2005 AUTOBACS JGTC Round7

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開催日 2005年10月15日〜16日
コース オートポリス(全長4.674km)
天候 <1日目>雨 <2日目>晴れ
路面コンディション <1日目>ウエット <2日目>ドライ
観客動員数 予選 12,290/ 決勝49,700人
車名 ウエッズスポーツセリカ <GT300クラス ゼッケン19>
ドライバー 加藤寛規/谷口信輝
監督 坂東正明

予選8番手スタートから見事なチームワークと追い上げで3位表彰台を獲得!!
 10月15日、16日 大分県・オートポリスで2005 AUTOBACS SUPER GT第7戦SUPER GT in KYUSHU 300kmが行われた。WedsSportRacingTeam with BANDOHは公式予選前々日の木曜日にスポーツ走行を行い、タイヤテストやマシンの調整を行った。
 金曜日の公式練習1回目は9時に開始。上空に雲は多めだったが雨は落ちてきておらず、夜露に一部濡れていた路面も、すぐに乾いていった。開始時点での気温は25度、路面温度は26度。終了時点では28度、32度まで上昇した。そんな中ウエッズスポーツセリカは27LAPを走行し、ベストタイムは1分53秒887でGT300クラス14位。練習走行2回目は14時から1時間45分の予定で始まった。昼過ぎからパラつき始めた雨が、開始直前に本降りとなり、たちまち路面はウエットに。各車レインタイヤでの走行となった。開始時点での気温は21度、路面温度は23度と午前中より下がった。コース上は、何ヶ所か雨水が川のように流れ、とくに最終セクションの上り、18番ポスト付近はかなり滑りやすい状態。開始から7〜8分たったところでNo.27 direxiv ADVAN 320R、その数分後にNo.11 JIM GAINER FERRARI DUNLOPがそのポイントでコースアウト。グラベル上にストップし、回収のため赤旗中断となる。このころ、雨はいったん上がっていたが、13分後に再開すると間もなくふたたび大粒の雨。その後も振ったり止んだりを繰り返す。このためコースコンディションは回復せず、コースアウト車両が相次ぐ。14時30分、同55分と、回収のための赤旗中断が重なった。そんな中、ウエッズスポーツセリカは22LAP走行し、ベストタイムは2分04秒349で13番手。この日の総合順位は14位という結果だった。
 
公式予選
1回目 7位 2分04秒126
 予選1回目は10時30分から、雨がそぼ降り、霧が視界をさえぎる中始まった。路面は完全なウエットで、コースのところどころに川のように水が流れている状態。開始時点での気温は20度、路面温度は22度だった。最初の20分間はGT300クラス専有。ウエッズスポーツセリカは加藤選手がステアリングを握りアタック。3LAP目に2分04秒126をマークし7番手。その後もアタックにかかるが、なかなかタイムが上がらないまま300クラスの専有時間が終了。その後500クラスの専有走行が行われ、両クラス混走の時間帯となった。ここではタイムアタックを行わないほうのドライバーが予選通過基準タイムをクリアするために出ていく。ウエッズスポーツセリカは谷口選手がステアリングを握りコースイン。2周目に2分06秒965をマークし、Bドライバーの予選基準タイムをクリア。その直後に霧が濃くなり、視界不良のため赤旗中断。回復を待ったが、12時を過ぎたところでこのまま打ち切りが決定した。このため予選通過基準タイムをクリアしていないドライバーが続出したが、ウエッズスポーツセリカは両ドライバーとも基準タイムをクリアしていた。
 
