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Round.8 MOTEGI RACE REPORT


2012 AUTO BACS SUPER GT [MOTEGI 250km RACE]

1144953 1 2x 1144953 2 2x 1144953 3 2x 1144953 4 2x 1144953 5 2x 1144953 6 2x 1144953 7 2x 1144953 8 2x 1144953 9 2x
  • 1144953 1 2x
  • 1144953 2 2x
  • 1144953 3 2x
  • 1144953 4 2x
  • 1144953 5 2x
  • 1144953 6 2x
  • 1144953 7 2x
  • 1144953 8 2x
  • 1144953 9 2x

■開催日:2012年10月27日〜10月28日
■コース:ツインリンクもてぎ(全長4.801km)
■天候:<予選> 晴 <決勝> 雨
■路面コンディション:<予選>ドライ <決勝>ウエット
■チーム:LEXUS TEAM WedsSport BANDOH
■車名:WedsSport ADVAN SC430
■ドライバー:荒 聖治 / アンドレ・クート
■監督:坂東 正敬
■観客動員数:予選 12,500人/ 決勝 27,000人


雨の最終ラウンド 5 位でチェッカーを受けシリーズを締めくくる。


最終ラウンドをツインリンク茂木に移し開催された第8 戦は、チームにとって集大成といえる決戦となった。
第6 戦、第7 戦と2 戦連続で表彰台に上がる実力をつけたLEXUS TEAM WedsSport BANDOH。500 クラスにステップアップを果たし、重ねてきた地道な努力が実を結び、マシンがいい仕上がりを見せ、迎えた最終ラウンドは、ノ―ウエイトのイコールコンディションでの決戦となるが、19 号車WedsSport ADVANSC430 は、ノックアウト予選ではQ3 まで勝ち進み6 番手グリッドをゲット。雨の決勝では、混戦を乗り切り5 位でチェッカーを受ける。
チームポイント&ドライバーランキングを9 位で2012 年のシーズンを占めくることとなった。


予選 [MOTEGI 250km RACE]

10月27日(土) 予選【予選:Q1/11 位1'42.501 Q2/3 位 1'42.141 Q3/6 位 1'42.159】

□公式予選 天候:晴 | コース:ドライ | 気温/路面温度 Q1 開始時20℃/30℃、Q3 終了時19℃/26℃


秋冷の心地よい空気感と透き通った青空のした、午前9時30 からフリー走行が行われた。このところ右肩上がりの19 号車WedsSport ADVAN SC430 は、このフリー走行でも走り出しから好調な滑り出しを見せた。
マシンをまずドライブした荒聖治選手は、走り出し10 分のコメントでは「車のバランスいいよ」とコメントを残しており、そのフリー走行では、1'42.555 のタイムで6 番手に。予選を占う結果としては、まずまずの結果となった。


そして、ピットウォークを挟んで、14 時からオンタイムでノックアウト予選が始まった。
まずは300 クラスの予選が始まり、その様子をモニターで伺いながら、戦闘態勢を整えた荒聖治選手がQ1 アタッカーだ。300 クラスに続いて14 時15 分から500 クラスのQ1 が始まったが、19 号車WedsSport ADVAN SC430 を操る荒聖治選手を含めてライバル達は一向にコース向かう様子がない。
そしてQ1 が始まり3 分が経過したところで36 号車、35 号車がコースイン。それに続いて荒聖治選手もピットを後にした。5 分を経過したところで全てのマシンが顔を連ね、やっとQ1 をアタックすることとなる19号車WedsSport ADVAN SC430 は最初のアタックで9 番手タイム1’42.501 をマーク。
この時点でQ2 圏内にいたものの、目まぐるしく変わるランキングに11 位までドロップすることとなるが、Q2 への切符を手にした。


続いてQ2 アタッカーはアンドレ・クート選手。Q2 では、Q1 を勝ち抜いた11 台から7 台に絞り込まれることとなるが、アンドレ・クート選手は見事にこれを攻略し3 番手タイム1'42.141 を叩きだしピットに19 号車WedsSport ADVAN SC430 を戻す。
そして、タイムを出した喜びをピットクルーと抱き合って喜びQ3 へのタスキを荒聖治選手につないだ。


