

フリー走行には雨が上がりドライ路面になっていたが、走行前の点検でトラブルが発生した。
スターターが回らないトラブルで午前中の走行は出来なかった。
しかし、メカニックの懸命な努力で決勝前、8分間ウォームアップ走行には必ず間に合わす。

フリー走行のトップは2号車紫電で2分11秒699となった。

<< 決勝 >>
天候:曇  路面状況:ドライ  気温:30度  路面温度:37度


相変わらず、雲は多いが路面はドライ。

スタートドライバーは織戸選手、昨年の無念を晴らすべく3番手からのスタートとなる。



オープニングラップは順調に3番手を行くが、2番手の11号車ジムゲイナーF430は他車と接触し、19号車ウェッズスポーツIS350は2番手に浮上する。しかし、今回特別参加のマレーシアチーム69号車がストレートの速さを活かし、1LAP目から3番手まで浮上し、19号車ウェッズスポーツIS350の背後まで迫ってきた。
4LAP目には先行を許すが、織戸選手の冷静且つベテランの走りで5LAP目には再度2番手を奪い取った。








その後、前を行く46号車SロードモーラZと激しいバトルを展開、8LAP目に19号車ウェッズスポーツIS350はトップに立つ。

19号車ウェッズスポーツIS350の織戸選手は順調に2番手に3秒以上のマージンを築きつつトップを走行するが、予選の違反により、最後尾スタートとなった2号車紫電が11LAP目には2番手まで浮上してきた。

最後尾からこのポジションまで上げてきたのは昨年の菅生で最後尾から2位でゴールした ダイシンZと、もてぎで最後尾からテールtoウィンを果たした19号車ウェッズスポーツIS350だけだった。

しかし、織戸選手の走りで20LAP目に2号車紫電がピットに入るまでトップを譲らなかった。25LAP目にトップのまま、19号車ウェッズスポーツIS350はピットに入り片岡選手と交代する。








メカニックの懸命な努力により、午前中に起こったスタータートラブルも無く、19号車ウェッズスポーツIS350はピットを後にした。

しかし、ピット作業も最速で終わり完璧なピット作業にもかかわらず、2号車紫電にトップを明け渡してしまった。
このとき、2号車紫電のタイムは2分11秒〜12秒台の驚異的なタイムで19号車ウェッズスポーツIS350を追い詰めていた。

30LAP目には各車のピット作業も落ち着き、トップは2号車紫電、2番手に19号車ウェッズスポーツIS350、3番手には今回もタイヤ無交換で走行する7号車雨宮7となる。

片岡選手は懸命に2号車紫電を追いかけ一時は2秒台まで差を詰めていたが、2号車紫電はその後も11秒台を連発して19号車ウェッズスポーツIS350との差を広げていった。
50LAP目にチェッカーフラッグが振られ19号車ウェッズスポーツIS350は2番手でゴールとなった。






今回のレースはウェイトの重い中、表彰台を獲得できたことはチームにとってとても有意義なレースとなり、また今後のレース展開において、チャンピオン争いの中で有利にたったレースとなる。

次戦菅生では30kgの追加ウェイトと性能調整のウェイトが載せられるとおもうが、表彰台を目指し頑張って行きたいとチーム一同考えながら、マレーシアの地を後にした。

決勝 コメント


織戸 学
ドライバー:
織戸 学
朝のフリー走行は走れませんでしたが、急遽セット変更をしたところ、8分間のウォームアップ走行で良い方向のセットアップになり、序盤で早めに順位を上げたかったが、ストレートの速いマシンに引っかかり思うようには行かせて貰えなかった。

しかし、レース内容としてはとても良かったと思う。2位でのゴールはチャンピオンシップに向けて絶好のポジションだった。

片岡 龍也
ドライバー:
片岡 龍也
急遽決めたセットが決まり、時間の無い中でメカニックが準備をしてくれた。

順調にトップを狙える位置にはいたと思いますが、マシンのウェイトを考えると現実的には優勝は厳しいターゲットだった。

しかし、最後まで優勝を狙えるポジションでレースが出来たことは100点以上のレースだったと思います。

坂東 正敬
監督:
坂東 正敬
結果2位には満足していますが、もちろん少し反省点はあります。
ただ、両ドライバーやPIT作業にはミスが無く、チームに感謝しています。

スタータートラブルで午前中のフリー走行が走れませんでしたが、レース中のトラブルではなかったので良かったです。

今後は必ず、7号車と43号車の前でチェッカーを受け、もっと強いチームにしたいですね。
今回の目標はリベンジだったので目標は達成しました(笑)
シリーズランキングトップではないですが、菅生もチャレンジャーとしてがんばります。


