岡山国際サーキット Round2


 2007 AUTOBACS SUPER GT 第2戦 OKAYAMA GT 300km
 練習走行 2007年 4月 6日(金)
 公式予選 2007年 4月 7日(土)
 決  勝 2007年 4月 8日(日)


岡山国際サーキット Round2 Race


■決勝結果結果

フリー走行: 
決勝結果:19位

■開催日:2007年 4月 8日

天 候:
観客動員数:決勝35,000人
監 督:坂東正明

■コース :岡山国際サーキット(全長3.703km)
路面コンディション:ドライ
車 名:ウェッズスポーツセリカ
<GT300クラス ゼッケン19>
ドライバー:飯田 章/関口 雄飛
チーム:WedsSportRacingTeam with BANDOH

<< 決勝 >>
天候:曇  路面状況:ドライ  気温:18度  路面温度:25度


波乱の岡山、浮き沈みの激しいレース結末は・・・

午前中の晴れた空は午後になるとすっかり曇り空に変わり、雨になりそうな天候の中、決勝レースが始まる。スターティンググリッドに並ぶ前に、ウォームアップ走行として、8分間の走行時間が設けられている。スタートドライバーは飯田選手。

しかし、ウォームアップ走行のため、ピットから出たときに、ウェッズスポーツセリカはエンストしてしまった。原因はクラッチが切れなくなっている。応急手段として、 2速ホールドでセルモータースタートしてアウトラップ1周で一度ピットに戻ってきた。クラッチのエア抜きをして、クラッチが切れるようになったが、完全には直っていない。走行時にはクラッチを使わずにシフトアップ、シフトダウンは出来るが、発進、停止時にはクラッチは必要。
幸い、SUPER GTはローリングスタートなので、一度発進できれば走行は可能。飯田選手の絶妙なスタートテクニックによりフォーメーションラップは無事発進した。

12位スタートのウェッズスポーツセリカは、順調に周回数を重ねていく。上位走行の62号車WILLCOM ADVAN VEMAC408Rと、43号車ARTA Garaiyaがそれぞれコースアウト、19ラップ目には、88号車アクティオムルシェRG-1がステアリングトラブルでリタイヤなど波乱のレース展開となった。

20ラップ目には19号車ウェッズスポーツセリカは9位を走行、21周目13号車エンドレスアドバン洗剤革命 Zがドライブスルーペナルティ、他チームのトラブル、ペナルティにも助けられ、各チームのピットタイミングもあり、40周目には、4位まで浮上、 飯田選手より、「タイヤの状態が良い」との無線が入りピットタイミングを遅らせることにした。48周目燃料が限界のため、ピットイン。この時点でのポジションは2位。

関口選手に交代したが、クラッチが切れないのは変わらず、前回と同じように2速ホールドセルモータースタートを試みるが、スタート出来ず、クラッチのエア抜きをして、再スタートが出来た。このときのピット作業時間が5分以上かかり、ポジションは大幅にダウン。その上、交換したタイヤがタイヤ交換担当のメカニックの足にのっかっていたため、作業違反。58ラップ目にドライブスルーペナルティをとられてしまった。60ラップでのポジションは、20位。
73周を終えてチェッカーを受けた。最終ポジションは19位、今回もポイントを取れるレースを逃した感があった。

GT500は鈴鹿レースの屈辱を果たし、8号車ARTA NSXが優勝、2番手には、100号車レイブリックNSX、3番手にはモチュールオーテックZが入った。
GT300は101号車TOYSTORY RT apr MR-SのF3コンビが優勝、2番手は2号車プリヴェKENZOアセット・紫電、3番手には26号車ユンケルパワータイサンポルシェが入った。

5月の富士500kmレースは、ウェッズスポーツセリカにとって優位なレースとなるだろう。年式的には古い車両になるが、昨年の富士500kmを見ても日の目を見るレース展開を期待したい。

総合結果


■GT300クラス/決勝
2007-04-08 | スタート 14:00 | 天候:晴 | コース:ドライ | 岡山国際サーキット:3.703km
Po. No. Machine Driver Time Diff Laps Tire WH
1101TOY STORY Racing apr MR-S大嶋 和也
石浦 宏明
2:02'41.445 77MI15
22プリヴェKENZOアセット・紫電高橋 一穂
加藤 寛規
0'03.658 77YH20
326ユンケルパワー タイサン ポルシェ山路 慎一
谷口 信輝
0'09.19377YH
487マルホン ムルシエRG-1桧井 保孝
余郷 敦
1Lap 76YH
5110GREEN-TEC BOXSTER GT黒澤 琢弥
光貞 秀俊
1Lap 76YH
646宝山 DUNLOP Z佐々木 孝太
横溝 直輝
1Lap 76DL
713エンドレスアドバン洗剤革命 Z影山 正美
藤井 誠暢
1Lap 76YH40
862WILLCOM ADVAN VEMAC408R柴原 眞介
黒澤 治樹
1Lap 76YH
931apr MR-S峰尾 恭輔
坂本 雄也
1Lap 76MI

