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Round.2 FUJI RACE REPORT


2015 AUTO BACS SUPER GT [FUJI GT 500km RACE]

1144953 1 2x 1144953 2 2x 1144953 3 2x 1144953 4 2x 1144953 5 2x 1144953 6 2x 1144953 7 2x 1144953 8 2x 1144953 9 2x 1144953 10 2x 1144953 10 2x 1144953 10 2x
  • 1144953 1 2x
  • 1144953 2 2x
  • 1144953 3 2x
  • 1144953 4 2x
  • 1144953 5 2x
  • 1144953 6 2x
  • 1144953 7 2x
  • 1144953 8 2x
  • 1144953 9 2x
  • 1144953 10 2x
  • 1144953 11 2x
  • 1144953 12 2x

■開催日:2014年 5月 2日〜 5月 3日
■コース:富士スピードウェイ(全長4.563km)
■天候:<予選> 晴 <決勝> 晴
■路面コンディション:<予選>ドライ <決勝>ドライ
■チーム:LEXUS TEAM WedsSport BANDOH
■車名:WedsSport ADVAN RC F
■ドライバー:脇阪 寿一 / 関口 雄飛
■監督:坂東 正敬
■観客動員数:予選 33,500人/ 決勝 58,000人


SUPER GT 第2戦が富士スピードェイで開催された。毎年ゴールデンウイークに開催される「FUJI GT 500km RACE」はシリーズ戦のうち最も多い入場者数を誇るラウンドだ。


Lその華やかなレースウイークは、初夏を思わせるような気温と天気に恵まれ、まさに行楽日和という言葉がふさわしい大会となった。LEXUS TEAM WedsSport BANDOHは予選では、決勝を見据えた戦略で15位に甘んじるが、決勝では、その戦略が功を奏し7位でフィニッシュし2戦連続でポイントをゲットした。

予選 [FUJI GT 500km RACE]

■ 5月 2日(土)予選 【15位/1分29秒616】

天候:晴 | コース:ドライ | 気温 25℃ | 路面温度 29℃


予選を迎えた富士スピードウェイは、天候に恵まれ汗ばむほどの陽気となった。夏の太陽までではないものの半そで姿の来場者の中には顔や腕を赤く日焼けした姿が見受けられるほど。そんな中、14時15分からGT300クラスのQ1から始まったが途中で赤旗が出たため、GT500クラスの予選は6分遅れの14時41分から始まった。


19号車WedsSport ADVAN RC Fのコックピットには関口選手が収まり、アタックの時を待つ。コースにはいち早くコースインした100号車のエンジンサウンドが響き渡る。関口選手を含む14台のマシンは、ピットで待機する光景が続き、その4分後に19号車WedsSport ADVAN RC Fがコースイン。これを皮切りに次々とコースインしライバルが出そろうと、たちまちサーキット全体が緊張に包まれた。


そして関口選手はアタックを開始!早くも3ラップ目には1'29.728をたたき出し暫定トップに躍り出る。しかし、かぶせ込むようにライバルがトップタイムを更新し、ランキングが下がるが、4ラップ目にはタイムをコンマ1秒刻み1'29.616のタイムを出す。しかし惜しくもこの時点で暫定8位にランキングされ、その後ライバルの追い上げが厳しく、悔しくも15位という結果に。


最下位に沈んだ19号車WedsSport ADVAN RC Fだが、関口選手のマシンに対するフィーリングも良く、明日の決勝を見据えたチームの戦略からすると、1'29.616というタイムは、追い上げを期待できることは間違いなく、チームは明日の決勝に備えるべく、19号車WedsSport ADVAN RC Fのメンテナンスに力を入れた。


Q2の結果、トップは1号車 MOTUL AUTECH GT-R、2位12号車 カルソニック IMPUL GT-R、3位38号車 ZENT CERUMO RC Fとなった。


予選順位

5月 2日(土) 14:15〜
天気:晴|路面:ドライ

Po No Machine Driver
Q1 Q2 Tire WH
1 1
S
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R / NR20A
松田 次生
ロニー・クインタレッリ
R1'28.022


R1'27.552
MI
2 12
S
カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R / NR20A
安田 裕信
J.P.デ・オリベイラ
R1'28.148


R1'27.877
BS 8
3 38
S
ZENT CERUMO RC F
LEXUS RC F / RI4AG
立川 祐路
石浦 宏明

1'28.845
R1'28.312

BS 22
4 36
S
PETRONAS TOM'S RC F
LEXUS RC F / RI4AG
伊藤 大輔
ジェームス・ロシター
R1'28.680


R1'28.335
BS
5 24
S
D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R / NR20A
佐々木 大樹
ルーカス・オルドネス
1'28.849


