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Round.3 THAI RACE REPORT


2015 AUTO BACS SUPER GT [BURIRAM SUPER GT RACE]

1144953 1 2x 1144953 2 2x 1144953 3 2x 1144953 4 2x 1144953 5 2x 1144953 6 2x 1144953 7 2x 1144953 8 2x 1144953 9 2x 1144953 10 2x
  • 1144953 1 2x
  • 1144953 2 2x
  • 1144953 3 2x
  • 1144953 4 2x
  • 1144953 5 2x
  • 1144953 6 2x
  • 1144953 7 2x
  • 1144953 8 2x
  • 1144953 9 2x
  • 1144953 10 2x

■開催日:2015年 6月 20日〜 6月 21日
■コース:タイ ブリーラム・チャン
      ・インターナショナルサーキット(全長4.554km)
■天候:<予選> 晴 <決勝> 晴
■路面コンディション:<予選>ドライ <決勝>ドライ
■チーム:LEXUS TEAM WedsSport BANDOH
■車名:WedsSport ADVAN RC F
■ドライバー:脇阪 寿一 / 関口 雄飛
■監督:坂東 正敬
■観客動員数:予選 16,412人/ 決勝 38,381人


SUPER GT 第3戦は舞台をタイに移し開催された。今シーズンで2回目を迎えたチャン・インターナショナルサーキットは、広大な土地に造られた全長4.5kmのフラットなサーキットで、メインスタンドから全コースがほぼ見渡せるほど。


LEXUS TEAM WEDSSPORT BANDOHは予選では、Q2に進出し8番グリッドを獲得。決勝では、ミスターGTこと脇阪選手からスタートを切り、序盤にはライバル達の混乱に巻き込まれ苦戦を強いられるが冷静にレースを展開。
そのバトンを受け取った関口選手も後半戦に見事な追い上げを見せ、9位でフィニッシュ。3戦連続でポイントゲットし、次戦への手ごたえを感じた。

予選 [BURIRAM SUPER GT RACE]

■ 6月 20日(土)予選 【8位/1'25.576】

天候:晴|コース:ドライ


予選を迎えた朝も空が高く澄み渡り、遮るもののないサーキットに心地よいエンジンサウンドが響いた。午後から雨の予報も出る中での開催となったが、のちに予報が当たることはなく、乾ききったコースの路面温度は、予選が始まる15時には60度近くまで上がり、灼熱のサーキットと化した。
19号車WedsSport ADVAN RC FのQ1を担当する関口選手は500クラスの予選が始まる15時20分には戦闘態勢を整えるがピットで待機。先陣を切ってコースへ出たのは同じADVANユーザーの24号車。そして19号車WedsSport ADVAN RC Fを操る関口選手がコースへ出たのを皮切りにライバル達も次々とコースへ。この時点で予選時間の残りは8分。
いち早くコースインした24号車が26秒台をマークすると、それに続くライバル達も次々とタイムを更新する中、19号車WedsSport ADVAN RC-Fはなかなかタイムを更新せず歯がゆい予選が続くが、残り3分をきった4ラップ目に1'25.765のタイムをだし暫定3位に躍り出た。しかし、関口選手は1ラップのクーリングラップを設けたのち、再アタックし、1‘25.576のタイムをたたき出し、2位にランキングされ、Q2への切符を手にした。


そして、ポールポジションを決めるQ2が16時05分から始まった。しかしQ2へ進出した8台のマシンは動きを見せず、観客は予選が始まったことに気づいていない様子がうかがえる。
そして、脇阪選手がステアリングを握る19号車WedsSport ADVAN RC-Fは、16時07分に早々にコースイン。ラップを重ねるごとにタイムを刻む19号車WedsSport ADVAN RC-Fは、3ラップ目に1’29.081をマークし、4ラップ目に入ったところで辛くもスピン。
3ラップ目のタイム1’29.081がQ2の結果となり8位にランキング。悔しい結果となってしまうが、今季最上位のポジションを獲得し、明日の決勝に望みをかけた。


Q2の結果、ポールポジションは38号車ZENT CERUMO RC F、2位36号車PETRONAS TOM’S RC F、3位S Road MOLA GT-Rと続き、終わってみたら、LEXUS勢が8台中5台を占めLEXUSの速さが光る予選となった。


予選順位

6月 20日(土) 15:20〜
天気:晴|コース:ドライ

Po No Machine Driver
Q1 Q2 Tire WH
1 38
S
ZENT CERUMO RC F
LEXUS RC F / RI4AG
立川 祐路
石浦 宏明

1'25.685
1'25.295

BS 22
2 36
S
PETRONAS TOM'S RC F
LEXUS RC F / RI4AG
伊藤 大輔
ジェームス・ロシター
1'25.797


1'25.303
BS 22
3 46
S
S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R / NR20A
本山 哲
柳田 真孝

