■決勝結果結果

フリー走行	:
決勝結果	:	14位

■開催日:2007年3月18日

天　候	:	晴
観客動員数	:	決勝30,000人
監　督	:	坂東正明

■コース	:	鈴鹿サーキット(全長5.807km)
路面コンディション:ドライ
車　名	:	ウェッズスポーツセリカ <GT300クラス ゼッケン19>
ドライバー	:	飯田 章／関口 雄飛
チーム	:	WedsSportRacingTeam with BANDOH

<< 決勝 >>
天候：晴れ　　路面状況：ドライ　　気温：7度　　路面温度：14度

2007年度 SUPER GT開幕！ 相性の良い鈴鹿で・・・

決勝レースは14時に、きれいに晴れ渡った青空の下でスタート。昨年のこのレースは強風に悩まされたが、今回は昨年ほどではないもののやはり風の中でのレースとなった。

昨日そして決勝日の午前中はドライバー交代の練習に励んだ。最初は1分くらいかかった交代も最後は24秒くらいまで縮める事ができた。スタートドライバーは飯田章選手。今のGT300は元500ドライバーがたくさんいるので関口選手は後半のセクションを担当する事になった。なんと、フォーメーションラップ中、予選3番手ARTAガライヤがまさかのスピン。どうやらシフトの不具合があったようで、最後尾からスタートを切った後、6周目にはピットに戻って調整作業を行った。
この時点で19号車は15位。波乱な幕開けを予想させるフォーメーションラップとなった。そしてローリングスタート。

オープニングラップの1コーナー、GT500クラスの中団でNo.22 MOTUL AUTECH Z（ミハエル・クルム選手）とNo.39デンソーサードSC430（平中克幸選手）が接触。さらにNo.24 WOODONE ADVAN Clarion Z（ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手）もこれに巻き込まれる形でコースアウトしてしまう。No.22はコースに復帰したが、No.39はコースサイドのスポンジバリアにクラッシュしてマシン後部を大きく破損。ピットには戻ったもののそのままリタイアに追い込まれてしまった。No.24も、8周目に入ったところで駆動系に異変をきたしスローダウン。その後コースサイドにマシンを止めてしまった。19号車は4号車田中哲也選手と華麗なバトルを繰り広げていた。どこまで飯田選手で引っ張るかとピット内では考えていた。トップは13号車、そして101号車、2号車と続いていた。

GT300スタートドライバーは田中哲也選手を始め影山正美選手、加藤選手、井入選手、山路選手、佐々木選手とGT500もしくはGT300勝利ドライバーばかりなのでなかなか抜かさせてはくれない。となりのピットのタイサンが25周目にピットインするということで19号車は２6周目にピットするように無線で指示をした。タイヤはまだ大丈夫だとの事だったがピットイン。練習の成果か無事に大幅にタイムロスすることなく関口選手のバトンタッチした。この時点で13位。関口選手の追い上げに期待するピットはモニターを眺めじっと見守っていた。
そして着々と順位とタイムを上げる関口選手。2分6秒280と好タイムを出すもののストレートの速い周回遅れのポルシェを抜くのに時間がかかる。そして8位まで順位をあげた。３０周目S字でGT500の１００号車がマシンコントロールミスでクラッシュ。まだまだ何かが起こると思った矢先、３１周目130Rで５５号車が激しくクラッシュ。ともに黄旗がでていた。

しかしその次の周、関口選手は130RでGT500マシンにラインを譲ろうとしたらまさかのコースオフ。幸いマシンにダメージはなかったがドライブスルーペナルティーを貰う事となってしまった。６位争いに参加する直前まで行ったので非常に残念な結果となってしまった。ルーキーにとっては痛い洗礼をうける事になった。レースは後半、まさかの２番手走行していた１８号車がトラブルの為、ストップ。そして最終ラップ独走していたARTA　NSXもまさかのトラブルでコース脇にマシンを止めた。なんと最後の最後にチェッカーを受けたのは３８号車だった。GT300は１３号車がポールトゥウイン。２番手は２号車、３番手は後半パワステトラブルで順位を一つ落とした101号車となった。ウエッズスポーツセリカ１９号車は１４位でチェッカーを受けた。


予選、決勝とマシントラブルはなかったが決勝中ペナルティーを貰ってしまい残念な結果となってしまったがルーキー関口選手の才能が開花してくれる期待と元GT500チャンピオン飯田章選手のコンビは今後チャンピオン争いをしていくに違いないと思わせるような走りだった。

次回4月7日・8日の岡山国際サーキットでは表彰台をめざしがんばって行きたいと思います。