2005 AUTOBACS JGTC Round5

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開催日 2005年9月3日〜4日
コース ツインリンクもてぎ(全長4.801379km)
天候 <1日目>晴れ <2日目>晴れ
路面コンディション <1日目>ドライ <2日目>ドライ
観客動員数 予選 17,000/ 決勝52,000人
車名 ウエッズスポーツセリカ <GT300クラス ゼッケン19>
ドライバー 加藤寛規/谷口信輝
監督 坂東正明

今期シリーズ戦初の表彰台!!見事なチームワークで2位チェッカー!!
 9月3日、4日 栃木県・ツインリンクもてぎで2005 AUTOBACS SUPER GT第5戦MOTEGI GT 300KM RACEが行われた。WedsSportRacingTeam with BANDOHは公式予選前々日の木曜日にスポーツ走行を行い、タイヤテストやマシンの調整を行った。
  公式予選前日の練習走行1回目は9時から開始された。天候は晴れ、路面はドライ。開始時点での気温は29度、終了時には35度まで上がり、残暑きびしいなかでの走行となった。路面温度は開始時が34度、終了時には40度だった。そんな中ウエッズスポーツセリカは23Lapを走行し、ベストタイムは1分56秒805で5番手。
  練習走行2回目は、予定通り14時からスタート。午後になっても厳しい日差しは変わらず。気温は33度、路面温度は47度にまで上がった。ウエッズスポーツセリカは36Lapを走行し、ベストタイムは1分56秒022で7番手。この日のGT300クラス総合順位は7番手という結果だった。
 
公式予選
1回目 8位 1分55秒683
 公式予選1回目は10時05分、予定どおりに開始された。前日同様、朝から蒸し暑く、開始時点ですでに気温は31度、路面温度は38度。終了時には気温35度、路面温度42度まで上昇した。今回、予選システムに若干の変更があり、スーパーラップ(SL)に進出できるのは予選1回目に上位10番手以内に入ったクルマだけとなった。予選2回目に追加でSL進出を図ることはできなくなった。このため、各チーム、1回目の序盤から積極的にタイムを出しにいくことになる。最初の20分間はGT300クラス専有。
 ウエッズスポーツセリカは加藤選手がステアリングを握りアタック。3周目に1分55秒683をマークし6番手。その後アタックを続けるもなかなかタイムが上がらないままGT300専有セッションは終了。その後、両クラスの混走時間となり、谷口選手がステアリングを握りコースイン。Bドライバーの予選基準タイムをクリアし、ウエッズスポーツセリカは1回目の予選を8番手で終え、スーパーラップ進出確定となった。
 
2回目 7位 1分56秒970
 予選2回目は14時15分に開始された。開始時点での気温は33度、路面温度は45度。最初の15分間はGT300クラスが走行、つづく15分間はGT500クラスが走行できる時間帯で、スーパーラップ(SL)はその後というスケジュールになる。今回からSL進出車両は予選1回目だけで決まることになったため、最初の15分ずつの走行は、SL進出車両の場合はタイヤのウォームアップ、その他のチームは決勝に向けてのセッティング確認などが主要なメニューとなる中、既にスーパーラップ進出が確定していたウエッズスポーツセリカは加藤選手が5周走行し、中古タイヤで決勝を想定としたセッティングの確認や、フィーリングの確認を行った。ベストタイムは1分56秒970で7番手という結果だった。
 