R1'28.642
YH
6 17
S
KEIHIN NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT / HR-414E
塚越 広大
武藤 英紀
R1'28.769


R1'28.672
BS
7 39
S
DENSO KOBELCO SARD RC F
LEXUS RC F / RI4AG
平手 晃平
ヘイキ・コバライネン
1'28.882


1'28.802
BS 12
8 15
ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT / HR-414E
小暮 卓史
オリバー・ターベイ
1'28.921


1'29.186
BS 10
9 46
S
S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R / NR20A
本山 哲
柳田 真孝

1'28.973


MI 6
10 6
S
ENEOS SUSTINA RC F
LEXUS RC F / RI4AG
大嶋 和也
国本 雄資

1'29.050


BS 4
11 100
S
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT / HR-414E
山本 尚貴
伊沢 拓也
1'29.164



BS 30
12 64
S
Epson NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT / HR-414E
中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット

1'29.301


DL
13 8
S
ARTA NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT / HR-414E
松浦 孝亮
野尻 智紀
1'29.543



BS 16
14 37
S
KeePer TOM'S RC F
LEXUS RC F / RI4AG
A.カルダレッリ
平川 亮
1'29.584



BS 40
15 19
S
WedsSport ADVAN RC F
LEXUS RC F / RI4AG
脇阪 寿一
関口 雄飛

1'29.616


YH 2
GT500 以上予選通過


ノックアウト方式予選により順位を決定


タイヤ=BS:ブリヂストン/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/YH:ヨコハマ

WH=ウェイトハンディキャップ(kg)

車名の後ろのS:シード権車両=シード権車両は、全ての参加条件が満たされている限り決勝レースへの出場が保証される。


R:コースレコード

決勝 [FUJI GT 500km RACE]

■ 5月 3日(日)決勝【7 位】

天候:晴 | コース:ドライ | 気温 25℃ | 路面温度 39℃


予選日に引き続き快晴に恵まれた富士スピードウェイは、昨年にも増した58,000人ものレースファンが集結した。決勝が始まる午後にはやや雲が多くなるが、絶好のコンディションで決勝を迎えた。そして、14時15分、パトカー先導によるパレードラップからフォーメーションラップへと周回を終えたのち、レッドシグナルからグリーンシグナルが点灯、500km先のゴールをめざし決勝の幕が上がった。


オープニングラップはクリーンなレースが展開すると思ったのは束の間で、早くもダンロップコーナーで2台のマシンが絡み、大きくポジションを落とし、これをすり抜けた関口選手は落ち着いた状態で19号車WedsSport ADVAN RC Fを操り、最下位から10位にジャンプアップ。その後は、順位を入れ替えながらのレースは続き9ラップ目には、300クラスのマシンが1コーナー手前からオイルを吹きながらコースアウト。エスケープゾーンに止まったが、直後にオイルラインから出火してしまう。これによりペースカーが入り、隊列を整えたのち、15ラップ目から仕切り直しとなった。


しかし、レースが再開したと同時に6号車と24号車が接触。19号車WedsSport ADVAN RC F は労せずして8位にポジションを上げることとなる。しかし19ラップ目までに、3台のライバルに先行を許し11位にポジションを置くことになるが、その後は安定した走りでポジションを入れ変えながらも39ラップ目にピットイン。19号車WedsSport ADVAN RC F のバトンは脇阪選手に渡された。


ピットアウトした時点で8位にポジションを置く19号車WedsSport ADVAN RC F。脇阪選手は順調にレースを展開するが、中盤に差し掛かったころには、500クラス、300クラスを問わずに、タイヤバーストが目立つようになりレースは次第に荒れた展開になっていく。ライバルがバーストに苦しむ姿を尻目に順調な走りを見せる脇阪選手は2回目のルーティーンのため、76ラップ目に再びピットイン。脇阪選手は7位で最後のバトンを関口選手に渡した。戦列に戻った時点で9番手に落ちてしまうが全車がピット作業を終えた84ラップ目にはポジションを7位に回復。19号車WedsSport ADVAN RC Fを操る関口選手も安定してラップタイムを刻み、レースを展開。その後、レースは大きな動きを見せることなく19号車WedsSport ADVAN RC Fは7位でフィニッシュ。FUJI GT500km RACEの幕を閉じた。


優勝は、1号車 MOTUL AUTECH GT-R、2位12号車、カルソニックIMPUL GT-R、3位36号車 PETRONAS TOM’S RC Fという結果に。



