2004年AUTOBACS JGTC Round1

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公式予選
フリー走行 3位 1分46秒243
決勝結果 4位  
 早朝8時30分から行われた30分間のフリー走行では前夜来の雨がやまず、ウエット宣言が出される中での走行となった。前日の予選でのオーバーステアの問題を解消する為、メカニックが深夜までマシンを調整。セットを確かめながらの走行となり、タイムは1分46秒243でクラス3位という結果だった。
 午前中降り続いた雨は正午すぎには上がったが、路面状況は完全なウエット状態。このためグリッド上でタイヤ交換するチームも出るなど、スリックタイヤとレインタイヤの選択が、レースの流れを大きく左右することになった。ウエッズスポーツセリカは直前のウォームアップ走行でレインタイヤを選択し路面状況を確認。思っていたよりも路面が乾いていたのでスリックタイヤに交換し、スターティンググリットについた。スタートドライバーは青木選手。予定より15分遅れ、コースコンディションを確認するために通常のローリングスタートではなく、セーフティーカーが先導したままのスタートとなった。5周目にセーフティーカーが離れようやくスタート。7周目で2位に浮上するも、次周のヘアピンコーナーで4台のマシンによる激しいトップ争いにより4位に後退。その後なかなかタイヤが温まらない為ペースが上がらず、6番手まで順位を落とす。42周目に4番手を争っていたM-TEC NSXと同時にピットイン。メカニックの迅速なピット作業によりM-TEC NSXより早くピットに送り出し4位となった。その後、ピットに入っていなかった為暫定トップを走っていたシーウェストダイシンアドバンZが他車と接触した事で事実上の3位となった。しかし最終周でタイヤの無理がたたったのかM-TEC NSXにかわされ、惜しくも4位でレースを終え、選手権ポイント8ポイントを獲得。更に谷口選手が出した決勝ベストラップ3位(1分31秒441)の1ポイントを加え、合計9ポイントを獲得した。
コメント
坂東監督 坂東監督
苦しいレースが始まるなと昨日から思っていたら雨が降ったりして、
ウエットコンディションの中でのスリックでのスタート。濡れてる時の状態は皆と同じなんだけど、乾いてきてからのタイヤの温まりが不安定で皆に先に行かれてしまった。ピット作業でM-TEC NSX(無限)をひっくり返して3位。このまま3位かなって思っていたのだけれど、谷口も3位のベストラップ31秒14を出して頑張ったが、後半オーバーステアが出て36ラップを上手くまとめきれなかった。その為、ファイナルラップでM-TEC NSX(無限)にやられて4位になった。どのチームもイコールコンディションの中で同じ所を走ってるわけだから、しっかりまとめて次にもっと前にいけるようなバランス取り等を考えないといけないと思う。まぁ負けは負けだ。
青木孝行 青木孝行
今回は本当にすごく難しいコンディションでのレースでした。車の特性とかタイヤの差で序盤のレースの順位が結構大きく入れ替わった。最初は良くて2位まで上がったけれど、そのあとペースが上げられなかった。まわりの車の方速くて順位を落としたんだけど、ドライになってからは圧倒的に速いタイムで走れたので、追い上げてNSXとおもしろいバトルも出来た。結果的に3位というポジションを守りきれなかったけれど、シリーズを通して考えると4位という結果は悪くないし、これから大事に優勝だけを狙うレースも良いんだけど、シリーズを考えたレースをしたいので、今回4位という結果で良しとします。
谷口信輝 田中実
今日は天気も微妙で作戦もすごく悩まされる日だった。序盤で青木さんが頑張ってくれたけれど前に逃げられてしまった。ピットワークもうまくいってたし、自分が走ってるとき3番だったし・・そこまでは良かったけれど、決勝の後半に向けてのセットアップがいまいち煮詰めきれなかったかな。燃料が軽くなってきてレース後半でのオーバーステアがかなりきつくてペースもすごく落ちて最終ラップでNSXに抜かれてしまって悔しかった。でも全然抑えられるようなレベルじゃなかったからしょうがない。この悔しさをバネにして次に頑張ります。