スーパーラップ 2位 1分55秒210
 スーパーラップは14時50分から、GT300クラスの暫定10番手、No.87 JLOCムルシエRG-1(WADA-Q)を先頭に開始された。今回、スーパーラップは1台ずつの走行で、アタックラップ時には各チームが選んだテーマソングが場内に放送される。No.87の選曲はディープパープルの『Burn』。その後に出走したチームも、No.10 MACH-GO FERRARI DUNLOP(三船剛)が『マッハGoGoGoのテーマ』を選ぶなど選曲に工夫をこらし、1万7000人の観衆をおおいに盛り上げていた。タイムで場内を盛り上げたのは我らがウエッズスポーツセリカ・加藤選手だった。滑りそうになるマシンをたくみに操りながら1分55秒210をマークしてみせる。ちなみにウエッズスポーツセリカがスーパーラップ走行時に選んだテーマソングは谷口選手がセレクトしたウルフルズの「それが答えだ!」。その後出走した各車は1分55秒台には入れるものの、ウエッズスポーツセリカを上回ることはできないまま、最終出走車両であるNo.46 Dream Cube's ADVAN Z(星野一樹)のアタックを迎えることになった。ウエッズスポーツセリカがこのままポールを維持できるか・・という緊迫した雰囲気がチーム内に漂う中、結果はNo.46がウエッズスポーツセリカを1秒上回る1分54秒124でクラスポールを獲得した。ウエッズスポーツセリカは惜しくも2位という結果でスーパーラップを終えた。
コメント
加藤寛規 加藤寛規
今週はサーキット来る前から打ち合わせしていたセッティングが結構調子良くて、車としてはまぁまぁのバランスでずっと走ってました。金曜日と土曜日に向けて燃料満タンのレースを想定したセットアップは随分確認出来て、大分うまくいったんじゃないでしょうか。あとスーパーラップなんですけど、エンジニアやメカニックがうまく車を作ってくれて、タイミングと運も味方してくれたんで何とか2位に残ることが出来ました。決勝に向けてはチームも自信があって、今回は自信をもってレースに望めます。明日が楽しみです。
谷口信輝 谷口信輝
木曜日からテストを繰り返して、最初乗り始めの時は少し重ためのセッティングで、これはちょっとダメだなってことでセッティングの方向を転換してパワーを落としても軽い方向に変えたのが、良い方向にいってタイムも安定してきて、まぁでも他車と比べるとまだまだ苦しい状況ではありますが、これでいくしかないぞという状態で金曜日を終えました。予選1回目は加藤さんがまずまずのタイムで頑張ったんですが、予想通り周りが速くて8番手でした。が、スーパーラップでは55秒2というスーパーラップを加藤さんが叩き出し、逆に周りの車はスーパーラップで本来のベストタイムが出せなかったみたいで、何とセカンドポジションをゲットしました。これによって明日また僕がスタートドライバー行くと思うので、開幕戦の岡山に続き2度目の緊張するスタートになりそうです。雨も降るとか言ってるし。嫌だなぁ・・。でも無事に走りきるように頑張ります。