+1

1033HANKOOK NSC PORSCHE木下 みつひろ
坂本 祐也
1Lap 76HK
115クムホ プロμ マッハ号 320R玉中 哲二
竹内 浩典
1Lap 76KH

+1

127RE 雨宮 RX-7井入 宏之
折目 遼
1Lap 76YH
1377クスコ DUNLOP スバルインプレッサ山野 哲也
青木 孝行
2Laps 75DL
1447宝山 DUNLOP Z脇阪 薫一
密山 祥吾
2Laps 75DL

+1

1555DHG ADVAN FORD GT池田 大祐
番場 琢
2Laps 75YH

+1

1611TOTAL BENEFIT・JIM CENTER F360植田 正幸
松田 秀士
2Laps 75YH

+1

1743ARTA Garaiya新田 守男
高木 真一
2Laps 75MI
18333Mario ADVAN 石松 PORSCHE小林 且雄
井上 貴志
3Laps 74YH
1919ウェッズスポーツセリカ飯田 章
関口 雄飛
4Laps 73YH

+1

2070ノマド・GAIKOKUYA ADVAN GT3-RS石橋 義三
小泉 洋史
5Laps 72YH
2166トリプルA ガイヤルド RG3古谷 直広
栗原 宗之
5Laps 72YH
224EBBRO 350R田中 哲也
山崎 信介
6Laps 71YH

+1

239LEYJUN DUNLOP MT900OSAMU
Guts 城内
24Laps 53DL
GT300 規定周回数:53

666楽天 BOMEX 320R周防 彰悟
山下 潤一郎
30Laps 47YH

+1


88アクティオ ムルシェRG-1マルコ・アピチェラ
山西 康司
58Laps 19YH5


■GT 500 CLASS/決勝
2007-04-08 | スタート 14:00 | 天候:晴 | コース:ドライ | 岡山国際サーキット:3.703km
Po. No. Machine Driver Time Diff Laps Tire WH
18ARTA NSX伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
2:01'14.759 82BS10
2100RAYBRIG NSXドミニク・シュワガー
細川 慎弥
0'15.186 82BS
322MOTUL AUTECH Zミハエル・クルム
松田 次生
0'22.14982BS
432EPSON NSXロイック・デュバル
ファビオ・カルボーン
0'29.36182DL25
51宝山 TOM'S SC430脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
0'31.58682BS

+1

625ECLIPSE ADVAN SC430土屋 武士
織戸 学
1'00.30082YH

+1

718TAKATA 童夢 NSX道上 龍
小暮 卓史
1'00.66382BS
812カルソニック インパル Zブノワ・トレルイエ
星野 一樹
1'00.97082BS
935BANDAI DUNLOP SC430服部 尚貴
ピーター・ダンブレック
1Lap 81DL

+1

1017REAL NSX金石 勝智
金石 年弘
1Lap 81BS
1138ZENT CERUMO SC430立川 祐路
高木 虎之介
1Lap 81BS50
1239デンソー サード SC430アンドレ・クート
平中 克幸
1Lap 81BS
133YellowHat YMS モバHO ! TOMICA Zセバスチャン・フィリップ
柳田 真孝
1Lap 81BS
146Forum Eng. SC430片岡 龍也
ビヨン・ビルドハイム
1Lap 81BS10
1524WOODONE ADVAN Clarion ZJ.P・デ・オリベイラ
荒 聖治
1Lap 81YH
GT500 規定周回数:57

□タイヤ=BS:ブリヂストン/DL:ダンロップ/HK:ハンコック/KH:クムホ/MI:ミシュラン/YH:ヨコハマ

□WH=ウェイトハンディキャップ(kg)/+1:性能引き上げ措置(1ランク)

□開始時刻:14:03'30/終了時刻:16:04'44

□参加台数:42台/出走台数:41台/完走台数:38台

□GT500 Best Lap Top3 :
1'24.388 : No.8 ARTA NSX (ラルフ・ファーマン)
1'25.230 : No.1 宝山 TOM'S SC430 (アンドレ・ロッテラー)
1'25.239 : No.100 RAYBRIG NSX (ドミニク・シュワガー)

□GT300 Best Lap Top3 :
1'31.955 : No.2 プリヴェKENZOアセット・紫電 (加藤 寛規)
1'32.077 : No.101 TOY STORY Racing apr MR-S (大嶋 和也)
1'32.635 : No.62 WILLCOM ADVAN VEMAC408R (黒澤 治樹)

ペナルティ

※No.1は、2007 SGT-SpR 第3章 第29条 14.a (接触行為)により、ドライビングスルーペナルティを課した。

※No.6は、2007 SGT-SpR 第3章 第28条 15. (反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティを課した。

※No.13は、2007 SGT-SpR 第3章 第29条 14.a (接触行為)により、ドライビングスルーペナルティを課した。

※No.19, 110は、2007 SGT-SpR 第3章 第34条 11 (ピット作業違反:タイヤ平置き未状態)により、ドライビングスルーペナルティを課した。