2004年AUTOBACS JGTC Round2

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公式予選
フリー走行 10位 1分31秒664
決勝結果 1位  
 早朝8時00分から行われたフリー走行では前日同様の霧。路面も水気を帯びており、各チームともレインタイヤでのスタートが多い中、ウエッズスポーツセリカはドライタイヤで臨んだ。しかし思った以上に路面が濡れていたのでレインタイヤに履き替えて再びコースイン。ガソリン満タンでのフィーリングチェックを行う予定だったが、あまりにも路面コンディションが悪かった為、無理なアタックはせず、タイムは1分31秒664でクラス10位という結果だった。
 多少の霧が立ちこめるものの雨は降っておらず、各チームともスリックタイやでのスタートとなった。スタートドライバーは青木選手。スタート時の2位から2周目にはNo.16 M-TEC NSX、No.63 LEYJUNダンロップ320Rにかわされ4位に後退。その後ポールスタートのNo.7 雨宮アスパラドリンクRX-7 が序盤をリード。8周目にNo.16 M-TEC NSXが首位に立ち、更にNo.63 LEYJUNダンロップ320Rが2位に上がり、18周目には首位を奪った。この時ウエッズスポーツセリカは4位をキープ。しかし33周目にNo.16 M-TEC NSXが首位を奪い返し、その後2位以降を30秒以上引き離した。ウエッズスポーツセリカは40周目にピットイン。メカニックの迅速なピット作業により、なんと2位にポジションアップ。レース終盤になり、雨により路面が濡れ始め、レインタイヤに交換するチームが続出する中、68周目の最終コーナーでトップを走っていたNo.16 M-TEC NSXがまさかのスピン!これによりウエッズスポーツセリカがトップに。そのまま谷口選手が着実に走り続け、昨年最終戦から2戦ぶりの優勝を飾り、シリーズポイントランキングトップに躍り出た。
コメント
坂東監督 坂東監督
青木がスタートした時にタイヤの磨耗とタレ具合というのがハードにプッシュするとちょっと下降ぎみだったので、セーブしながら4番・5番というポジションキープで行った。その時も雨はパラパラと降って来ていて、あとどの位もつかなという所まできて、本当はもうちょっと青木を引っ張らせるつもりだったのだけれど、トータルで40ラップ目にピットに入れて谷口に交代させて、ハードめのタイヤを選んで送り出した。その時点で16号車のM-TEC NSXがマイナス40秒くらい、後ろが17号車のエスペリアKOSEIセリカでプラス30秒。このまま終わりかな・・でも2位は上出来かなと思っていたら、雨がだんだんひどくなってきて、16号車のM-TEC NSXが最終でスピン。こっちはかろうじてコース上に残っていることが出来て、それをかわしてトップに立った。M-TEC NSXがどの位で追っかけてくるかなと思ったらちょっと離れたので、あとはポジションキープで・・と思っていた。どの車もそうだと思うけど、スリックタイヤでコース上に残っていたチームは皆いっぱいいっぱいの所の駆け引きの中で、コース上に残って幸いにも勝てたという本当にラッキーなレースだった。天候がうちのチームに味方してくれたというこの勝利は勝利としてかみ締めて、またもう少し車の性能アップをしていってM-TEC NSXをどうにかしないといけない・・ということはいつでも思っていることなので今後気を引き締めて次のマレーシアに臨みたいと思います。
青木孝行 青木孝行
まだ課題が残るレースだったけれど、ラッキーもあってなんとか勝てたし、 今週いっぱい位は素直に喜ぼうかな・・と思います。速さの部分でまだM-TEC NSXにおいていかれる部分があるのでそこをこれからの課題としていきます。
谷口信輝 田中実
路面が最初ドライだったのだけど、途中から雨がぽつぽつ落ちてきて、かなり嫌な状況だったのだけど、しかも今日お願いだから雨降らないで・・と思っていたら降って来て・・ダンロップが来るかなと思っていたら逆にその雨が僕らの方に運が向いてきたというか、周りがスピンとかで後退していって、気がつくとトップだったという感じで非常にラッキーなレースでした。嬉しいです。 この時点でシリーズランキングトップになったから、この調子でシリーズチャンピオンを目指します。応援宜しくお願いします。


