SUPER GT 2019's

SUPER GT 2018's

SUPER GT 2017's

SUPER GT 2016's

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SUPER GT 2010's

〜 2009

 

SUPER GT x DTM 特別交流戦 RACE REPORT


AUTOBACS 45th Anniversary presents [SUPER GT x DTM 特別交流戦]

1144953 1 2x 1144953 2 2x 1144953 3 2x 1144953 4 2x 1144953 5 2x 1144953 6 2x 1144953 7 2x 1144953 8 2x 1144953 9 2x 1144953 10 2x 1144953 11 2x 1144953 12 2x
  • 1144953 1 2x
  • 1144953 2 2x
  • 1144953 3 2x
  • 1144953 4 2x
  • 1144953 5 2x
  • 1144953 6 2x
  • 1144953 7 2x
  • 1144953 8 2x
  • 1144953 9 2x
  • 1144953 10 2x
  • 1144953 11 2x
  • 1144953 12 2x

■開催日:2019年 11月 23日〜 11月 24日
■コース:富士スピードウェイ(全長4.563km)
■天候
DAY1:<予選> 雨 <決勝> 雨時々曇
DAY2:<予選> 雨 <決勝> 曇
■路面コンディション
 DAY1:<予選>ウエット <決勝>ウエット
 DAY2:<予選>ウエット <決勝>ドライ
■チーム:LEXUS TEAM WedsSport BANDOH
■車名:WedsSport ADVAN LC500
■ドライバー
 DAY1:坪井 翔
 DAY2:国本 雄資
■監督:坂東 正敬
■観客動員数:DAY1 22,600人/ DAY2 24,100人


予選 [SUPER GT x DTM 特別交流戦 DAY1]

■ 11月 23日(土)予選 【9位/1分42秒810】

天候:雨 | コース:ウエット | 気温 13℃ | 路面温度 12℃


SUPER GTとDTMとの交流戦として開催される 「AUTOBACS 45th Anniversary presents SUPER GT×DTM 特別交流戦」。
特別戦のRACE 1 のドライバーは坪井翔選手。通常のシリーズ戦と違い本日のレースは予選と決勝を一人で走り抜ける。

天候は朝から降ったり止んだりと読めず、予選前には雨が上がるがまた降り出し、タイヤは全車ウエットタイヤでのスタートとなる。ウエットタイヤの使用本数は8本までと決まっていた。
いつもの予選とは異なり、予選開始前からピットロードに列をなしてスタートを待っている。気温と路面温度が13/12度とかなり低く、初体験の他メーカータイヤも含め、20分の予選をどう見せるか見物である。フルウエットでの金曜日の走行は走っているがダンプ状況は初走行。内圧など多くのチャレンジがどうなるか?他車も含め全く予想がつかなかった。

SUPER GTの予選とは異なり、全車、予選の時間をフルに使い、その中でベストタイムを出すという形となり、1分42〜43秒前後で予選が推移していく。19号車は残り12分でピットに入り新しいウエットタイヤに交換。予選は天候とタイヤ共に難しい状況の中、まるで決勝へ向けて刀を研ぎ澄ますかのごとく、静かに淡々と進む。
残り1分半に坪井選手は1:42.810を出し、暫定7位。その後他車のタイム更新があり、予選結果は9位となりました。最後の最後の方が条件は良かったか?
やはりデータを持っているDTM車も前に来た。

予選結果は、SUPER GT勢の37号車のニックキャシディ選手が唯一の41秒台を出しポールポジションを獲得。以下28-1-23-99-17-24-3-19-36-6-12-8-33-38-21-39-00-11-64-16-4号車となります。


予選後の監督・ドライバーコメント


坪井 翔選手

予選はダンプ状態で金曜日とは全く違う路面状況で内圧設定が難しい状況の中で上手く1周をまとめる事が出来ず9番手でした。
予想しているタイムは更新できそうだったので、決勝に向けて手ごたえはあります。
上手くいけば3番か4番狙えると思います。