総合結果


■GT300クラス/決勝
2009-06-21 | スタート 16:00 | 天候:曇 | コース:ドライ | マレーシア・セパンサーキット:5.543km
Po. No. Machine Driver Time Diff Laps Tire WH
12I.M JIHAN CO.LTD・APPLE・Shiden加藤 寛規
吉本 大樹
1:52'35.70850YH22
519ウェッズスポーツIS350織戸 学
片岡 龍也
0'09.68550YH58
37M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7谷口 信輝
折目 遼
0'53.06450YH74
446エスロード MOLA Z星野 一樹
柳田 真孝
1'03.27350YH40
566triple a ムルシェ RG-1山西 康司
余郷 敦
1'29.19150YH
631avex apr COROLLA Axio坂本 雄也
山内 英輝
1Lap49YH12
752KUMHO TIRE  SHIFT  IS350佐々木 孝太
山野 直也
1Lap49KH6
811JIMGAINER ADVAN F430田中 哲也
平中 克幸
1Lap49YH32
910JIMGAINER ADVAN F360植田 正幸
川口 正敬
1Lap49YH
1043ARTA Garaiya新田 守男
高木 真一
1Lap49MI82
11111石松 with ARKTECH GT3池田 大祐
東 徹次郎
7laps47KH
125マッハGOGOGO車検320Rマッハ号玉中 哲二
赤鮫 オヤジ
10laps44YH2
1369雷アジア MT900Rメルビン・チュー
マーティン・ショート
10laps44YH
14666FieLDS BOMEX 320R周防 彰悟
山下 潤一郎
14Laps40KH
1587giraffa ガイヤルド RG-3井入 宏之
和田 久
14Laps40YH
1674COROLLA Axio apr GT井口 卓人
国本 雄資
16Laps38MI22
GT300 規定周回数:35

88triple a ガイヤルド RG-3松田 秀士
坂本 祐也
51Laps3YH

26AMPREX タイサンポルシェ黒澤 治樹
筒井 克彦
54Laps0YH20

81ダイシン アドバン Ferrari青木 孝行
藤井 誠暢
DNS
YH40


■GT 500 CLASS/決勝
2009-06-21 | スタート 16:00 | 天候:曇 | コース:ドライ | マレーシア・セパンサーキット:5.543km
Po. No. Machine Driver Time Diff Laps Tire WH
13HASEMI TOMICA EBBRO GT-Rロニー・クインタレッリ
安田 裕信
1:52:02.01054MI8
217KEIHIN NSX金石 年弘
塚越 広大
0'11.49454BS22
38ARTA NSXラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
0'16.20654BS44
4100RAYBRIG NSX井出 有治
細川 慎弥
0'16.56554BS6
524HIS ADVAN KONDO GT-RJ.P・デ・オリベイラ
荒 聖治
0'34.78954YH62
636PETRONAS TOM'S SC430脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
0'35.11554BS60
712IMPUL カルソニック GT-R松田 次生
セバスチャン・フィリップ
0'40.16354BS38
81MOTUL AUTECH GT-R本山 哲
ブノワ・トレルイエ
0'40.39754BS40
935KRAFT SC430石浦 宏明
大嶋 和也
1'23.09954BS24
1038ZENT CERUMO SC430立川 祐路
リチャード・ライアン
2'01.67654BS54
1132EPSON NSXロイック・デュバル
中山 友貴
2'23.69754DL18
1218ROCKSTAR 童夢 NSX道上 龍
小暮 卓史
1Lap53BS42
1339DUNLOP SARD SC430アンドレ・クート
平手 晃平
1Lap53DL4
146ENEOS SC430伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
7Laps47BS28
GT500 規定周回数:37

タイヤ=BS:ブリヂストン/DL:ダンロップ/KH:クムホ/MI:ミシュラン/YH:ヨコハマ

WH=ウェイトハンディキャップ(kg)

開始時刻:16:04'09/終了時刻:17:56'11

出走台数:32台/完走台数:30台

決勝ベストラップ
GT500 - 2'01.369 : No.6 ENEOS SC430 (伊藤大輔)
GT300 - 2'11.971 : No.2 I.M JIHAN CO.LTD・APPLE・Shiden (吉本大樹)

No.12 ドライビングスルーペナルティ

No.38 ドライビングスルーペナルティ/競技結果に30秒追加

No.31 ドライビングスルーペナルティ