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Round.8 MOTEGI RACE REPORT


2017 AUTO BACS SUPER GT Round.8 [MOTEGI GT GRAND FINAL]

1144953 1 2x 1144953 2 2x 1144953 3 2x 1144953 4 2x 1144953 5 2x 1144953 6 2x 1144953 8 2x 1144953 7 2x 1144953 9 2x 1144953 10 2x 1144953 10 2x 1144953 10 2x
  • 1144953 1 2x
  • 1144953 2 2x
  • 1144953 3 2x
  • 1144953 4 2x
  • 1144953 5 2x
  • 1144953 6 2x
  • 1144953 8 2x
  • 1144953 7 2x
  • 1144953 9 2x
  • 1144953 10 2x
  • 1144953 10 2x
  • 1144953 10 2x

■開催日:2017年11月11日〜 11月 12日
■コース:ツインリンクもてぎ(全長4.801km)
■天候:<予選> 晴れ <決勝> 晴れ
■路面コンディション:<予選>ドライ <決勝>ドライ
■チーム:LEXUS TEAM WedsSport BANDOH
■車名:WedsSport ADVAN LC500
■ドライバー:関口 雄飛/ 国本 雄資
■監督:坂東 正敬
■観客動員数: 予選 19,500人/ 決勝 36,000人


SUPER GT Rd8「MOTEGI GRAND FINAL」が栃木県のツインリンクもてぎで開催された。今シーズンの最終戦となる今大会は開幕戦と同じくノーウエイト。そしてレース距離は250kmと短く設定されており、コンディションによってはタイヤ無交換でギリギリ走り切れる距離に設定されている。戦略次第では大逆転劇もあり得る1戦となる。
坂東監督率いるLEXUS TEAM WedsSport BANDOHは、予選では、コースコンディションの変化に合わせきれず15位と悔しい結果に。
翌日の決勝では、巻き返しを狙い着々とレースを進めて10位までポジションを上げたが、不運なクラッシュで38ラップ目に戦線離脱を余儀なくされ、15位という結果に。運に見放された幕引きとなった。


予選 [MOTEGI GRAND FINAL]

11月11日(月) 予選【予選 15位:1‘39.066】

□公式予選 天候:晴れ | コース:ドライ | 気温/路面温度 17度/23度


雲一つない快晴で迎えた予選日。午前中に行われたフリー走行は曇りで寒さが厳しかった。しかし、午後からは透き通るような青空のした、少し汗ばむくらいまで回復し、まずは300クラスのQ1が始まり14時20分からオンタイムで500クラスのQ1が始まった。
いつものように始まってすぐには動きを見せない500クラス。19号車WedsSport ADVAN LC500のシートでは関口選手がステアリングを握る。
Q1が始まって6分が経過したところでいち早く8号車がコースインし、それに続いて各車続々とコースへ。そして、19号車を含めたLEXUS勢はその1分後に全車動きはじめ、12号車と23号車の2台がQ1の残り時間が7分を切ったところでコースイン。やっと役者が出そろった。19号車WedsSport ADVAN LC500を操る関口選手もアウトラップで入念にタイヤを温めアタックを開始する。
各車3ラップを数えるころには1分37秒台が出始め、トップタイムを奪いあうようにクルクルとトップが入れ替わる。関口選手も徐々にタイムを刻み1分39秒066までタイムを上げるが、15位という悔しい結果となってしまう。しかし、チームはこの結果に諦めることなく、明日の決勝に向けて準備を行った。

Q2の結果、ポールポジションは23号車MOTUL AUTECH GT-R、2位6号車WAKO’S 4CR LC500、3位37号車KeePer TOM’S LC500。


予選後の監督・ドライバーコメント


関口 雄飛選手



国本 雄資選手



坂東 正敬監督



予選順位

11月11日(土) 14:20〜
天気:晴れ|路面:ドライ|気温:17度|路温:23度

Po No Machine Driver
Time Diff.
(km/h)
Tire WH
1 23
S
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500 / NR20A
松田 次生
ロニー・クインタレッリ
1'37.345


1'36.316 R
MI
2 6
S
WAKO'S 4CR LC500
LEXUS LC500 / RI4AG
大嶋 和也
A.カルダレッリ

1'37.795
1'37.207

BS
3 37
S
KeePer TOM'S LC500
LEXUS LC500 / RI4AG
平川 亮
ニック・キャシディ

1'37.536
1'37.366

BS
4 46
S
S Road CRAFTSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500 / NR20A
本山 哲
千代 勝正

1'37.224
1'37.530

MI
5 24
S
フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500 / NR20A
佐々木 大樹
J.P.デ・オリベイラ
1'37.572


1'37.580
YH
6 100
S
RAYBRIG NSX-GT
Honda NSX GT / HR-417E
山本 尚貴
伊沢 拓也
1'37.841


1'37.713
BS
7 36
S
au TOM'S LC500
LEXUS LC500 / RI4AG
中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
1'37.359