予選順位

11月 23日(土)
天気:雨|路面:ウエット

Pos. No. Class Car Name Driver Time
1 37 SGT KeePer TOM’S LC500 N.キャシディ 1’41.827
2 28 DTM BMC Airfilter Audi RS5 DTM L.デュバル 1’42.158
3 1 SGT RAYBRIG NSX-GT 山本尚貴 1’42.215
4 23 SGT MOTUL AUTECH GT-R R.クインタレッリ 1’42.358
5 99 DTM Akrapovic Audi RS5 DTM M.ロッケンフェラー 1’42.527
6 17 SGT KEIHIN NSX-GT 塚越広大 1’42.609
7 24 SGT リアライズコーポレーション ADVAN GT-R J.マーデンボロー 1’42.724
8 3 SGT CRAFTSPORTS MOTUL GT-R F.マコウィッキ 1’42.785
9 19 SGT WedsSport ADVAN LC500 坪井翔 1’42.810
10 36 SGT au TOM’S LC500 関口雄飛 1’42.887
11 6 SGT WAKO’S 4CR LC500 山下健太 1’42.927
12 12 SGT カルソニック IMPUL GT-R 佐々木大樹 1’43.064
13 8 SGT ARTA NSX-GT 伊沢拓也 1’43.121
14 33 DTM Audi Sport RS5 DTM R.ラスト 1’43.387
15 38 SGT ZENT CERUMO LC500 立川祐路 1’43.412
16 21 DTM Audi Sport Japan RS5 DTM B.トレルイエ 1’43.447
17 39 SGT DENSO KOBELCO SARD LC500 中山雄一 1’43.583
18 00 DTM BMW M4 DTM 小林可夢偉 1’43.667
19 11 DTM BMW M4 DTM M.ウィットマン 1’43.707
20 64 SGT Modulo Epson NSX-GT 牧野任祐 1’43.936
21 16 SGT MOTUL MUGEN NSX-GT 武藤英紀 1’44.637
22 4 DTM BMW M4 DTM A.ザナルディ 1’45.211

決勝 [SUPER GT x DTM 特別交流戦 DAY1]

■ 11月 23日(土)決勝【5 位】

天候:雨時々曇り | コース:ウエット | 気温 15℃ | 路面温度 14℃


午前中の予選で降っていた雨は上がり、路面が乾いた富士スピードウェイはドライタイヤでレースが出来るものの、いつ、天候が悪化するか解らない状況となる。
レース時間は規定周回数ではなく、55分+1lapの時間制となり、タイヤはワンメイク。DTMとSUPER GTとのルールを均した特別ルールでの開催はレース展開にどう影響するか。

予選2位の28号車がコースイン直後にクラッシュ。レースに出場できなくなり21台でのレースとなった。
4台のスーパーカーによるパレードラップ(1周)、1周のフォーメーションラップを経て、SUPER GT初のインディスタートにてレースが開始された。
ドライバーは坪井選手。スタート直後にイン側から激しくオーバーテイク!24、17号車をパスして7番手に上がるが、その後、順位が目まぐるしく入れ替わり、オープニングラップは8番手となる。2周目の1コーナーで3号車をインからパスして6番手に上がる。
坪井選手の怒濤の追い上げで、3周目のメインストレートで23号車をパスすると、後ろから6号車が迫ってくるのをもろともせず、さらに前の36号車に追いつくと、後ろの6号車とともに4番手争いが激化するのだが、4周目の1コーナーで36号車を刺して4位に上がると引き離しにかかり、前との差、6秒を詰めにかかる。
前との差が4秒と落ち着き始めた残り30分(17周目)で4番手のままピットイン。タイヤ交換を行って暫定8位でコース復帰となる。
タイヤが暖まると、さらに自己ベストで周回を重ね、前の1号車に迫る坪井選手は残り21分(21周目)で追いつき3番手争いを開始するが、徐々に1号車との差が開いてしまう。
そんな中、残り8分(28周目)で、12号車がメインストレートでペースダウン、ストレートのピット出口付近に止まったため、残り7分でSCが入ることとなった。
SCが入っている間もタイムのカウントがされるため、残り3分でSCが離れると、残り3周のスプリントレースが再開、しかも、インディスタート形式での再スタート。スタート時の車両間の距離が短いインディ形式では接触による混乱が予想されたが、特に混乱無く19号車は4位にてリスタート。スタート後「ブレーキが効かない!」とドライバーから無線が入った。熱によるブレーキトラブルだった
レース再開直後の1コーナーで6号車にパスされ、5位に落ちてしまい、さらに後ろの36号車からの5位争いの激しい追撃を受ける事となる。しかも、最終ラップはさらにBMWの21号車との3台での5位争いがさらに激化したが、坪井選手は後ろの2台を押さえ込み、5位にてチェッカーとなりました。