いよいよQ3 セッションへと駒を進めた19 号車WedsSport ADVAN SC430 は荒聖治が最後のアタッカーだ。
Q3 セッション開始は牽制し合うような静かなサーキットに応援団の声だけが響くような状況。そして、静寂を破るように残り時間7 分が経過したところで、ライバル達は次々とコースへ。これに続いて19 号車WedsSport ADVAN SC430 もゆっくりとピットロードからコースインしアタック開始。
精鋭7 台による決着は目まぐるしく変わるタイミングモニターに映し出されるが、19 号車WedsSport ADVAN SC430は1'42.159 のタイムで見事に5 番グリッドを獲得した。


最終戦のポールシッターは、同じLEXUS 勢の38 号車ZENT CERUMO SC430、2 位は同じくLEXUS勢の6 号車ENEOS SUSTINA SC430、3 位23 号車MOTUL AUTEC GT-R。



予選順位

9月29日(土) 14:00〜
天気:雨|路面:ウエット|気温:15度|路温:19度

Po No Machine Driver
Q1 Q2 Q3 Tire WH
138ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430 / RV8KG
s立川 祐路
平手 晃平
R 1'41.434


R 1'41.572
R 1'40.982

BS
26ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430 / RV8KG
s伊藤 大輔
大嶋 和也
R 1'41.280


R 1'41.139
R 1'41.045

BS
323MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R / VRH34B
s本山 哲
ミハエル・クルム
R 1'42.008


R 1'42.374
R 1'41.735

BS
4100RAYBRIG HSV-010
Honda HSV-010 GT / HR10EG
s伊沢 拓也
山本 尚貴
R 1'42.010


R 1'42.296
R 1'41.761

BS
518ウイダー HSV-010
Honda HSV-010 GT / HR10EG
s小暮 卓史
カルロ・ヴァン・ダム
R 1'42.037


R 1'42.441
R 1'41.908

BS
619WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430 / RV8KG
s荒  聖治
アンドレ・クート
R 1'42.501


R 1'42.141
R 1'42.159

YH
71S Road REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R / VRH34B
s柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ

R 1'42.003
R 1'42.159


R 1'42.203
MI
812カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R / VRH34B
s松田 次生
J.P・デ・オリベイラ

R 1'42.205
R 1'42.656



BS
939DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430 / RV8KG
s脇阪 寿一
石浦 宏明

R 1'41.984
R 1'42.775



MI
1017KEIHIN HSV-010
Honda HSV-010 GT / HR10EG
s金石 年弘
塚越 広大

R 1'41.986
R 1'42.813



BS
1136PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430 / RV8KG
s中嶋 一貴
ロイック・デュバル
R 1'42.154


R 1'43.301


BS37
1235KeePer Kraft SC430
LEXUS SC430 / RV8KG
s国本 雄資
アンドレア・カルダレッリ

R 1'42.562




BS
138ARTA HSV-010
Honda HSV-010 GT / HR10EG
sラルフ・ファーマン
小林 崇志
R 1'42.963





BS
1432EPSON HSV-010
Honda HSV-010 GT / HR10EG
s道上 龍
中山 友貴
R 1'43.322





DL
1524D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R / VRH34B
s安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
1'51.730





YH
GT500 以上予選通過


ノックアウト方式予選により順位を決定


タイヤ=BS:ブリヂストン/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/YH:ヨコハマ

WH=ウェイトハンディキャップ(kg)

R=コースレコード

車名の後ろのS:シード権車両=シード権車両は、全ての参加条件が満たされている限り決勝レースへの出場が保証される。


Q1開始時刻 14:15'00 終了時刻 14:30'00
Q2開始時刻 14:50'00 終了時刻 15:00'00
Q3開始時刻 15:25'00 終了時刻 15:35'00


No.39 訓戒:2012 SGT SpR 第30条1-b (他の競技車両のコースアウトを強いるもの)による。


決勝 [MOTEGI 250km RACE]

