2005 AUTOBACS JGTC Round7

公式予選レポート / 公式予選リザルト / 決勝レポート / 決勝リザルト / PHOTO GALLERY

決勝
フリー走行 11位 1分52秒532
 金曜、土曜の二日間、雨と霧に翻弄されたオートポリスだが、決勝日朝のフリー走行は一転さわやかな秋晴れ。この週末で初めて、完全ドライでの走行となった。開始時点での気温は16度、路面温度は18度。どのチームもドライでのセッティングデータが不足しているため、序盤から積極的にコースに出ていく。ウエッズスポーツセリカは燃料満タンの決勝用セッティングで13LAP走行し、1分52秒532で11番手という結果だった。
 
決勝結果 3位
 決勝スタートは14時。上空には雲ひとつなく、午前中はやや低めだった気温も秋の日差しに照らされて28度まで急上昇。路面温度は32度で、タイヤにきびしいこのコースでは、スティント後半のグリップダウンが心配される状況でのスタートとなった。ウエッズスポーツセリカのスタートドライバーは谷口選手。ポジションキープのまま走行を続け、12周目に3番手を走行していたNo.11 JIM GAINER FERRARI DUNLOPがGT500車両との接触によりポジションを落とした為、ウエッズスポーツセリカは1つ順位を上げて7番手。24周を過ぎた頃から続々とピットインする車両が出始め、ウエッズスポーツセリカは27周目でピットインし、加藤選手に交代。いつも通りの素早いピット作業でマシンを送り出す。一通りマシンがピット作業を終えたところでウエッズスポーツセリカの順位は5位に浮上していた。ウエッズスポーツセリカと4位のNo.0 EBBRO M-TEC NSXの差は約10秒ひらいていたが、No.0 EBBRO M-TEC NSXを含めた上位4台は団子状態となり激しいバトルを繰り広げていた。そんな状況の中、ウエッズスポーツセリカはじりじりと上位陣に近づいていき、51周目にNo.0 EBBRO M-TEC NSXをかわし3位に浮上。加藤選手はそのまま落ち着いた走りを見せ、3位でチェッカーを受け、ウエッズスポーツセリカは今シーズン2度目となる表彰台を獲得した。
コメント
坂東監督 坂東監督
予選の8位というポジションは雨が降ったりして、満足なアタックやデータが取れなくて、ちょっとバタつくこともあったけれども、決勝では結論から言えばタイヤを上手く選んで谷口がポジションをキープしながら前と離されることなく27Lap走って、また加藤が、お立ち台に上がれるところまでポジションを上げてくれたんで、非常に良い展開で出来たと思うので、全体的に言えば良かったのかなと思う。後もう1戦なんだけれども、なんとか全員の力でもう1回頑張ってやりたいと思う。今日はドライバーに感謝ですね。加藤の追い上げに感謝したいと思います。
加藤寛規 加藤寛規
週末は天候が悪くレースに向けたセットアップに不安を残してのスタートとなったけど、谷口選手がタイヤを気にしながら頑張ってくれて、ドライバー交代後にそのタイヤの摩耗具合を教えてもらって走り方を変えるという戦略が上手くいって、後半トップグループに追いつき3位まで上がる事が出来た。前に追いつきバトルに勝つという力強いレースが出来たのは車もタイヤもピット戦略も良かったからからだね。表彰台を獲得出来たのは本当に嬉しい!
谷口信輝 谷口信輝
8番手からスタートして、序盤はタイヤ温存で走りポジションキープをしようと頑張りましたが、ドライのテストがあんまり出来てない為タイヤのもち具合があんまりどこまでもつかわかんない状態で、タイヤを探り探りながら27周まで走りそこで加藤さんに代わって、そこから加藤さんが怒濤の追い上げでどんどん順位を上げてくれて3位でチェッカーを受けれたことにすごく満足しております。今回もポイントが獲れたということで今のところ毎戦ポイントゲットということで、鈴鹿も終わってみればこんな順位まで来てたというレースがしたいです。