レースはポールポジションの37号車が2位以下を引き離し、終盤のSCによる各車間タイムのリセットをもろともせずに、ポールトゥウインで優勝。以下、17-1-6-19-21-36-33-38-16 となりました。



決勝後のコメント


坪井 翔選手

結果的には5番手でした。
いつもと違うスタート方式でスタートから1コーナーからバチバチな戦いでしたが、その中でもバトルを勝ち抜いて、決勝ペースも良かったので予選が前だったらもう少し違う展開だったかな?と思います。
しっかりお客様にとっても面白いレースを見せることが出来たかな?と思っています。
SC明けはブレーキトラブルで1つ順位を落としてしまいましたがレースはとても楽しかったです。
僕の悔しい気持ちを国本選手がなんとかしてくれると思っています。

一年間苦しいレースもありましたがなんとか1つでも上の順位でと強い気持ちで走っていたので自分的には強くなった成長した一年でした。
沢山の応援ありがとうございました。
今後とも応援宜しくお願いします。



坂東 正敬監督

始めてのワンメイクタイヤでしたがエンジニアが素晴らしいセットを出してくれて走りだしから順調でした。ブレーキトラブルの原因をさぐりながらセットアップとタイヤ内圧のテストを木曜日から繰り返していました。天候がコロコロと変わる為、毎セッション同じ状況で走る事が出来ず、木曜日7番手を走行していました。
タイヤの状況が新品とか中古とかで違う中、感触は悪くなく土曜日のRACE1の予選に挑みました。若干もったいない部分もありましたが、ドライバーが決勝は行けると断言していたので楽しみでした。
表彰台も見えている中、ホンダ車が速く、4番手を走行中にSCが入りブレーキの温度が上がり、ブレーキトラブルになり、5位でチェッカーを受けました。

5位を守ってくれた坪井。途中会場を一番沸かせた坪井。とてもルーキーとは思えない走りで彼の一年の成長を見る事が出来ました。
LC500は17年に関口、18年山下、19年坪井この3人がバトルしている姿を見られてとても満足でした。
表彰台獲得とはいきませんでしたが満足なレースでした。
応援ありがとうございました。



決勝順位

11月 23日(土)
天気:雨時々曇り|路面:ウエット|気温:15℃|路温:14℃

Pos. No. Class Car Name Driver Gap
1 37 SGT KeePer TOM’S LC500 N.キャシディ 35Laps
2 17 SGT KEIHIN NSX-GT 塚越広大 0.433
3 1 SGT RAYBRIG NSX-GT 山本尚貴 5.862
4 6 SGT WAKO’S 4CR LC500 山下健太 6.974
5 19 SGT WedsSport ADVAN LC500 坪井翔 9.966
6 21 DTM Audi Sport Japan RS5 DTM B.トレルイエ 11.242
7 36 SGT au TOM’S LC500 関口雄飛 11.369
8 33 DTM Audi Sport RS5 DTM R.ラスト 11.540
9 38 SGT ZENT CERUMO LC500 立川祐路 13.421
10 16 SGT MOTUL MUGEN NSX-GT 武藤英紀 13.426
11 3 SGT CRAFTSPORTS MOTUL GT-R F.マコウィッキ 15.648
12 23 SGT MOTUL AUTECH GT-R R.クインタレッリ 15.764
13 99 DTM Akrapovic Audi RS5 DTM M.ロッケンフェラー 18.790
14 00 DTM BMW M4 DTM 小林可夢偉 18.929
15 8 SGT ARTA NSX-GT 伊沢拓也 19.832
16 39 SGT DENSO KOBELCO SARD LC500 中山雄一 20.524
17 24 SGT リアライズコーポレーション ADVAN GT-R J.マーデンボロー 22.480
18 11 DTM BMW M4 DTM M.ウィットマン 1Lap
19 12 SGT カルソニック IMPUL GT-R 佐々木大樹 7Laps
20 64 SGT Modulo Epson NSX-GT 牧野任祐 10Laps
21 4 DTM BMW M4 DTM A.ザナルディ 18Laps
22 28 DTM BMC Airfilter Audi RS5 DTM L.デュバル 出走せず


