トヨタモータースポーツフェスティバル2006


2006年11月26日、静岡県にある富士スピードウェイにて、トヨタのモータースポーツを応援してくださるファンの為に開催された、トヨタモータースポーツフェスティバルに、SuperGTで参戦しているバンドウレーシングも参加して参りました。

我がバンドウレーシングは、今日を持ってレースが終了する「KING OF ALTEZZA」に2台のアルテッツァを要して参戦しており、最後の決戦として、今村選手、北川選手のアグレッシブな走りを披露し、今村選手が5位に入る健闘を見せました。
また、イベントブースでは、GT監督のトークショーに、坂東監督も登場。その後のサーキットサファリでは、コース走行するバスに解説員として飛び入り!!。

SuperGT スーパーバトルには、今年最後の3S-GTEのターボ特有の低回転からの野太いエキゾーストを出しながら、コースを疾走するセリカの雄志をお見せすることが出来ました。

当日は、時折雨も降るあいにくの天気な上、富士山麓の高地である富士スピードウェイの寒さにもかかわらず多くのファンの方のご来場をいただきましてありがとうございました。

KING OF ALTEZZA 最終戦 富士



アルテッツァのワンメークレースとして一時代を築いた「KING OF ALTEZZA」であるが、アルテッツァの消滅とともに今年が最後となり、本日が真のアルテッツァ使いを決める戦いとなる。

11/25に開催された予選では、今村選手が予選3位、北川選手が予選14位とそれぞれベストリザルトを更新して望むこととなった。

(写真左上:メディアに取材を受けている坂東マサ)
(写真右上:レース前に今村選手に激励している織戸選手)
(写真左下:No19 ORC☆タイトーアルテッツァ(今村選手))
(写真右下:オートバックスアルテッツァ(北川選手))

1周のローリング後のレーススタート。決勝は富士の長いコースを13周で争われる。

予選三位の今村選手はスタート直後四番手に落ちるものの、予選1位の碓井選手がフライングスタートで戦列を離れたのもあり、なんとか二番手まで順位をあげた。
しかしヘアピン後にダートに車体を落として再び順位を落とし四番手にそして伊藤選手や本吉選手、塩野選手とバトルし六番手に順位を落としてしまう。
このままでは追われない今村選手は最後に根性を見せ、最終ラップに一台抜き五位でゴールした。結果、ドライバーズラインキングは六位となりました。
チャンピオンは塩野選手。二位佐々木選手、三位本吉選手。今回のレースは佐々木選手・伊藤選手・峰尾選手の順だった。

北川選手は接触もあったが、トラブル無く、13位で完走いたしました。

また、メンテナンスガレージランキングでは、坂東商会は4位となりました。

最後のアルテッツァレース、チャンピオンは取れませんでしたが、応援していただいた皆様、スポンサーの皆様、本当に本当にありがとうございました。

サーキットガレージ



イベント中は、パドックにて、今年、各種レースで活躍したレースカーの展示が行われており、我が坂東セリカもパドックに展示いたしました。
まだ来年の体制が決まっておらず、来期セリカで参戦するかは決まっておりませんが、今期最後のセリカをきれいにして飾らせていただきました。

※壁紙として、何枚か公開させていただきました。こちらも是非ご覧ください。

坂東監督 イベントにレースに


もちろん、レースカーを展示しているとか、レースカーを走らせに来ただけではありません。なんと、GTチームの監督のトークショーでは。舘信秀トムス総監督、土沼広芳ルマン監督、そして、我ら坂東正明RSバンドウ監督が登場と相成りました。

「速いドライバーはどこが違う?どんな人?」との問いに、「俺の言うことを聞くヤツ」で場内が爆笑!
また、その様子を見ていたGT500ドライバーの脇阪選手がヤジを飛ばし、それを坂東監督が冗談っぽく一喝したりと終始和やかなトークショーが繰り広げられておりました。

その他、サーキットサファリでは、抽選で当たったお客様の乗ったバスに解説者として乗り込み、GTの裏話を話していたかどうか・・・・・。坂東監督は終始サーキットを飛び回っておりました。

SuperGT スーパーバトル



すっかり本降りの雨が降り始めた午後2時。今季最後のトヨタのSuperGTマシンの走行となった、SuperGT スーパーバトル。お祭りレースとはいえ、周回数5周の間に、必ずドライバーチェンジが行われるという本格的なルール?の元、スタートを切りました。
我が坂東セリカは、ドライバーが松田選手のみの参加となったため、ドライバーチェンジの代わりに、タイヤ交換と燃料補給のハンディを付けさせられるというとんでもない状態。しかしながら、前半は、それを逆手に取り、燃料を積まない作戦で、GT300クラスでトップを爆走することに。
(写真左上:ローリングスタート前のグリッドの様子)
(写真右上:前半独走している坂東セリカ)
(写真左下:本番さながらのピットワークをして出陣)
(写真右下:MR-Sとセリカの3連隊でFinish!!)
【ローリングスタート 30sec】

【GT300 3台編隊(MR-Sx1 セリカx2) 8sec】


レースそのものは、ピットインから状況が分かれるような感じとなり、早くドライバーチェンジを済ませた梁山泊 apr MR-Sがその後、独走状態となり、そのままゴールイン!!。我が坂東セリカは、ピット作業の時間が他のチームより多く掛かる為、前半の首位を明け渡すことになりましたが、それは、お祭りレース。最後の2周は2位以下のレースカーと編隊を組み、寒い中ご来場していただいたお客様へ見ていただくように、最後の3Sターボエンジンの低回転からの図太いサウンドを全開にて走らせていただきました。

レース後には、このデモレースを持って引退される、田中実選手と坂東監督との抱擁がありました。その昔、レーシングプロジェクトバンドウのMR-Sやセリカにも乗っていただき、公私ともに交流の有ったドライバーでした。本当にお疲れ様でした。