■10月28日(日)決勝 【5位】

□天候:雨 | コース:ウエット | 気温15 度 | 路面温度18 度


今シーズンを締めくくる決勝日はまたもや雨となった。
朝一は薄日が差していたものの弱い雨が路面を叩いた。しかし、その雨も9 時からのサーキットサファリには止んだが、午後からの決勝レースには、雨になるため、そのためのタイヤマネージメントとピットシュミレーション、さらには最後のマシンセッティングなど慌ただしく行いながらも、9 時15 分からのフリー走行では、アンドレ・クート選手が1’43.373 でトップタイムをマークし、決勝への弾みをつけた。


そして、ピットウォークを挟み、12 時55 分から雨がそぼ降る中、スタート進行が行われた後、14 時に最終戦の幕が上がった。この頃になると雨はだいぶ小降りになるが、セーフティーカーが2 ラップを先導したのち3 ラップ目には戦列を離れ、実質的にレースが始まった。レースが開始された1 コーナー侵入でウオータースクリーンの中に消えていく19 号車WedsSport ADVAN SC430 は、グリッドどおりのオーダーでポジションをキープ。
しかし4 ラップ目にはもつれるレースに9 位にドロップしてしまう。だが、タイヤコンディションが徐々に上がってきくるにつれ、5 ラップ目には7 位、6 ラップ目には6 位にポジションを回復し、11 ラップを超えたころには怒涛の追い上げで3 位にポジションアップ。


そして、前を行く1 号車に迫る勢いを見せるが、ポジションを上げるまでには至らず、レースの折り返し地点にきてもそのオーダーは変わらず、トップは38号車、1 号車、19 号車WedsSport ADVAN SC430.これに続いて、7 秒後ろにダンロップユーザーの32 号車という図式でレースを展開。しかし、ピットインするチームが出始めるとレースは動き始める。


33 ラップ目に2 位の1 号車がピットイン。続いて34 ラップ目に19 号車WedsSport ADVAN SC430がピットインし、後半戦を荒聖治が担う。そして翌35 ラップ目にはトップの38 号車がピットイン。
ここでトップの38 号車、1 号車、39 号車がタイヤ無交作戦でピットタイムを最小限に抑え、32 号車も2輪だけタイヤを交換。しかし、19 号車は後半戦を見据えた作戦でタイヤを4 輪交換しピットアウト。一連のピットインが済んだ頃には、トップは変わらず38 号車が死守し、19 号車WedsSport ADVAN SC430 は、5 位にポジションを置くことになる。


トップを含めたライバル達は、レース終盤が近づくにつれ、ラップタイムが落ちてくる。荒聖治選手はニュータイヤを武器にレース後半の荒れた路面を攻略しながら追い上げを図るが、後半戦、レースが大きな動きを見せることなく、19 号車WedsSport ADVAN SC430 は5 位でチェッカーを受けることとなり、2012 年のSUPER GT シリーズに幕を閉じた。


最終ラウンドの優勝は、ポールto フィニッシュで38 号車ZENT CERUMO SC430、2 位1 号車S RordREITO MOLA GT-R、3 位32 号車EPSON HSV-010 となった。


LEXUS TEAM WedsSport BANDOH は、最終ラウンドを終えて、シリーズランキング9 位。昨年のランキングが13 位。成長が目覚ましいシーズンとなった。



決勝後のコメント


荒 聖治選手

前回の2 戦で表彰台に上がれるレースでしたので、いい感触で今回のレースに臨みました。
全てのマシンがノ―ウエイトということで開幕戦と同じ状態ですので、難しいレースになるかと思っていました。しかし、予選では6 位、決勝では5 位。上位でレースができたのは、チームが良くなってきた証拠。
レースは今考えれば、もっとピット戦略を考えればよかったのかもしれませんが、でも大きなミスもなくチェッカーを受けられたし。安定して戦える力がついてきたので、来年につながると思っています。
1 年間、有難うございました。


アンドレ・クート選手

僕のスティントは、走り始めにタイヤが温まりにくくポジションを下げましたが、徐々に速いペースで攻められるようになり、3 位まで浮上し、その順位のままセイジにバトンタッチすることができました。
残念ながら戦略的にライバルに勝てず5 位フィニッシュに甘んじましたが、最終戦でポイントを獲得できたことは良かったですね。本当に多くのファンの応援に背中を押されながらシーズンを闘うことができました。有難うございました!