2回目 14位 1分45秒381
 公式予選2回目は14時30分から始まった。1回目の走行は霧による視界不良のため8分間を残してセッション終了。このためGT500クラスでは予選通過基準タイムをクリアできたのは6台に留まり、トップ10によるスーパーラップが通常どおり行えない状況に。協議の結果、2回目はスーパーラップではなく、全車による予選走行が行われることとなった。最初の20分間はGT500、GT300両クラス混走。続く20分間がGT300クラス専有。最後の20分間がGT500専有。決勝グリッドは1回目と2回目を通算したタイムで決められることとなった。混走の時間帯には、1回目に基準タイムをクリアできなかったドライバーを中心に積極的にアタック。ウエッズスポーツセリカは谷口選手がステアリングを握りコースイン。谷口選手は1回目の予選でBドライバーの基準タイムをクリアしていた為、決勝用のセット確認で8周を走行。その後、加藤選手にドライバー交代し、GT300クラスの専有走行がスタート。2周目を走行したところで、またしても霧が深くなって視界が悪化。赤旗が提示され、天候の回復を待つことに。それから1時間あまり天を見上げる時間が続いたが、けっきょく霧が晴れることはなく、16時過ぎにこの日の走行は打ち切られることが決定した。その後、この結果をもって予選結果とするという公式発表があり、グリッドが確定。ウエッズスポーツセリカは8番手からの決勝スタートとなった。
コメント
加藤寛規 加藤寛規
今日は天気予報は晴れという予報だったので、まさか雨になるというのは考えておらず、セッティングも殆ど何も考えてなかったんで、付け焼き刃の状態で1回目をなんとか走って、悪いコンディションの中うまく7位になって、2回目は谷口選手が混走の時にタイムを出してくれて、僕の走行は残念ながら中止になっちゃったんですが、予選結果は8位を得ることが出来ました。決勝はドライだと思うんですけど、相性的にはそんなに悪くないコースなんで頑張りたいと思います。
谷口信輝 谷口信輝
天気が悪く霧の為、途中で中断ということになり、予選2回目は通常だとスーパーラップになるところが去年と同じ様な方式になり、1回目と2回目の良いとこどりという方式になったんですけれども、我々としてはウエットコンディションでスーパーラップをやりたかったなと。そうすれば結構上の順位からスタート出来たんではないかなと思います。ちょっといつも通りのルールでやって欲しかったなというのはありますね。取りあえず予選8番手ということで決勝は更に上の順位でゴール出来るように頑張ります。


