シリーズ名:2025 AUTOBACS SUPER GT シリーズ
大会名:2025 AUTOBACS SUPER GT Rd.8 「MOTEGI GT 300km RACE」
レース距離:1周1周4.801km×63周(302.5km)

『レースの難しさを改めて知った最終戦』

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■ 予選

11月 1日(土) 天候:晴 コース状況:ドライ
公式予選:GT500 クラス 11位:1’36.681

最終戦の舞台はモビリティリゾートもてぎ。全車サクセスウェイトを下ろしたイコールコンディションの下、選手権獲得の可能性がある6台がひしめく中、19号車は一矢報いるためにも表彰台の頂点を目指し、爆走を誓う。

【公式練習】

午前の公式練習は、前日の雨の影響で序盤はウェット、途中からドライへと変化するコンディション。19号車は低い気温・路面温度に苦慮しつつ、予選に向けたセットアップに終始。
混走および専有走行時間に、国本選手・阪口選手ともに13周を走行し、阪口選手(USED品)で1’37.774がベストラップとなった。順位は14位だったものの、トップから14位の19号車までのタイム差は0.767秒と僅差で、予選および決勝の激戦が予想される状況となった。
占有走行では19LAPの中古品でまずまずのタイムだったので、予選への手ごたえはかなりあった。

【予選】

予選開始直前、曇天の合間から青空がのぞき、コースは一気に明るさを増す。Q1直前の気温は22度、路面温度は24度といずれも低め。

Q1は国本選手が担当。早めにコースインする車両が出る中、開始2分でコースイン。路面温度が低いことから、ウィービングを織り交ぜてタイヤに熱を入れながら周回を重ね、4周でアタックに入った。
結果は1’36.681で暫定11位。そのまま11位でセッションを終え、Q1敗退となった。

Q1結果:1 − 24 − 38 − 23 − 3 − 64 − 100 − 8 − 16 − 12(以上 Q1 通過)− 19 − 39 − 14 − 37 − 17
Q2結果:38 − 1 − 23 − 12 − 3 − 24 − 100 − 8 − 16 – 64

予選コメント
坂東 正敬 監督

路面状況が想定と異なり、タイムが出ませんでした。ただ悔しいだけです。

明日の決勝は、2025年最後の集大成にふさわしいレースを、そして表彰台へ向け爆走していきます。皆様の応援、宜しくお願いいたします。 必ず全員笑顔にします。

決勝

11月 2日(日)天候:晴/晴 コース状況:ドライ
決勝:GT500 クラス 11位

曇り空のモビリティリゾートもてぎで行われた最終戦。全車サクセスウェイトを下ろしたイコールコンディションの下、年間チャンピオンの権利を持つ6チームが争う一戦となった。
19号車は選手権争いからは外れたものの、有終の美を飾るべく表彰台の頂点を目指して爆走を誓う。

【ウォームアップ走行】

午前、サーキット上空では航空自衛隊 F-2のデモフライト(2機)が行われ、会場を沸かせた。
続く20分間のウォームアップ走行は決勝に向けた最終チェックに終始。8週を走行し、5周目の1'40.326のベストラップで12番手となった。

【決勝】

スタートドライバーは国本選手。スタート直前の気温/路面温度は20度/22度で、前日の予選よりも低い。

午後1時、栃木県警の国産スポーツカーのパトカーと白バイによるパレードランを実施。コース上に停止したGT300車両の処理を経て、フォーメーションラップ1周の後、レースがスタートした。
11番手スタートの国本選手は、オープニングラップの混戦で16号車に先行を許し12番手に後退。その後は2位から15位までが等間隔で周回を重ねる展開となる。
7周目、5コーナーでGT300同士の接触が発生し、8周目にマシン回収のためFCY導入。19号車は12位のまま。9周目にFCY解除後、39号車をパスして11位へ浮上するが、10周目に右フロントを破損して12位に後退し、ペースダウンを強いられる。12周目には24号車に先行され13位に。
14周目以降、後方の17号車、37号車に攻め立てられ、16周目に17号車、続いて37号車にパスされ15位に後退。

