■決勝結果結果

■開催日:2007年 6月24日

<< 決勝 >>
決勝レース(54周)：16:00(現地時間)〜
天候：晴　　路面状況：ドライ　　気温：34度　　路面温度：48度

灼熱のセパン、初走行の関口選手は・・・

今年初めてセパンらしい天候となった決勝日。

今年は日本、マレーシア国交50周年ということもあり、多数の観客がグランドスタンドを埋めていた。19号車ウェッズスポーツセリカは飯田選手がスタートドライバーを務める。タイヤは昨日の予選と同じハードタイヤをチョイスした。

フォーメーションラップ中、GT500ポールポジションの18号車TAKATA童夢NSXが戦線離脱、GT300は順調なスタートとなった。しかし10番手以降はトップ集団からかなりの間隔があいたスタートとなった。
飯田選手からの無線によると、「フロントタイヤがグリップしない」新しい路面がバンピーな舗装になっていた。
7ラップ目、トップを走行中の101号車apr MR-Sに2番手43号車ARTA Garaiyaが最終コーナーで仕掛け、トップを奪うが、8ラップ目のS字コーナーでコースアウト。そのままガードレールにヒットし、リタイヤしてしまった。このときの19号車ウェッズスポーツセリカは17位でポジションアップ、9ラップ目には、16位と確実にポジションを上げていった。しかし、新しい路面と車、タイヤコンパウンドがマッチせず、苦しい戦いを強いられていた。

GT500はタイヤ磨耗の関係で2ピットのところもあり、GT500はピット戦略でのポジション争いもありそうだ。GT300はどのチームも1ピット。19ラップ目、31号車apr MR-Sを筆頭に、ピットストップが始まった。ここにきてタイムも9秒台と上昇してきたがやはりトップとの差は全く変わらなかった。

22ラップ目にピットイン。関口選手に交代し、飯田選手のアドバイス通りミディアムタイヤに交換した。本来ならばもう少し早めのピットインが吉と出たかもしれない。

19号車ウェッズスポーツセリカは途中4コーナーで姿勢を乱した。その後無線トラブルで関口選手と更新が出来なくなってしまった。
25ラップ目には14位、30ラップ目には全チームのピットストップも終わり12位までポジションアップ。42ラップ目には、今大会ベストラップ3位の2分08秒030を記録し、11位までポジションアップした。
どうやらソフトタイヤでも問題はなかったようだ。そうするとハードタイヤを選択した飯田選手はかなり辛かったに違いない。

43ラップ目には、7号車RE雨宮RX-7を抜いて10位のポイント圏内まで上がっていた。しかしGT500が背後からセリカをパスしようとした時にRX-7に再度前に行かれてしまった。そして、最終ラップの50ラップ目、紫電がコースアウト。19号車ウェッズスポーツセリカは9位でフィニッシュ。今季初ポイントを獲得した。

チームの戦略としては正直30点。今までが悪すぎた為、今シーズンのベストレースになりましたが（今シーズン初めてのトラブルが出なかったレース）今後は飯田選手やスタッフともっと勝ちにこだわったチーム作りをし、求められている結果を出せるようがんばります。関口選手にも1発の速さだけではなくレース全体を考えて関口選手の役割は何かを勉強してもらいたいです。
次に繋がるレースだったので次の菅生に期待してください。

<<ポイント獲得状況>>
9位入賞　　　　　　　　2ポイント
決勝ベストラップ3位　　1ポイント
合計　　　　　　　　　 3ポイント

<<19号車ウェッズスポーツセリカポイントランキング>>
チームランキング　　　　　　18位
ドライバーズランキング　　　22位