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フリー走行
7位
2分11秒137
決勝結果
13位
昨日から降る雨は今朝も止まず、コースは完全なウエット。天気予報によるとお昼を過ぎても小雨が続くという状況の中、30分間のフリー走行は開始された。当然、皆レインタイヤでの走行となり、ウエッズスポーツセリカは2分11秒137で7番手という結果だった。
朝のうち激しく降っていた雨はレース前に上がったが路面は濡れており、各チームは直前までタイヤ選択に悩むことに。結局500クラスは、ほぼ全車が浅溝のウエットタイヤを装着。300クラスはミシュランを除きレインタイヤかスリックタイヤしか選択できないという状況の中で、ウエッズスポーツセリカを除き全車ウエットタイヤを選択。ウエッズスポーツセリカは唯一スリックタイヤを装着するというギャンブルに出た。スタート直前の気温は22度、路面は25度。スタートドライバーは青木選手。1周目で大きく順位を落とし16番手に。その後前方でクラッシュした車両のオイルをフロントガラスに浴びてしまい、思うようにペースが上がらず18番手まで順位を落としてしまう。30周目にピットインし谷口選手に交代。天候は微妙な状態だったが、スリックタイヤを装着しピットアウトするが、あまりにもフロントガラスの油膜がひどく1周でピットイン。更に、スターティンググリット上でスリックタイヤに交換したとのことから、ドライビングスルーペナルティーを取られ再びコースを離れることに。その後、谷口選手は猛追をかけるべくペースを上げ、1分57秒599までタイムアップ、ファステストラップ第2位を記録し1ポイントを獲得。13位という結果でレースを終えた。
8分間のフリー走行からのレーススタート。うちはレインタイヤでグリットについた。そして、メカニックの作業が許される時間内に保管タイヤであるスリックタイヤに履き替えてレースに臨んだ。このことで主催者側は、全日本GT選手権 統一規則 第3章 第13条 2.(決勝レーススタート用タイヤの装着保持義務)違反によりペナルティーだと言ってきた。該当する文書を見てみると、『決勝レーススタート用タイヤは当該レースのスタート手順が開始される時点から装着し、決勝レースを行うこと。ウエットタイヤは決勝レースを除き、競技長により路面がウエットになった事が宣言されている時のみ使用可能となる。(一部抜粋)』スタート手順の開始とあるが、第28条スタートの項目を見てみると、『7.グリッド上における作業は「5分前ボード」が出されるまでの間、給油を除き許される。』2004年全日本選手権レースブルテンNo.017-2004では、『当該規則第28条2.に定める8分間のウォームアップ(フリー)走行は決勝レースのスタート手順に含まれ、プラクティスセッションとは見做さない。従って、当該ウォームアップ走行においては、当該規則第13条2.に定める競技長によるウエット宣言は行われないものとする(一部抜粋)』と書いてある。つまり、スタート手順開始(ウォームアップ走行)以降はウエットタイヤからドライタイヤに交換してはならないという解釈も出来るが、「グリッド上における作業は「5分前ボード」が出されるまでの間、給油を除き許される」という文面からタイヤ交換は許されるのではないかというなんとも矛盾が感じられる。「もし8分間の走行直前に雨が降っていたら、皆ウエットタイヤでグリッドにつく。その後、レースがスタートするまでの約40分の間に雨が止みピーカン晴れになって路面が完全に乾いてしまった場合でもレインタイヤで出走しなければならないのか?」と主催者側に質問してみた所、「そうだ」との返答が。路面が乾いているのに皆がレインタイヤでスタートし1周目で全車ピットに入り、スリックタイヤに履き替えるという前代未聞のレース展開となるではないか。法は法で法の番人がいる。その法を運用する側があまりにもレベルが低すぎる。今回のペナルティーの件に関しては、正式な抗議をするという行為にも値しない。レースの結果がどうこうではなく、今後の全日本GT選手権において、クオリティーの高いレースにしなければならないということを思っているので、各関係者と話をしているところである。
第5戦決勝リザルト
Po.
No.