第2戦決勝リザルト
Po. No. Class Machine Diff BestTime Lap(Total)
1 38 GT500 auセルモスープラ 81Laps 1'20.277 5(81)Laps
2 25 GT500 ECLIPSE ADVAN スープラ 0'35.738 1'20.251 2(81)Laps
3 37 GT500 DYNACITYトムススープラ 0'55.607 1'20.859 7(81)Laps
4 32 GT500 EPSON NSX 1Laps 1'21.271 3(80)Laps
5 35 GT500 イエローハットYMSスープラ 1Laps 1'21.472 7(80)Laps
6 3 GT500 G’ZOX・SSR・ハセミ Z 1Laps 1'21.380 7(80)Laps
7 36 GT500 WOODONEトムススープラ 1Laps 1'20.693 5(80)Laps
8 100 GT500 RAYBRIG NSX 2Laps 1'21.591 4(79)Laps
9 8 GT500 ARTA NSX 2Laps 1'21.300 4(80)Laps
10 12 GT500 カルソニック IMPUL Z 3Laps 1'20.683 4(78)Laps
11 6 GT500 エッソウルトラフロースープラ 3Laps 1'20.639 49(78)Laps
12 19 GT300 ウェッズスポーツセリカ 4Laps 1'26.235 4(77)Laps
13 17 GT300 エスペリア Kosei セリカ 5Laps 1'27.478 7(76)Laps
14 11 GT300 JIM RodeoDrive アドバンF360 5Laps 1'25.992 48(76)Laps
15 7 GT300 雨宮アスパラドリンクRX7 5Laps 1'26.274 3(76)Laps
16 43 GT300 ARTA Garaiya 5Laps 1'26.376 4(76)Laps
17 63 GT300 LEYJUNダンロップ320R 5Laps 1'25.762 4(76)Laps
18 16 GT300 M-TEC NSX 6Laps 1'25.901 3(75)Laps
19 10 GT300 JIM Gainer アドバンF360 6Laps 1'26.296 5(75)Laps
20 26 GT300 エンドレスタイサンADVAN GT3R 6Laps 1'28.095 4(75)Laps
21 31 GT300 A’PEX i-mobisess MR-S 6Laps 1'26.121 4(75)Laps
22 80 GT300 エンドレスダイシンアドバンZ 6Laps 1'26.620 5(75)Laps
23 77 GT300 クスコスバルADVAN インプレッサ 7Laps 1'27.360 5(74)Laps
24 30 GT300 RECKLESS MR-S 7Laps 1'26.863 5(74)Laps
25 81 GT300 シーウエストダイシンアドバンZ 7Laps 1'27.493 28(74)Laps
26 112 GT300 ARKTECH ADVAN GT3 7Laps 1'29.220 4(74)Laps
27 5 GT300 プロジェクトμB-1マッハ号GT320R 8Laps 1'28.180 4(73)Laps
28 20 GT300 FK/Massimo ADVAN ポルシェ 8Laps 1'27.874 6(73)Laps
29 9 GT300 ADVAN K-STADIUM MT 8Laps 1'29.005 41(73)Laps
30 51 GT300 NSC・AUTO-STAFF・ADVANシルビア 8Laps 1'29.200 30(73)Laps
31 52 GT300 プロジェクトμ太陽石油セリカ 8Laps 1'27.718 50(73)Laps
32 72 GT300 アドバンBOROポルシェ 9Laps 1'28.180 41(72)Laps
33 18 GT500 TAKATA童夢NSX 11Laps 1'21.543 7(70)Laps
34 111 GT300 ARKTECH ENDLESS ADVAN GT-4 12Laps 1'29.866 42(69)Laps
35 70 GT300 フィールズ外国屋ADVANポルシェ 15Laps 1'30.057 12(66)Laps
36 910 GT300 高見沢整骨院アドバンポルシェ 20Laps 1'28.812 3(61)Laps
37 39 GT500 デンソー サードスープラGT 31Laps 1'20.844 7(50)Laps
38 2 GT300 プリヴェチューリッヒ・クムホ NSX 39Laps 1'27.449 36(42)Laps
39 22 GT500 モチュールピットワーク Z 51Laps 1'20.609 5(30)Laps
40 1 GT500 ザナヴィニスモ Z 81Laps 0'00.000 0(0)Laps
 
第3戦は6月18日〜19日にマレーシア セパンサーキットで開催されます。


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