レースの3分の1を過ぎた22周目、各車が1回目のルーティンピットを開始。19号車もピットインし、フルサービスを実施してドライバーを阪口選手へ交代。暫定15位でコース復帰。
37周目、最後までピットに入っていなかった37号車が作業を終え、全車1回目のピットを消化。19号車の順位は14位。38周目のV字コーナー立ち上がりで24号車に並ばれ、ヘアピン入口でインを差され15位となる。
フロントエアロの破損で思うようにペースが上がらない中、阪口選手は懸命のドライブで一つでも順位を上げるべくマシンにムチを入れ、爆走を続ける。

残り8周、14号車の接触に伴うデブリ回収でFCY導入。直ちに解除されると、ペースの落ちた14号車、64号車が前方に。残り3周で64号車をパスして14位、ファイナルラップで14号車をパスし、さらにメインストレートでペースダウンした17号車もかわして、19号車は12位でチェッカーを受けた。

※レース後の車検にて12号車が失格となり、19号車の順位が1つ上がり、結果、11位となりました。

レースは、3番手スタートの1号車がオープニングラップでトップに立つと、ピット戦略でタイヤ無交換を選択した100号車が一時トップに浮上。しかし29周目に1号車が事実上のトップに復帰。中盤以降は2位の12号車が44周目から追撃を開始したものの、1号車が振り切って優勝。シリーズ3連覇を達成した。

※レース後の車検にて12号車が失格となり、2位以下の順位が繰り上げとなりました。

決勝結果:1 − 23 − 100 − 39 − 37 − 8 − 38 − 16 − 3 − 24 − 19 − 64 − 17 − 14(以上 完走)− 12

決勝コメント
坂東 正敬 監督

前半の接触で勝負権を失いました。悔しいレースでした。

みんなを笑顔に出来なくて申し訳ないです。通常の作戦はミニマムPIT INからのアンダーカットで前に行き後半は前半と違うタイヤを履きプッシュするような展開を描いていました。エアロバランスが崩れペースを上げる事が出来ませんでした。

必ずこの悔しさを忘れずに、2026開幕に向けて今から準備します。
必ず社員、ドライバー、スポンサー、ファンを笑顔に出来るように努力しますので期待してください!

2025年のチーム成績は、ポールポジション1回(Round.3 マレーシア)、5位2回(Round.3 マレーシア、Round.7 オートポリス)を含む合計36.5ポイントでした。
あの時もしこうなったらポイントは稼げたとか色々あったシーズンですが勝てるまではもっと努力をしないといけません。
年間を通じてスポンサー各社、そしてファンの皆様の温かいご声援により、無事にシリーズを戦い抜くことができました。心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

国本 雄資 選手

Q2に進むことができず、残念な予選でした。
フリー走行の感じからカットギリギリの戦いになることは予想していて、Q2にバトンを繋げたいという一心でアタックしました。ミスもなく良いアタックでしたが、僅かに足らず予選11位となりました。

決勝は自分の判断ミスで300クラスと接触し、エアロパーツが破損して大きく遅れをとってしまいました。
それまでは燃費セーブしながら上手く戦えていてポイント獲得のチャンスがあったので、とても落胆していますし、チームに申し訳なく思っています。

今シーズンをしっかりと分析して次に繋げられるようにしていきます。応援ありがとうございました。

阪口 晴南 選手

予選日はフリー走行からあまりスピードがなく、新規コンパウンドをレースウィークの路面で扱うのが少し難しく感じました。予選にむけてセット変更を行いましたがうまくいかず11位となりました。

決勝はセカンドスティントを担当しました。ファーストスティントで不運な接触があり、フロントのエアロを失っていましたが、チョイスしたタイヤが良く安定したペースで走ることができました。
終盤3台の前に出ることができましたがポイント獲得には至りませんでした。

今シーズンは決勝でのタイヤ選択や、レース戦略などで苦戦してしまい課題の多いシーズンとなりました。
ただ一昨年のような一発のスピードが戻ってきたということは良かったと思います。
今年の反省を来年以降に繋げていきます。 今シーズンも応援ありがとうございました。