Class
Machine
Diff
GAP
BestTime
Lap(Total)
1
32
GT500
EPSON NSX
63Laps
-'--.---
1'51.173
40(63)Laps
2
6
GT500
エッソウルトラフロー スープラ
0'01.069
-'--.---
1'50.717
44(63)Laps
3
1
GT500
ザナヴィニスモ Z
0'02.514
0'01.445
1'49.883
39(63)Laps
4
37
GT500
DYNACITYトムススープラ
0'14.957
0'12.443
1'51.321
40(63)Laps
5
36
GT500
WOODONEトムススープラ
0'41.410
0'26.453
1'50.937
38(63)Laps
6
39
GT500
デンソー サードスープラGT
0'59.879
0'18.469
1'50.752
33(63)Laps
7
3
GT500
G’ZOX・SSR・ハセミ Z
1'16.058
0'16.179
1'51.666
41(63)Laps
8
22
GT500
モチュールピットワーク Z
1'18.782
0'02.724
1'50.419
40(63)Laps
9
100
GT500
RAYBRIG NSX
1'46.056
0'27.274
1'51.348
58(63)Laps
10
38
GT500
auセルモスープラ
1'46.713
0'00.657
1'51.071
45(63)Laps
11
8
GT500
ARTA NSX
1Laps
1Laps
1'52.028
41(62)Laps
12
25
GT500
ECLIPSE ADVAN スープラ
1Laps
0'54.697
1'51.817
33(62)Laps
13
35
GT500
イエローハットYMSスープラ
2Laps
1Laps
1'48.537
60(61)Laps
14
43
GT300
ARTA Garaiya
4Laps
2Laps
1'59.306
38(59)Laps
15
16
GT300
M-TEC NSX
4Laps
0'24.052
1'58.588
29(59)Laps
16
10
GT300
JIM Gainer アドバンF360
4Laps
0'37.735
1'59.263
28(59)Laps
17
81
GT300
シーウエストダイシンアドバンZ
5Laps
1Laps
1'59.696
43(58)Laps
18
5
GT300
プロジェクトμB-1マッハ号GT320R
5Laps
0'26.926
1'58.847
54(58)Laps
19
30
GT300
RECKLESS MR-S
5Laps
0'36.771
1'59.908
40(58)Laps
20
9
GT300
ADVAN K-STADIUM MT
5Laps
0'03.851
2'00.480
44(58)Laps
21
52
GT300
プロジェクトμ太陽石油セリカ
5Laps
0'18.859
2'00.118
37(58)Laps
22
112
GT300
ARKTECH ADVAN GT3
5Laps
0'10.988
2'01.441
51(58)Laps
23
51
GT300
NSC・AUTO-STAFF・ADVANシルビア
6Laps
1Laps
2'00.864
44(57)Laps
24
21
GT500
フェラーリ550GTSマラネロ
6Laps
0'42.778
1'53.410
38(57)Laps
25
77
GT300
クスコスバルADVAN インプレッサ
6Laps
0'23.655
1'59.911
43(57)Laps
26
910
GT300
高見沢整骨院アドバンポルシェ
6Laps
0'32.777
2'02.733
42(57)Laps
27
19
GT300
ウェッズスポーツセリカ
7Laps
1Laps
1'57.599
38(56)Laps
28
2
GT300
プリヴェチューリッヒ・クムホ NSX
7Laps
0'21.373
2'02.523
55(56)Laps
29
20
GT300
FK/Massimo ADVAN ポルシェ
8Laps
1Laps
2'00.738
38(55)Laps
30
17
GT300
エスペリア Kosei セリカ
8Laps
0'30.584
1'58.919
53(55)Laps
31
80
GT300
エンドレスダイシンアドバンZ
11Laps
3Laps
1'57.148
41(52)Laps
32
70
GT300
フィールズ外国屋ADVANポルシェ
13Laps
2Laps
2'05.195
46(50)Laps
33
18
GT500
TAKATA童夢NSX
14Laps
1Laps
1'51.405
44(49)Laps
34
63
GT300
LEYJUNダンロップ320R
18Laps
4Laps
1'59.228
36(45)Laps
35
11
GT300
JIM RodeoDrive アドバンF360
22Laps
4Laps
1'58.902
29(41)Laps
36
72
GT300
アドバンBOROポルシェ
25Laps
3Laps
2'01.272
32(38)Laps
37
12
GT500
カルソニック IMPUL Z
28Laps
3Laps
1'54.302
32(35)Laps
38
7
GT300
雨宮アスパラドリンクRX7
31Laps
3Laps
2'01.302
29(32)Laps
39
26
GT300
エンドレスタイサンADVAN GT3R
39Laps
8Laps
2'01.474
24(24)Laps
40
111
GT300
ARKTECH ENDLESS ADVAN GT-4
55Laps
16Laps
2'13.967
6(8)Laps
41
88
GT500
JLOC ムルシエRG-1
63Laps
-'--.---
0'00.000
0(0)Laps
42
31
GT300
A’PEX i-mobisess MR-S
63Laps
-'--.---
0'00.000
0(0)Laps
第6戦は10月30日〜31日に大分県のオートポリスで開催されます。
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