1'37.916
BS
8 17
S
KEIHIN NSX-GT
Honda NSX GT / HR-417E
塚越 広大
小暮 卓史
1'37.361


1'37.927
BS
9 38
S
ZENT CERUMO LC500
LEXUS LC500 / RI4AG
立川 祐路
石浦 宏明

1'37.858


BS
10 12
S
カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500 / NR20A
安田 裕信
ヤン・マーデンボロー

1'37.980


BS
11 1
S
DENSO KOBELCO SARD LC500
LEXUS LC500 / RI4AG
ヘイキ・コバライネン
平手 晃平
1'38.062



BS
12 8
S
ARTA NSX-GT
Honda NSX GT / HR-417E
野尻 智紀
小林 崇志
1'38.164



BS
13 16
S
MOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX GT / HR-417E
武藤 英紀
中嶋 大祐
1'38.706



YH
14 64
S
Epson Modulo NSX-GT
Honda NSX GT / HR-417E
ベルトラン・バゲット
松浦 孝亮
1'38.735



DL
15 19
S
WedsSport ADVAN LC500
LEXUS LC500 / RI4AG
関口 雄飛
国本 雄資
1'39.066



YH
GT500 以上予選通過


タイヤ=BS:ブリヂストン/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/YH:ヨコハマ

WH=ウェイトハンディキャップ(kg)

車名の後ろのS:シード権車両=シード権車両は、全ての参加条件が満たされている限り決勝レースへの出場が保証される。


R:コースレコード(従来のレコード 1'36.491)


Q1:開始時刻 14:20'00/終了時刻 14:35'00

Q2:開始時刻 15:05'00/終了時刻 15:17'00


決勝 [MOTEGI GRAND FINAL]

■11月12日(日)決勝【15位】

□天候:晴れ | コース:ドライ | 気温/路面温度 16度/23度


秋晴れのツインリンクもてぎは、午前中に吹き荒れた風が落ち着き、最終戦にふさわしい晴れ舞台が整った。お昼には松島基地から飛来した航空自衛隊のF-2による歓迎フライトが行われ、レースに花を添え、そして 恒例の警察車両に加え、DTM車両の3台が加わったパレードランが1周行われた後、フォーメーションラップに移行され53周先に見える表彰台の頂点をめざし決勝レースの幕が上がった。
しかしスタート前からすでに波乱の展開は始まっており、ポールポジションの23号車とセカンドポジションの6号車が最優コーナーで接触し、両車とも手傷を負った状態でスタートを切った。19号車WedsSport ADVAN LC500のスタートドライバーは関口選手だ。
関口選手は最後尾からの追い上げを図り着々とレースを展開していた5ラップ目、6番手の24号車と3番手の6号車が接触し、最後尾に落ちてしまい、19号車 WedsSport ADVAN LC500は順位を2つ上げた。そして7ラップに36号車のイレギュラーなピットインにより、更に順位を1つあげ、12位に。さらに関口選手は後方からの追い上げをはかり、8ラップまでには16号車、64号車をパスし10位にポジションをアップ。
そして周回の1/3を過ぎ、18ラップ目を過ぎたあたりから、各車ピットインに入る。19号車 WedsSport ADVAN LC500も23ラップ目にピットイン。チームは、リヤタイヤのみを交換し最小限のピットタイムで国本選手を戦列に送り出した。
12位で復帰した国本選手は再び追い上げにかかり安定したタイムでラップを刻む。そして32ラップには前の24号車がピットに入り、順位を1つあげ11位に。そして64号車が34ラップ目にピットインし、10位となった。
が、38ラップ目に、他車と接触、フロントセクションにダメージを受けてしまう。チームはすぐさま19号車WedsSport ADVAN LC500をピットに戻すがダメージが大きく、レースに復帰することは叶わなかった。しかし結果は15位で最下位となるが完走扱いとなり2017年の幕を閉じた。

レースはポールスタートの23号車MOTUL AUTECH GT-Rが一度もトップを明け渡さず、チェッカー。2位37号車KeePer TOM’S LC500、3位38号車ZENT CERUMO LC500。

2017年度のシリーズ成績は19号車WedsSport ADVAN LC500は12位。
シリーズチャンピオンはポイント差で2位の37号車 KeePer TOM’S LC500が獲得し、昨年に引き継きLEXUS勢がシリーズ優勝を飾った。


決勝後のコメント


関口 雄飛選手

今日のウォーミングアップで昨日のフィーリングが悪かったところを改善して良くなったので決勝に向けて楽しみになってきてレースに臨みました。
レースがスタートして最初はタイヤを温存して300の集団が来たところでタイヤを駆使してプッシュし前の2台を自力で抜いて、前のスピンとかもあって10位まで上がったんですが、そのころにはタイヤと路面のマッチングが合わなくなってきて、それ以上の上位を狙うことができませんでした。
後半、他の車との接触があり当たり所が本当に悪くてちょうど弱い部分に当たってしまい、運が悪いとしか言いようがありません。
最終戦なので何とか結果を出せるように頑張ったんですが昨日今日とうまくいきませんでした。しかし、いい時ばかりがレースではないのでこの結果もしっかり受け止めて前に進んでいきたいと思います。
1年間、応援ありがとうございました。