決勝後のコメント


脇阪 寿一選手

15番手から7位でフィニッシュです。我々は固めのタイヤで予選を挑んで最下位に沈みました。しかし、決勝の気温次第では、柔らか目のタイヤを選んでいたライバル達を追い上げることができると思っていましたが、その辺の思惑は思ったほど当らず。500kmレースで色んなトラブルがある中で、我々は順調にレースをつなぐことができました。関口選手の走りもピット作業もミスなく、終わってみれば、7位まで上がることができました。
ファンの方々に応援していただいたことが我々のパワーになりました。チーム一丸となって頑張れた結果でしたのでうれしいです。しかし、7位で満足することなく、次のタイではもっと上の順位を目指して頑張りたいと思います。
開幕と今回と厳しい戦いを強いられましたが、2戦連続でポイントを取れたということはチームが成長している証拠だと思います。ここで停滞することなくさらに上を目指して頑張りたいと思いますので引き続き応援よろしくお願いいたします。


関口 雄飛選手

いつも通りの自分たちのできることをやって結果として7位でフィニッシュし、8台抜くことができました。できることはやりきった感じはありますが、もうちょっと予選で前に行きたかったですね。
次のタイでは、いいイメージがあるので、期待してください。


坂東 正敬監督

荒れるレースだと思っていました。昨年も7位をゲットしていたので今年は表彰台を狙っていたのですが、気温と路面温度が僕の想定していた温度と違っていました。今のGT500はある意味タイヤ戦争でもあります。真っ向勝負も一つの勝負の仕方ですが、他車と違う作戦を狙うのも勝ちにこだわる姿勢だと思っています。
タイの後がまた富士なので今回は貴重なデータを取ることが出来ました。
今回は500kmの長丁場のレースでしたが応援旗がとても目立って、本当に感謝しています。今後も共に戦っていきましょう!
次のタイも狙って行きますので今後も応援宜しくお願いいたします。


決勝順位

5月 4日(日) 14:00〜(110Lap)
天気:晴|路面:ドライ|気温:20℃|路温:22℃

Po No Machine Driver
Lap Best Lap Time&Diff Tire WH
1 1 MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R / NR20A
松田 次生
ロニー・クインタレッリ
110 1'29.822 2:56'20.204 MI
2 12 カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R / NR20A
安田 裕信
J.P.デ・オリベイラ
110 1'29.853 11.559 BS 8
3 36 PETRONAS TOM'S RC F
LEXUS RC F / RI4AG
伊藤 大輔
ジェームス・ロシター
110 1'29.776 49.317 BS
4 17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT / HR-414E
塚越 広大
武藤 英紀
110 1'30.800 1'31.149 BS
5 39 DENSO KOBELCO SARD RC F
LEXUS RC F / RI4AG
平手 晃平
ヘイキ・コバライネン
109 1'30.750 1Lap BS 12
6 37 KeePer TOM'S RC F
LEXUS RC F / RI4AG
A.カルダレッリ
平川 亮
109 1'31.237 1Lap BS 40
7 19 WedsSport ADVAN RC F
LEXUS RC F / RI4AG
脇阪 寿一
関口 雄飛
109 1'31.061 1Lap YH 2
8 15 ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT / HR-414E
小暮 卓史
オリバー・ターベイ
109 1'30.664 1Lap BS 10
9 6 ENEOS SUSTINA RC F
LEXUS RC F / RI4AG
大嶋 和也
国本 雄資
108 1'30.850 2Laps BS 4
10 46 S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R / NR20A
本山 哲
柳田 真孝
108 1'30.250 2Laps MI 6
11 24 D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R / NR20A
佐々木 大樹
ルーカス・オルドネス
108 1'31.103 2Laps YH
12 64 Epson NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT / HR-414E
中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット
107 1'30.885 3Laps DL
13 8 ARTA NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT / HR-414E
松浦 孝亮
野尻 智紀
95 1'30.810 15Laps BS 16
GT500 規定周回数:77
100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT / HR-414E
山本 尚貴
伊沢 拓也
29 1'30.895 81Laps BS 30
38 ZENT CERUMO RC F
LEXUS RC F / RI4AG
立川 祐路
石浦 宏明
25 1'30.810 85Laps BS 22


タイヤ=BS:ブリヂストン/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/YH:ヨコハマ

WH=ウェイトハンディキャップ(kg)


規定周回数 : 110Laps

開始時刻 : 14:22'40/終了時刻 : 17:19'00.204

出走台数 : 15台/完走台数 : 13台


SC導入時刻 14:37'56(10L)〜14:51'44(15L)


1'29.776 No.36 PETRONAS TOM'S RC F/ジェームス・ロシター

No.6(大嶋 和也), 46(本山 哲) 2015 SUPER GT Sporting Regulations第2章第27条1.a 違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。

No.100(山本 尚貴) 国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗2本区間での追い越し)違反により、競技結果に対し35秒加算のペナルティを科した。

No.24(ルーカス・オルドネス) CarNo.6への危険行為に対し、黒白旗を提示した。

No.12(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ) CarNo.11への危険行為に対し、黒白旗を提示した。