SC導入時刻: 15:18(29laps) - 15:25(32Laps)


ファステストラップ
 DTM 1'31.549 No.11 BMW M4 DTM/M.ウィットマン
 SGT 1'31.186 No.64 Modulo Epson NSX-GT/牧野任祐

黒白旗提示 No.12 / No.3

No.33 訓告(Appendlx L.4-4「Crossing of white line entrance」)

予選 [SUPER GT x DTM 特別交流戦 DAY2]

■ 11月 24日(日)予選 【14位/1分48秒051】

天候:雨 | コース:ウエット | 気温 18℃ | 路面温度 17℃


SUPER GTとDTMとの交流戦として開催される 「AUTOBACS 45th Anniversary presents SUPER GT×DTM 特別交流戦」。
特別戦の予選2日目のドライバーは国本雄資選手。DAY1と同様、予選と決勝を一人で走り抜ける。
天候はやはり朝から降ったり止んだりの状況で、気温18度、路面温度17度と前日よりは暖かいのだが、富士特有の霧と、霧雨によりコースはウエットとなり、全車ウエットタイヤでの予選アタックとなる。

やはり、RACE1の予選と同じく開始前からピットロードに列をなしてスタートを待ち、Audi勢以外は開始直後にコースイン。
国本選手は、2周ほどじっくりとタイヤに熱を入れ、3周目からタイムを出しに行き、コンスタントに1分48秒台を出しながら、コンディションと車に慣れるよう周回を重ねていく。チームは残り6分で車をピットに戻し、タイヤの空気圧を調節し、再びコースに送り出す。ピットに入る前のベストタイムは残り8分で出した1:48.051の暫定10位。
その後、国本選手は残りの周回を1分48秒台で周回し、最後の周回で1:48.069を出すものの、ベストタイムは更新出来ず、14位にて予選を終えることとなりました。

予選結果は、予選の最後に1:46.696を出したSUPER GT勢の16号車の中嶋大祐選手がしポールポジションを獲得。以下28-64-1-33-17-11-99-37-38-36-8-00-19-21-39-23-3-12-6-24-4号車となります。
※決勝は、16号車は前日のモノコック交換による5グリット降格となり、決勝のポールポジションは28号車となりました。


予選後の監督・ドライバーコメント


国本 雄資選手

ウエットから徐々に乾いていくコンディションでの予選となりました。
前日の坪井選手の予選を参考にしてセット、ドライビングを詰めて予選に挑むことができました。
ホンダとDTM勢が想像以上に速く、予選は14位となりました。


予選順位

11月 24日(日)
天気:雨|路面:ウエット

Pos. No. Class Car Name Driver Time
1 16 SGT MOTUL MUGEN NSX-GT 中嶋大祐 1’46.696
2 28 DTM BMC Airfilter Audi RS5 DTM L.デュバル 1’46.940
3 64 SGT Modulo Epson NSX-GT N.カーティケヤン 1’47.034
4 1 SGT RAYBRIG NSX-GT 山本尚貴 1’47.118
5 33 DTM Audi Sport RS5 DTM R.ラスト 1’47.151
6 17 SGT KEIHIN NSX-GT 塚越広大 1’47.308
7 11 DTM BMW M4 DTM M.ウィットマン 1’47.327
8 99 DTM Akrapovic Audi RS5 DTM M.ロッケンフェラー 1’47.396
9 37 SGT KeePer TOM’S LC500 平川亮 1’47.484
10 38 SGT ZENT CERUMO LC500 石浦宏明 1’47.764
11 36 SGT au TOM’S LC500 中嶋一貴 1’47.925
12 8 SGT ARTA NSX-GT 野尻智紀 1’47.940
13 0 DTM BMW M4 DTM 小林可夢偉 1’48.008
14 19 SGT WedsSport ADVAN LC500 国本雄資 1’48.051
15 21 DTM Audi Sport Japan RS5 DTM B.トレルイエ 1’48.102
16 39 SGT DENSO KOBELCO SARD LC500 H.コバライネン 1’48.129
17 23 SGT MOTUL AUTECH GT-R 松田次生 1’48.520
18 3 SGT CRAFTSPORTS MOTUL GT-R 平手晃平 1’48.789
19 12 SGT カルソニック IMPUL GT-R J.ロシター 1’49.066
20 6 SGT WAKO’S 4CR LC500 大嶋和也 1’49.567
21 24 SGT リアライズコーポレーション ADVAN GT-R 高星明誠 1’49.947
22 4 DTM BMW M4 DTM A.ザナルディ 1’50.558