1'25.866
1'25.322

MI 8
4 6
S
ENEOS SUSTINA RC F
LEXUS RC F / RI4AG
大嶋 和也
国本 雄資
1'25.842


1'25.872
BS 8
5 64
S
Epson NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT / HR-414E
中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット
1'25.998


1'25.873
DL
6 37
S
KeePer TOM'S RC F
LEXUS RC F / RI4AG
A.カルダレッリ
平川 亮

1'25.747
1'26.123

BS 50
7 17
S
KEIHIN NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT / HR-414E
塚越 広大
武藤 英紀
1'25.549


1'26.215
BS 16
8 19
S
WedsSport ADVAN RC F
LEXUS RC F / RI4AG
脇阪 寿一
関口 雄飛

1'25.576
1'29.081

YH 10
9 100
S
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT / HR-414E
山本 尚貴
伊沢 拓也
1'26.009



BS 30
10 39
S
DENSO KOBELCO SARD RC F
LEXUS RC F / RI4AG
平手 晃平
ヘイキ・コバライネン
1'26.051



BS 24
11 12
S
カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R / NR20A
安田 裕信
J.P.デ・オリベイラ
1'26.061



BS 38
12 15
ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT / HR-414E
小暮 卓史
オリバー・ターベイ
1'26.090



BS 16
13 1
S
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R / NR20A
松田 次生
ロニー・クインタレッリ
1'26.213



MI 40
14 24
S
D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R / NR20A
佐々木 大樹
ルーカス・オルドネス

1'26.400


YH
15 8
S
ARTA NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT / HR-414E
松浦 孝亮
野尻 智紀
1'26.442



BS 16
GT500 以上予選通過


ノックアウト方式予選により順位を決定


タイヤ=BS:ブリヂストン/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/YH:ヨコハマ

WH=ウェイトハンディキャップ(kg)

車名の後ろのS:シード権車両=シード権車両は、全ての参加条件が満たされている限り決勝レースへの出場が保証される。


Q1:
Start Time 15:20
Finish Time 15:35

Q2:
Start Time 16:05
Finish Time 16:17


決勝 [BURIRAM SUPER GT RACE]

■ 6月 21日(日)決勝【9位】

天気:晴 | 路面:ドライ | 気温 37℃ | 路面温度 50℃


決勝日も太陽の熱を帯びたコースは立っているだけで足の裏から熱が伝わってくるほど熱くなり、これから始まる熱いレースにさらに熱を加えるようだ。
レースはスタート進行が13時50分から始まり、気温が37度に達した15時、フォーメーションラップが開始された。19号車WedsSport ADVAN RC Fのコックピットには脇阪選手。フォーメーションラップを終えた精鋭たちが最終コーナーからコントロールラインを通過し、一気にアクセル全開。300キロ先のゴールを目指して決勝の幕が上がった。

トップ集団はライバルを牽制しあいながらもクリーンに1コーナーを立ちあがりレースを展開、19号車WedsSport ADVAN RC Fは、オープニングラップの荒波にのまれながらもレースを展開するが、3ラップ目には12位にドロップ。しかし、4ラップ目にはポジションを11位に回復し、早々に戦線離脱していくライバルを尻目に冷静にレースを展開。
しかし、5ラップ目には黄旗提示区間で後続車両に接触され、スピンを喫することに。ダメージはなかったものの、レース序盤から厳しいレース展開となってしまう。
20ラップ目には、ライバルの厳しい追い上げに合った19号車WedsSport RC Fは、13位へポジションを置くが、25ラップ目には12位へポジションを回復。ポジションを変えながらレース展開した脇阪選手は、27ラップ目にピットイン。19号車WedsSport ADVAN RC Fのたすきを関口選手につないだ。
この時点で順位を一つ落とした13位で戦列に戻った関口選手は、28ラップ目には、戦列を離れたライバルを追い越し、12位へポジションを上げ、36ラップ目には、11位へ。44ラップ目には10位へ、54ラップ目には9位へ19号車WedsSport ADVAN RC Fのポジションを押し上げた。
そして、トップ集団よりの早いラップタイムを刻む関口選手は、残り周回、手を休めることなく攻め続ける。タイヤ無交換でレースに挑んでいた36号車がペースを上げられずに、ポジションを落としてきたところへ、19号車WedsSport ADVAN RC Fも食らいつき、63ラップ、64ラップ目には1‘26秒台の激走を見せ詰め寄るが、最終ラップ、あと1秒足らず悔しくも、9位でフィニッシュ。第3戦の幕を閉じた。

灼熱の第3戦は、5台のマシンが何らかのマシントラブルを抱え、ゴールラインを割ることができないという、サバイバルレースとなった。
優勝は、46号車S Road MOLA GT-R、2位ENEOS SUSTINA RC F、3位KEIHIN NSX CONCEPT-GTという結果に。