第1戦決勝リザルト
Po. No. Class Machine BestTime Diff GAP Session1 Session2
1 22 GT500 モチュール ピットワーク Z 1'22.404 -'--.--- -'--.--- 1'22.404 1'24.314
2 1 GT500 ザナヴィニスモ Z 1'22.609 0'00.205 -'--.--- 1'22.676 1'22.609
3 38 GT500 auセルモスープラ 1'22.705 0'00.301 0'00.096 1'22.705 1'23.083
4 36 GT500 WOODONE トムススープラ 1'22.815 0'00.411 0'00.110 1'22.993 1'22.815
5 12 GT500 カルソニック IMPUL Z 1'22.968 0'00.564 0'00.153 1'22.968 1'22.990
6 6 GT500 エッソウルトラフロースープラ 1'23.060 0'00.656 0'00.092 1'23.060 1'24.904
7 39 GT500 デンソーサードスープラGT 1'23.205 0'00.801 0'00.145 1'23.313 1'23.205
8 3 GT500 G’ZOX ・SSR・ハセミ Z 1'23.262 0'00.858 0'00.057 1'23.864 1'23.262
9 37 GT500 DYNACITY トムス スープラ 1'23.650 0'01.246 0'00.388 1'23.815 1'23.650
10 35 GT500 イエローハットスープラ 1'23.675 0'01.271 0'00.025 1'23.851 1'23.675
11 25 GT500 ECLIPSE ADVAN スープラ 1'24.104 0'01.700 0'00.429 1'24.568 1'24.104
12 18 GT500 TAKATA童夢NSX 1'24.482 0'02.078 0'00.378 1'24.497 1'24.482
13 32 GT500 EPSON NSX 1'24.539 0'02.135 0'00.057 1'24.555 1'24.539
14 100 GT500 RAYBRIG NSX 1'25.105 0'02.701 0'00.566 1'25.105 1'25.122
15 8 GT500 ARTA NSX 1'25.131 0'02.727 0'00.026 1'25.621 1'25.131
16 21 GT500 フェラーリ 550GT マラネロ 1'26.834 0'04.430 0'01.703 1'27.752 1'26.834
17 16 GT300 M-TEC NSX 1'29.019 0'06.615 0'02.185 1'29.506 1'29.019
18 63 GT300 LEYJUNダンロップ320R 1'29.521 0'07.117 0'00.502 1'29.921 1'29.521
19 30 GT300 RECKLESS MR-S 1'29.640 0'07.236 0'00.119 1'30.626 1'29.640
20 19 GT300 ウェッズスポーツセリカ 1'30.015 0'07.611 0'00.375 1'30.015 1'30.187
21 80 GT300 エンドレスダイシンアドバンZ 1'30.153 0'07.749 0'00.138 1'30.610 1'30.153
22 10 GT300 JIM Gainer アドバンF360 1'30.197 0'07.793 0'00.044 1'30.731 1'30.197
23 43 GT300 ARTA Garaiya 1'30.407 0'08.003 0'00.210 1'31.487 1'30.407
24 11 GT300 JIM RodeoDrive アドバンF360 1'30.450 0'08.046 0'00.043 1'30.952 1'30.450
25 31 GT300 A’PEX i-mobisess MR-S 1'30.623 0'08.219 0'00.173 1'31.096 1'30.623
26 7 GT300 雨宮アスパラドリンクRX7 1'30.814 0'08.410 0'00.191 1'31.346 1'30.814
27 81 GT300 シーウェストダイシンアドバンZ 1'30.920 0'08.516 0'00.106 1'31.955 1'30.920
28 5 GT300 プロジェクトμB-1マッハ号GT320R 1'31.205 0'08.801 0'00.285 1'32.160 1'31.205
29 52 GT300 プロジェクトμ太陽石油セリカ 1'31.442 0'09.038 0'00.237 1'31.695 1'31.442
30 77 GT300 クスコスバルADVAN インプレッサ 1'31.976 0'09.572 0'00.534 1'31.976 1'32.178
31 9 GT300 ADVAN K-STADIUM MT 1'32.159 0'09.755 0'00.183 1'33.618 1'32.159
32 2 GT300 プリヴェチューリッヒ・クムホ NSX 1'32.398 0'09.994 0'00.239 1'32.844 1'32.398
33 17 GT300 エスペリア Kosei セリカ 1'32.497 0'10.093 0'00.099 1'32.497 1'32.770
34 20 GT300 FK/Massimo ADVAN ポルシェ 1'32.576 0'10.172 0'00.079 1'32.863 1'32.576
35 72 GT300 アドバンBOROポルシェ 1'32.929 0'10.525 0'00.353 1'33.240 1'32.929
36 51 GT300 NSC・AUTO-STAFF・ADVANシルビア 1'33.413 0'11.009 0'00.484 1'33.695 1'33.413
37 910 GT300 高見沢整骨院アドバンポルシェ 1'34.517 0'12.113 0'01.104 1'34.797 1'34.517
38 70 GT300 フィールズ外国屋ADVANポルシェ 1'36.636 0'14.232 0'02.119 1'38.555 1'36.636
39 111 GT300 ARKTECH ENDLESS ADVAN GT-4 8'48.467 7'26.063 7'11.831 8'48.467 -'--.---
 
第2戦は5月22日〜23日に宮城県のスポーツランド菅生で開催されます。


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