決勝 [SUPER GT x DTM 特別交流戦 DAY2]

■ 11月 24日(日)決勝【16 位】

天候:曇 | コース:ドライ | 気温 21℃ | 路面温度 21℃


昼過ぎに行われたauto sport web Sprint Cup では青空が見え、レース通してドライな状況で進められたが、スタートに向け、空は厚い雲に覆われ、いつ雨が降り出してくるか解らない状態となっている。
レース時間は55分+1lapとなり、タイヤはハンコックのワンメイク。DTMとSUPER GTとのルールを均した特別ルールでの決勝の雰囲気をつかんで望む2日目はどう展開していくか。

午前中の予選にて、14番手からのスタートとなった19号車。ドライバーは国本選手。
2周のフォーメーションラップを経て、RACE1と同じくインディスタートにてレースが開始された。
スタート直後は大きな混乱もなく、19号車は14位のままで1周目を通過。前後で大きな順位変動がないものの、残り50分(3周目)にて、99号車を頭に38,36,19号車の4台による10位争いが展開される。
残り44分半で28号車の後輪がバーストし、後退。19号車は順位を一つあげる。前との間隔が広がり、19号車を頭とした13番手争いは残り43分半にダンロップコーナーで後ろから21号車そして39号車とバトルを開始、15番手に後退してしまうがタイヤマネージメントはかなり出来ている様子だった。
残り41分(9周目)でSCが入る。SC中にピットを済ますチームが出てくる中、19号車はコースに残る。残り36分でリスタート。順位は14位と変わらないものの、前後での順位の変動があった。
残り32分(12周)の最終コーナーで21号車に横に並ばれ、メインストレートでの攻防にて1コーナーにてインに飛び込まれて順位を一つ落としてしまう。タイヤの状況がかなりきつくなってしまった。
14周あたりから各車ピットに入り、タイヤ交換の義務を果たす中、19号車はコースに残る選択をし、残り23分で暫定2位。
残り22分で33号車がメインストレートでリアタイヤがバーストし、パーツが飛びちったため、残り20分で二度目のSCが入る。このタイミングで、19号車はピットに入りタイヤ交換。暫定16位で戻る。他にも、SC中にピットに入る車が出たため、SC解除後の19号車の順位は15位。他のチームより5周くらいピットが遅かった為、タイヤの状況的にはかなり良い状態で残りの周回を重ねる事となる。
残り10分(25周目)にてSCが解除され、二度目のインディスタート。レースはレースカーが密集して一触即発が懸念され、コカコーラコーナーを抜けて3台が接触したのを皮切りに大混乱に。
19号車もダンロップコーナーで39号車との接触でコースアウトし、コースに復帰するが、その直後、第13コーナーにて6号車と接触。順位を落とすこととなってしまった。
各所にデブリが出てしまい、残り6分で再びSCが入る。19号車はピットに入るが、メカニックがタイヤ交換、車両チェック後コースへ復帰。SC解除時にはすでにレース時間が55分を過ぎたため、残り1周の超スプリントレースとなる中、19号車は16位にて完走しました。

レースはポールポジションの28号車を追っていた2位の64号車が2周目のメインストレートでパスすると、3度のSCも一度もトップの順位を明け渡すことなく、トップチェッカー。2位は最終周の11号車と28号車とのデットヒートから28号車が2位チェッカー(最終周でのペナルティで1秒加算となったため、最終順位が3位に)、3位は11号車(28号車のペナルティにより最終順位は2位)となりました。
以下、1-00-16-99-37-33-21号車となります。