予選リザルト
Po. No. Class Machine BestTime Lap(Total) Diff GAP
1 18 GT500 TAKATA 童夢 NSX 1'46.979 3(4)Laps -'--.--- -'--.---
2 12 GT500 カルソニックインパル Z 1'47.134 5(5)Laps 0'00.155 -'--.---
3 6 GT500 エッソウルトラフロースープラ 1'47.749 3(4)Laps 0'00.770 0'00.615
4 32 GT500 EPSON NSX 1'47.894 4(5)Laps 0'00.915 0'00.145
5 8 GT500 ARTA NSX 1'47.945 4(4)Laps 0'00.966 0'00.051
6 3 GT500 G’ZOX・HASEMI・Z 1'48.207 3(5)Laps 0'01.228 0'00.262
7 22 GT500 モチュールピットワーク Z 1'48.397 5(5)Laps 0'01.418 0'00.190
8 35 GT500 イエローハットYMSスープラ 1'48.578 7(8)Laps 0'01.599 0'00.181
9 100 GT500 RAYBRIG NSX 1'48.665 3(4)Laps 0'01.686 0'00.087
10 25 GT500 ECLIPSE ADVANスープラ 1'48.987 5(7)Laps 0'02.008 0'00.322
11 34 GT500 BANDAIスープラ 1'49.036 4(6)Laps 0'02.057 0'00.049
12 39 GT500 デンソー サード スープラGT 1'49.046 7(8)Laps 0'02.067 0'00.010
13 21 GT500 ノマドフェラーリ550GTS 1'49.072 8(8)Laps 0'02.093 0'00.026
14 37 GT500 TOM’S SUPRA 1'49.152 7(8)Laps 0'02.173 0'00.080
15 36 GT500 TOM’S SUPRA 1'49.554 4(8)Laps 0'02.575 0'00.402
16 1 GT500 ザナヴィ ニスモ Z 1'49.585 7(8)Laps 0'02.606 0'00.031
17 38 GT500 ZENTセルモスープラ 1'50.295 2(3)Laps 0'03.316 0'00.710
18 88 GT500 JLOC ムルシェ RG-1 1'51.772 7(7)Laps 0'04.793 0'01.477
19 46 GT300 Dream Cube’s ADVAN Z 1'55.945 2(2)Laps 0'08.966 0'04.173
20 0 GT300 EBBRO M-TEC NSX 1'56.450 7(7)Laps 0'09.471 0'00.505
21 62 GT300 WILLCOM ADVAN VEMAC350R 1'56.526 5(5)Laps 0'09.547 0'00.076
22 30 GT300 RECKLESS MR-S 1'56.585 3(5)Laps 0'09.606 0'00.059
23 11 GT300 JIM GAINER FERRARI DUNLOP 1'56.592 4(8)Laps 0'09.613 0'00.007
24 10 GT300 MACH-GO FERRARI DUNLOP 1'56.777 5(5)Laps 0'09.798 0'00.185
25 19 GT300 ウェッズスポーツセリカ 1'56.970 5(5)Laps 0'09.991 0'00.193
26 7 GT300 雨宮アスパラドリンクRX7 1'57.031 7(7)Laps 0'10.052 0'00.061
27 87 GT300 JLOC ムルシェ RG-1 1'57.162 3(3)Laps 0'10.183 0'00.131
28 43 GT300 ARTA Garaiya 1'57.167 2(3)Laps 0'10.188 0'00.005
29 27 GT300 direxiv ADVAN 320R 1'57.517 7(8)Laps 0'10.538 0'00.350
30 2 GT300 Privee Zurich アップル RD320R 1'57.774 5(7)Laps 0'10.795 0'00.257
31 47 GT300 CCI・リカルデント・ADVAN Z 1'57.917 6(6)Laps 0'10.938 0'00.143
32 13 GT300 エンドレス アドバン Z 1'57.987 3(6)Laps 0'11.008 0'00.070
33 52 GT300 プロμ太陽石油 KUMHO セリカ 1'58.027 5(7)Laps 0'11.048 0'00.040
34 5 GT300 プロμMACH5B-1320R TEAM KYUSYU 1'58.356 3(6)Laps 0'11.377 0'00.329
35 31 GT300 吉兆宝山MR-S 1'58.846 3(7)Laps 0'11.867 0'00.490
36 777 GT300 梁山泊・TEAM高見沢ADVAN GT3 1'58.949 2(7)Laps 0'11.970 0'00.103
37 112 GT300 ARKTECH RodeoDrive WAKO’S GT3 2'00.089 5(6)Laps 0'13.110 0'01.140
38 72 GT300 T.T.O ADVANポルシェ 2'00.878 5(7)Laps 0'13.899 0'00.789
39 70 GT300 外国屋アドバンポルシェ 2'01.154 6(7)Laps 0'14.175 0'00.276
40 110 GT300 ARKTECH TOTALBENEFIT BOXSTERGT 2'01.649 3(7)Laps 0'14.670 0'00.495
41 111 GT300 ARKTECH with TeamLeyJun 968GT4 2'03.335 4(5)Laps 0'16.356 0'01.686
42 913 GT300 フィールズ ADVAN CORVETTE C6 2'05.496 5(6)Laps 0'18.517 0'02.161


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