国本 雄資選手

後半のスティントで64号車とのバトルの中で接触してしまって大きくダメージを受けてしまいました。レースペースも厳しかったのですが、早めに64号車を抜いて上位に食い込めるように精一杯走ったですがチェッカーを受けることができず残念です。
1年間、なかなか結果を出すことができず、すごく厳しいく辛いシーズンでした。その中でも速さを見せられたりだとか、タイヤ、車の開発など勉強になったこともたくさんあったので、今後に生かして、また来年強い気持ちで開幕を迎えられるように準備をしようと思います。
1年間、ありがとうございました。



坂東 正敬監督

決勝、途中でクラッシュしてしまいチェッカーを受けることができませんでした。
最終戦なのにスポンサーさん、ファンの皆さん本当にすみませんでした。今年1年あっという間に終わってしまい、まったく19号車のいいところを見せることができず終了してしまいました。昨年は比較的良い年だったので今年は期待していたんですが本来のドライバーのパフォーマンスを出せず、申し訳ないと思っています。
新車になって得るものも多かったし、スポンサーさん、ファンの方々に支えられて1年間過ごすことができたので、そういう部分に関しては今年沈んだ分、来年は絶対にチャンピオン争いをするぞ!という気持ちが強くなってきました。12月からセパンテストに行くので良いタイヤを作って来年の茂木では笑顔で終われるような1年にしたいと思います。
今回は予選からセットアップに苦しんで決勝も思うようにペースが上がらず、そしてクラッシュしてしまいました。沢山応援いただいたのですが見せることができず心苦しいレースとなってしまいました。
今後、この悔しさを忘れずに前に進みたいと思いますので、今後も応援よろしくお願いたします。1年間、ありがとうございました。



決勝順位

11月12日(日) 13:30〜(53Lap)
天気:晴|路面:ドライ|気温:16℃|路温:23℃

Po No Machine Driver
Laps Time&Diff BestLap Tire WH
1 23 MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500 / NR20A
松田 次生
ロニー・クインタレッリ
53 1'40.077 1:31'44.581 MI
2 37 KeePer TOM'S LC500
LEXUS LC500 / RI4AG
平川 亮
ニック・キャシディ
53 1'40.483 6.263 BS
3 38 ZENT CERUMO LC500
LEXUS LC500 / RI4AG
立川 祐路
石浦 宏明
53 1'40.414 13.353 BS
4 17 KEIHIN NSX-GT
Honda NSX GT / HR-417E
塚越 広大
小暮 卓史
53 1'40.751 19.962 BS
5 100 RAYBRIG NSX-GT
Honda NSX GT / HR-417E
山本 尚貴
伊沢 拓也
53 1'40.723 20.537 BS
6 46 S Road CRAFTSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500 / NR20A
本山 哲
千代 勝正
53 1'40.944 20.857 MI
7 12 カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500 / NR20A
安田 裕信
ヤン・マーデンボロー
53 1'41.159 38.909 BS
8 1 DENSO KOBELCO SARD LC500
LEXUS LC500 / RI4AG
ヘイキ・コバライネン
平手 晃平
53 1'41.059 46.745 BS
9 8 ARTA NSX-GT
Honda NSX GT / HR-417E
野尻 智紀
小林 崇志
53 1'40.638 1'01.721 BS
10 64 Epson Modulo NSX-GT
Honda NSX GT / HR-417E
ベルトラン・バゲット
松浦 孝亮
53 1'41.190 1'28.669 DL
11 16 MOTUL MUGEN NSX-GT
Honda NSX GT / HR-417E
武藤 英紀
中嶋 大祐
52 1'40.669 1 Lap YH
12 24 フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT500 / NR20A
佐々木 大樹
J.P.デ・オリベイラ
52 1'40.740 1 Lap YH
13 6 WAKO'S 4CR LC500
LEXUS LC500 / RI4AG
大嶋 和也
A.カルダレッリ
51 1'40.960 2 Laps BS
14 36 au TOM'S LC500
LEXUS LC500 / RI4AG
中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
42 1'40.393 11 Laps BS
15 19 WedsSport ADVAN LC500
LEXUS LC500 / RI4AG
関口 雄飛
国本 雄資
38 1'41.399 15 Laps YH


タイヤ=BS:ブリヂストン/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/YH:ヨコハマ

WH=ウェイトハンディキャップ(kg)

開始時刻 : 13:37'30  終了時刻 : 15:09'14

出走台数:15台/完走台数:15台


決勝ベストラップ: 1'40.077 No.23 MOTUL AUTECH GT-R/ロニー・クインタレッリ

黒白旗提示 No.38 立川 祐路、No.1 ヘイキ・コバライネン

No.24 J.P.デ・オリベイラ ドライブスルー(H項2-2.4.4.1b-3「赤旗中の追い越し」)

No.24 J.P.デ・オリベイラ ドライブスルー(SGT-SpR.13-1.b「危険なドライブ行為」)