決勝後のコメント


脇阪 寿一選手

今回のレースは9位でした。
僕からスタートしたのですが、スタート直後のタイヤをウォームアップしている最中になかなかペースが上がらずポジションを落としてしまい、5周目には黄旗区間で追突されてしまい後退。あまりペースを上げられず、厳しいレースになってしました。
今回の車とタイヤは表彰台を狙えるポテンシャルがあったのですが…。
次の富士までにはもっといい走りができるように、進化し成長して皆さんの前に立ちたいと思っていますので、引き続きご声援の程、宜しくお願い致します。


関口 雄飛選手

いつもの国内のレースより圧倒的にタイヤのパフォーマンスが高かったので、ベストラップも3位で、微々たる差ですが、速さって意味では本当に良かったです。
最後まで耐久性もあり、終盤までいいペースが保てました。展開に恵まれない部分もあったのは残念です。
9位という結果ですが、確実に内容に手ごたえを感じているので、この好調を国内でも発揮できるように頑張ります。


坂東 正敬監督

序盤の接触が響きましたね・・
関口選手はベストラップもレクサストップですからタイヤとマシンのポテンシャルは高かったです。
ADVANタイヤには感謝しております。予選はセットも攻めた結果でしたので満足しています。
Q1の使用タイヤとQ2の使用タイヤの抽選がQ1使用タイヤに決まった時は運が向いてきたと思っていたのですが・・
ピットも素晴らしかった。今回は少しの運が足りなかったと反省しています。
スタートドライバーも脇阪選手に変更して作戦もタイヤ無交換作戦も考えたのですが・・接触の時点で諦めました。
3戦連続幸いにもポイントゲット出来ているのでチームは明るいです。
次はホームコース富士!他チームはウェイトハンディも効いてくると思うので勝ちを狙って頑張りますので応援宜しくお願いします。


決勝順位

6月 21日(日) 15:00〜(66Lap)
天気:晴 | 路面:ドライ | 気温 37℃ | 路面温度 50℃

Po No Machine Driver
Laps BestLap Time&Diff Tire WH
1 46 S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R / NR20A
本山 哲
柳田 真孝
66 1'26.695 1:38'26.734 MI 8
2 6 ENEOS SUSTINA RC F
LEXUS RC F / RI4AG
大嶋 和也
国本 雄資
66 1'26.709 7.931 BS 8
3 17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT / HR-414E
塚越 広大
武藤 英紀
66 1'27.268 19.727 BS 16
4 12 カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R / NR20A
安田 裕信
J.P.デ・オリベイラ
66 1'26.776 21.083 BS 38
5 1 MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R / NR20A
松田 次生
ロニー・クインタレッリ
66 1'26.657 21.677 MI 40
6 37 KeePer TOM'S RC F
LEXUS RC F / RI4AG
A.カルダレッリ
平川 亮
66 1'26.997 26.281 BS 50
7 39 DENSO KOBELCO SARD RC F
LEXUS RC F / RI4AG
平手 晃平
ヘイキ・コバライネン
66 1'26.797 34.340 BS 24
8 36 PETRONAS TOM'S RC F
LEXUS RC F / RI4AG
伊藤 大輔
ジェームス・ロシター
66 1'27.174 41.967 BS 22
9 19 WedsSport ADVAN RC F
LEXUS RC F / RI4AG
脇阪 寿一
関口 雄飛
66 1'26.696 42.587 YH 10
10 15 ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT / HR-414E
小暮 卓史
オリバー・ターベイ
65 1'26.896 1lap BS 16
11 64 Epson NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT / HR-414E
中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット
53 1'27.194 13laps DL
38 ZENT CERUMO RC F
LEXUS RC F / RI4AG
立川 祐路
石浦 宏明
43 1'26.998 23laps BS 22
8 ARTA NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT / HR-414E
松浦 孝亮
野尻 智紀
29 1'27.689 37laps BS 16
100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT / HR-414E
山本 尚貴
伊沢 拓也
4 1'28.177 62laps BS 30
24 D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R / NR20A
佐々木 大樹
ルーカス・オルドネス
4 1'30.355 62laps YH


タイヤ=BS:ブリヂストン/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/YH:ヨコハマ

WH=ウェイトハンディキャップ(kg)


規定周回数 : 66Laps

開始時刻 : 15:03'43/終了時刻 : 16:42'10


出走台数 : 15台/完走台数 : 11台


ファステストラップ: 1'26.657 No.1 MOTUL AUTECH GT-R/ロニー・クインタレッリ

No.15 オリバー・ターベイ 国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗区間での接触行為)違反により、20秒のペナルティストップを科した。