坂東 正敬監督

5 位でした。
結果から言いますとタイヤ無交換でもいけました。しかし、僕の判断で勝負に出ました。もし?雨が強くなってれば・・・と思ったのです。なので僕の采配ミスです。タラればが無い世界なので今後に生かします。
ノーウエイトでの予選6 位は横浜ゴムの進化と荒の開発能力と横浜ゴムのスタッフのがんばりとメカニックの的確な作業と後半速いクートと応援してくれるファンの皆様の力だと思っております。
フリー走行のトップタイムはレースでは使わないソフト方向のドライタイヤでした。何事もトップは良いですね。チーム力はシリーズ9 位ですが良い方向に進んでいます。レクサスの中でもチームポイントでトムスに2 ポイント差まで詰める事が出来ました。今後は500 の中でもっと存在感が出せるよう精いっぱい努力していきたいと思います。
JAF GPはクートの代わりにマリーノ・フランキッティが走ります。富士は調子が良いので表彰台に上がりたいです。
今後とも応援よろしくお願いします。1 年間ありがとうございました。


決勝順位

10月28日(日) 14:00〜(53Lap)
天気:雨|路面:ウエット|気温:15℃|路温:18℃

Po No Machine Driver
Time&Diff Laps BestLap Tire WH
138ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430 / RV8KG
立川 祐路
平手 晃平
1:44'17.503531'52.550BS
21S Road REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R / VRH34B
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
0.138531'52.380MI
332EPSON HSV-010
Honda HSV-010 GT / HR10EG
道上 龍
中山 友貴
10.450531'51.792DL
439DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430 / RV8KG
脇阪 寿一
石浦 宏明
24.682531'52.467MI
519WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430 / RV8KG
荒  聖治
アンドレ・クート
29.570531'52.500YH
623MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R / VRH34B
本山 哲
ミハエル・クルム
1'02.600531'53.019BS
718ウイダー HSV-010
Honda HSV-010 GT / HR10EG
小暮 卓史
カルロ・ヴァン・ダム
1'03.547531'53.881BS
836PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430 / RV8KG
中嶋 一貴
ロイック・デュバル
1'10.912531'53.644BS37
9100RAYBRIG HSV-010
Honda HSV-010 GT / HR10EG
伊沢 拓也
山本 尚貴
1'13.025531'53.749BS
1012カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R / VRH34B
松田 次生
J.P・デ・オリベイラ
1'20.210531'53.526BS
1124D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R / VRH34B
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
1'32.666531'53.531YH
126ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430 / RV8KG
伊藤 大輔
大嶋 和也
1'33.320531'53.216BS
138ARTA HSV-010
Honda HSV-010 GT / HR10EG
ラルフ・ファーマン
小林 崇志
1Lap521'53.873BS
GT500 規定周回数:37
35KeePer Kraft SC430
LEXUS SC430 / RV8KG
国本 雄資
アンドレア・カルダレッリ
28Laps251'54.250BS
17KEIHIN HSV-010
Honda HSV-010 GT / HR10EG
金石 年弘
塚越 広大
32Laps211'53.736BS


タイヤ=BS:ブリヂストン/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/YH:ヨコハマ

WH=ウェイトハンディキャップ(kg)

開始時刻:14:00'00/終了時刻 : 15:44'17

出走台数:15台/完走台数:13台

※降雨のため、SC後方からのスタートとした。


決勝ベストラップ: 1'51.792 No.32 EPSON HSV-010/中山 友貴

No.6 2012 SGT-SpR 第30条1.a.(接触行為)により、ドライビングスルーペナルティを課した。