決勝リザルト
Po. No. Class Machine Diff GAP BestTime Lap(Total)
1 8 GT500 ARTA NSX 65Laps -'--.--- 1'43.737 2(65)Laps
2 22 GT500 モチュール ピットワーク Z 1'02.983 -'--.--- 1'44.869 2(65)Laps
3 3 GT500 G’ZOX・HASEMI・Z 1'03.494 0'00.511 1'45.447 3(65)Laps
4 12 GT500 カルソニック インパル Z 1'04.901 0'01.407 1'44.342 32(65)Laps
5 18 GT500 TAKATA 童夢 NSX 1'16.409 0'11.508 1'45.519 2(65)Laps
6 1 GT500 ザナヴィ ニスモ Z 1'36.509 0'20.100 1'46.015 28(65)Laps
7 38 GT500 ZENT セルモスープラ 1Laps 1Laps 1'45.442 3(64)Laps
8 36 GT500 OPEN INTERFACE TOM’S SUPRA 1Laps 0'30.523 1'45.405 4(64)Laps
9 35 GT500 イエローハットYMSスープラ 1Laps 0'00.392 1'45.973 34(64)Laps
10 6 GT500 エッソウルトラフロースープラ 1Laps 0'01.875 1'44.552 44(64)Laps
11 39 GT500 デンソー サード スープラGT 1Laps 0'00.821 1'46.003 34(64)Laps
12 34 GT500 BANDAIスープラ 1Laps 0'00.615 1'46.774 32(64)Laps
13 21 GT500 ノマド フェラーリ 550GTS 2Laps 1Laps 1'47.269 5(63)Laps
14 30 GT300 RECKLESS MR-S 5Laps 3Laps 1'53.359 5(60)Laps
15 43 GT300 ARTA Garaiya 5Laps 0'03.712 1'52.675 2(60)Laps
16 19 GT300 ウェッズスポーツセリカ 5Laps 0'03.589 1'53.057 32(60)Laps
17 7 GT300 雨宮アスパラドリンクRX7 5Laps 0'04.404 1'53.988 3(60)Laps
18 11 GT300 JIM GAINER FERRARI DUNLOP 5Laps 0'06.261 1'52.594 32(60)Laps
19 46 GT300 Dream Cube’s ADVAN Z 5Laps 0'04.605 1'52.794 2(60)Laps
20 0 GT300 EBBRO M-TEC NSX 5Laps 0'03.178 1'53.582 2(60)Laps
21 32 GT500 EPSON NSX 5Laps 0'39.625 1'44.436 26(60)Laps
22 52 GT300 プロμ太陽石油 KUMHO セリカ 5Laps 0'02.950 1'53.994 32(60)Laps
23 47 GT300 CCI・リカルデント・ADVAN Z 5Laps 0'29.525 1'54.381 36(60)Laps
24 27 GT300 direxiv ADVAN 320R 6Laps 1Laps 1'52.763 33(59)Laps
25 5 GT300 プロμMACH5B-1320R TEAM KYUSYU 6Laps 2'30.934 1'55.137 3(59)Laps
26 112 GT300 ARKTECH RodeoDrive WAKO’S GT3 6Laps 0'52.492 1'56.496 4(59)Laps
27 9 GT300 Gulf ADVAN FORTUNE MT 7Laps 1Laps 1'56.152 4(58)Laps
28 2 GT300 Privee Zurich アップル RD320R 7Laps 0'14.230 1'53.781 8(58)Laps
29 777 GT300 梁山泊・TEAM高見沢ADVAN GT3 7Laps 0'35.976 1'56.205 33(58)Laps
30 62 GT300 WILLCOM ADVAN VEMAC350R 7Laps 0'00.372 1'52.386 35(58)Laps
31 110 GT300 ARKTECH TOTALBENEFIT BOXSTERGT 7Laps 0'32.297 1'56.818 2(58)Laps
32 72 GT300 T.T.O ADVAN ポルシェ 8Laps 1Laps 1'57.691 4(57)Laps
33 10 GT300 MACH-GO FERRARI DUNLOP 13Laps 5Laps 1'53.716 2(52)Laps
34 100 GT500 RAYBRIG NSX 29Laps 16Laps 1'45.868 34(36)Laps
35 25 GT500 ECLIPSE ADVAN スープラ 31Laps 2Laps 1'45.397 2(34)Laps
36 77 GT300 クスコスバルADVANインプレッサ 36Laps 5Laps 1'54.069 3(29)Laps
37 111 GT300 ARKTECH with TeamLeyJun 968GT4 40Laps 4Laps 1'57.664 24(25)Laps
38 31 GT300 吉兆宝山 MR-S 42Laps 2Laps 1'54.361 3(23)Laps
39 13 GT300 エンドレス アドバン Z 55Laps 13Laps 1'51.474 9(10)Laps
40 37 GT500 OPEN INTERFACE TOM’S SUPRA 59Laps 4Laps 1'46.073 2(6)Laps
 
SUPER GT最終戦は11月5日〜6日 三重県の鈴鹿サーキットで開催されます。


ホームへ戻る



このサイトに掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。
すべての著作権は株式会社レーシング プロジェクト バンドウと情報提供者に帰属します。



質問・お問い合わせは フォームにご記入ください。

Copyright 2001-2003(C)RACING PROJECT BANDOH
(C)Dora communications Inc.
 

 
race