2日間に渡ったSUPER GTとDTMの交流戦はシーズンを締めくくるレースとなりました。
皆様の応援、誠にありがとうございました。



決勝後のコメント


国本 雄資選手

今までのレースで一番バトルの多いレースとなりました。
とにかく上位でゴールできるように、常に攻めることが出来ましたし、インディスタートやタイヤセーブなど上手くレースをすることが出来ていたと思います。
チャンスがあるレースの中、最後に接触とペナルティを受けてしまい残念な結果となってしまいました。

今シーズンは結果の出ないレースが多く、最後のDTMとのスプリントレースこそはと思い強い気持ちで戦うことはできました。
来年はこの強い気持ちでシーズンを戦い、良い結果を残したいと思います。
応援ありがとうございました。



坂東 正敬監督

2日目という事なのか?
DTMドライバーが慣れてきたからなのか?
現行車両が最後だからなのか?
かなり熱い荒れたレースでした。接触に伴い沢山のチームにご迷惑をお掛けしたことをお詫びいたします。一時期表彰台も見えていただけに難しいレースでした。
チームにとってもドライバーにとっても良い経験だったと思います。
必ずこの経験を活かし、成長して2020に向けて進んで行きたいと思います。

今年も沢山の声援、応援ありがとうございました。
そして多くのスポンサーに支えられてレースをする事が出来ました。
今後もより多くの感動をお伝えできるようにしっかりと準備をして、日本一になれるよう努力していきます。
今後とも応援宜しくお願いします。本当にありがとうございました。
LC500 19号車勝たせてあげられなくてごめん。



決勝順位

11月 24日(日)
天気:曇|路面:ドライ|気温:21℃|路温:21℃

Pos. No. Class Car Name Driver Gap
1 64 SGT Modulo Epson NSX-GT N.カーティケヤン 31Laps
2 11 DTM BMW M4 DTM M.ウィットマン 0.935
3 28 DTM BMC Airfilter Audi RS5 DTM L.デュバル 1.825
4 1 SGT RAYBRIG NSX-GT 山本尚貴 3.412
5 0 DTM BMW M4 DTM 小林可夢偉 3.743
6 16 SGT MOTUL MUGEN NSX-GT 中嶋大祐 4.356
7 99 DTM Akrapovic Audi RS5 DTM M.ロッケンフェラー 4.536
8 37 SGT KeePer TOM’S LC500 平川亮 4.681
9 33 DTM Audi Sport RS5 DTM R.ラスト 5.624
10 21 DTM Audi Sport Japan RS5 DTM B.トレルイエ 7.226
11 23 SGT MOTUL AUTECH GT-R 松田次生 7.542
12 24 SGT リアライズコーポレーション ADVAN GT-R 高星明誠 7.635
13 4 DTM BMW M4 DTM A.ザナルディ 7.680
14 39 SGT DENSO KOBELCO SARD LC500 H.コバライネン 8.950
15 6 SGT WAKO’S 4CR LC500 大嶋和也 9.311
16 19 SGT WedsSport ADVAN LC500 国本雄資 49.310
17 12 SGT カルソニック IMPUL GT-R J.ロシター 5Laps
18 3 SGT CRAFTSPORTS MOTUL GT-R 平手晃平 5Laps
19 36 SGT au TOM’S LC500 中嶋一貴 5Laps
20 38 SGT ZENT CERUMO LC500 石浦宏明 5Laps
21 17 SGT KEIHIN NSX-GT 塚越広大 6Laps
22 8 SGT ARTA NSX-GT 野尻智紀 6Laps


SC導入時刻: 1)14:45(9laps) - 14:50(11Laps) 2)15:05(20Laps) - 15:16(25Laps) 3)15:19(26Laps) - 15:27(30Laps)


ファステストラップ
 DTM 1'32.604 No.11 BMW M4 DTM/M.ウィットマン
 SGT 1'31.572 No.64 Modulo Epson NSX-GT/N.カーティケヤン

黒白旗提示 No.11/No.21/No.38/No.23/No.21/No.39

No.19 レースタイムから40秒加算(SpR.34-2.「Equivalent to Drive Through」)