予選リザルト
Po. No. Class Machine BestTime Diff GAP Session1 Session2
1 8 GT500 ARTA NSX 1'53.328 -'--.--- -'--.--- 1'55.095 1'53.328
2 22 GT500 モチュール ピットワーク Z 1'53.407 0'00.079 -'--.--- 1'56.017 1'53.407
3 25 GT500 ECLIPSE ADVAN スープラ 1'53.482 0'00.154 0'00.075 2'00.276 1'53.482
4 18 GT500 TAKATA 童夢 NSX 1'53.671 0'00.343 0'00.189 1'59.786 1'53.671
5 3 GT500 G’ZOX・HASEMI・Z 1'53.855 0'00.527 0'00.184 1'57.025 1'53.855
6 12 GT500 カルソニック インパル Z 1'53.893 0'00.565 0'00.038 1'55.323 1'53.893
7 1 GT500 ザナヴィ ニスモ Z 1'53.929 0'00.601 0'00.036 1'54.891 1'53.929
8 37 GT500 OPEN INTERFACE TOM’S SUPRA 1'54.216 0'00.888 0'00.287 1'55.911 1'54.216
9 32 GT500 EPSON NSX 1'54.308 0'00.980 0'00.092 2'00.918 1'54.308
10 100 GT500 RAYBRIG NSX 1'54.547 0'01.219 0'00.239 1'56.283 1'54.547
11 35 GT500 イエローハットYMSスープラ 1'54.631 0'01.303 0'00.084 2'00.645 1'54.631
12 38 GT500 ZENT セルモスープラ 1'54.769 0'01.441 0'00.138 1'58.547 1'54.769
13 39 GT500 デンソー サード スープラGT 1'54.890 0'01.562 0'00.121 1'58.968 1'54.890
14 6 GT500 エッソウルトラフロースープラ 1'54.967 0'01.639 0'00.077 2'00.628 1'54.967
15 36 GT500 OPEN INTERFACE TOM’S SUPRA 1'55.279 0'01.951 0'00.312 1'58.840 1'55.279
16 34 GT500 BANDAIスープラ 1'57.676 0'04.348 0'02.397 1'59.867 1'57.676
17 43 GT300 ARTA Garaiya 2'01.035 0'07.707 0'03.359 2'01.035 2'05.420
18 0 GT300 EBBRO M-TEC NSX 2'01.553 0'08.225 0'00.518 2'03.337 2'01.553
19 21 GT500 ノマド フェラーリ 550GTS 2'01.623 0'08.295 0'00.070 2'06.009 2'01.623
20 46 GT300 Dream Cube’s ADVAN Z 2'01.691 0'08.363 0'00.068 2'03.195 2'01.691
21 11 GT300 JIM GAINER FERRARI DUNLOP 2'01.815 0'08.487 0'00.124 2'02.187 2'01.815
22 10 GT300 MACH-GO FERRARI DUNLOP 2'01.930 0'08.602 0'00.115 2'01.930 2'02.263
23 30 GT300 RECKLESS MR-S 2'02.069 0'08.741 0'00.139 2'04.392 2'02.069
24 7 GT300 雨宮アスパラドリンクRX7 2'02.934 0'09.606 0'00.865 2'02.934 2'04.524
25 19 GT300 ウェッズスポーツセリカ 2'03.125 0'09.797 0'00.191 2'04.126 2'03.125
26 31 GT300 吉兆宝山 MR-S 2'03.254 0'09.926 0'00.129 2'05.108 2'03.254
27 13 GT300 エンドレス アドバン Z 2'03.689 0'10.361 0'00.435 2'04.193 2'03.689
28 62 GT300 WILLCOM ADVAN VEMAC350R 2'03.917 0'10.589 0'00.228 2'05.885 2'03.917
29 77 GT300 クスコスバルADVANインプレッサ 2'05.022 0'11.694 0'01.105 2'05.022 2'06.853
30 27 GT300 direxiv ADVAN 320R 2'05.108 0'11.780 0'00.086 2'07.153 2'05.108
31 112 GT300 ARKTECH RodeoDrive WAKO’S GT3 2'05.757 0'12.429 0'00.649 2'06.215 2'05.757
32 47 GT300 CCI・リカルデント・ADVAN Z 2'05.857 0'12.529 0'00.100 2'05.857 2'06.715
33 2 GT300 Privee Zurich アップル RD320R 2'06.304 0'12.976 0'00.447 2'06.304 2'08.093
34 52 GT300 プロμ太陽石油 KUMHO セリカ 2'06.698 0'13.370 0'00.394 2'07.899 2'06.698
35 9 GT300 Gulf ADVAN FORTUNE MT 2'07.483 0'14.155 0'00.785 2'07.483 2'22.642
36 777 GT300 梁山泊・TEAM高見沢ADVAN GT3 2'07.496 0'14.168 0'00.013 2'10.134 2'07.496
37 110 GT300 ARKTECH TOTALBENEFIT BOXSTERGT 2'08.266 0'14.938 0'00.770 2'09.838 2'08.266
38 111 GT300 ARKTECH with TeamLeyJun 968GT4 2'08.344 0'15.016 0'00.078 2'11.164 2'08.344
39 5 GT300 プロμMACH5B-1320R TEAM KYUSYU 2'08.512 0'15.184 0'00.168 2'09.151 2'08.512
40 72 GT300 T.T.O ADVAN ポルシェ 2'10.032 0'16.704 0'01.520 2'12.100 2'10.032
41 913 GT300 フィールズ ADVAN CORVETTE C6 -'--.--- -'--.--- -'--.--- -'--.--- -'--.---


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