ツインリンクもてぎ Round7




ツインリンクもてぎ Round7 Qualifying Certifications


■公式予選結果

予選1回目:10位  1分55秒506
スーパーラップ:8位  1分57秒571
予選総合:8位  1分57秒571

■開催日:2006年9月9日

天 候:曇り
観客動員数:予選 15,000人
監督:坂東正明
■コース:ツインリンクもてぎ
(全長4.801km)
路面コンディション:ドライ
車 名:ウエッズスポーツセリカ
<GT300クラス ゼッケン19>
ドライバー:松田晃司/脇阪薫一
チーム:WedsSportRacingTeam
with BANDOH

<< 公式予選 >>
■1回目  GT300クラス占有 10時05分〜10時25分/混走 10時45分〜11時05分
天候:曇り 路面:ドライ


時間通りに始まったGT300予選1回目、19号車ウェッズスポーツセリカは脇阪選手がアタックを開始する。タイヤ交換のため、一度ピットインし、再びアタックを行った。走行時間終了後、ドライバーからのコメントを聞き、リアのリバウンドを調整し、次の予選走行への準備を整えた。
10時45分からの混走では、松田選手がステアリングを握った。しかし、開始から5分後、47号車吉兆宝山 DIREZZA Zがエンジンブローでコース上にストップ。車体からコース上へと流出したオイルの撤去作業のため、赤旗中断、10分後の11時ちょうどに走行再開となる。この時、残りの走行時間は15分、松田選手が再びアタックを開始した。11時15分の終了時間まで走りきり、ピットでドライバー交代およびタイヤ交換の練習を行い、予選1回目が終了した。GT300予選1番手タイムはJIM CENTER FERRARI DUNLOPの1分54秒399となり、2番手からも54秒台のコンマ以下を争う車両でひしめきあった。そして、今回の予選において、47号車吉兆宝山 DIREZZA Z、96号車EBBRO BTEC MAZIORA 350Rがペナルティのため、19号車ウェッズスポーツセリカは2つ順位を上げ、スーパーラップ進出を決めた。

<< 公式予選 >>
■2回目  GT300クラス占有 14時15分〜14時30分/スーパーラップ 14時50分〜
天候:曇り 路面:ドライ


前戦と同じく、スーパーラップ進出が確定した19号車ウェッズスポーツセリカは、まず松田選手がコースインし、車のセットをチェックするのに充てた。
14時45分からのスーパーラップは、19号車ウェッズスポーツセリカ脇阪選手のアタックから始まった。タイヤ、車の調整を2LAPの走行枠で行い、爆走坂東組気合のテーマソングである仁義なき戦いがサーキットに響き渡るなか、ライトを点灯しアタックラップに入る。タイムは1分57秒571をマークし、これがターゲットタイムとなった。
GT300スーパーラップは1番手から4番手が1分54秒台で争う結果となり、62号車WILLCOM ADVAN VEMAC408R、11号車JIM CENTER FERRARI DUNLOP、110号車TOTALBENEFIT GREENTEC BOXTER、88号車アクティオ ムルシェRG-1という結果となった。ここでスーパーラップ1番手の55号車DHG ADVAN FORD GTがポールシッター確定かと思われたが、スーパーラップ後に行われた再車検において車両の規定違反が見られ、予選のタイムを剥奪される結果となった。
これにより、19号車ウェッズスポーツセリカは明日の決勝スタートを8番手で迎える結果となった。

予選 コメント


松田晃司
ドライバー:
松田晃司
今回も薫一(選手)がよく頑張って、あの車のポテンシャルを上回った予選が出来たんじゃないかな。ただ、スーパーラップに残るのは非常に厳しい状況だったから、はじめからそれも加味して1回目の予選、タイヤを2セット使っていくと、とにかく10位以内を狙っていくと。そういった意味では1回目の予選はよかったと思います。
スーパーラップに関しては、もう使ったタイヤで出て行ったのでタイムとかそういうのは関係なく、中には1台くらい壊れる車もいるだろうなというそんなあさはかな読みもあったけど、案の定1台後ろにいったりしたからいい流れではあったんじゃないかな。

脇阪薫一
ドライバー:
脇阪薫一
今回は車の状況やポジションから見て、ポールポジションや優勝というのが現実的に厳しい感じだったので、次へつなげたらいいポジションで、ということを考えていました。
 今のGTの細かいレギュレーションやハンディキャップウェイトの制度などを考えて、あえて重りをもらったりするチームもある中で、思いっきり予選が出来たのは、僕自身、ドライバーとしてうれしかったです。
 結果的に8番というポジションがもらえたことは、チーム全体が上手く動いて、みんなで仕事をした結果だと思います。

予選総合


GT300クラス/予選総合
□1回目:2006-09-09|天候:|コース:ドライ
□スーパーラップ/2回目:2006-09-09|天候:|コース:ドライ
Po. No. Machine
Driver Qualify#1 SuperLap Tire WH
1 62 WILLCOM ADVAN VEMAC408R 柴原 眞介
黒澤 治樹
1'54.425 1'54.569 YH
2 11 JIM CENTER FERRARI DUNLOP S 田中 哲也
青木 孝行
1'54.399 1'54.590 DL

+1

3 110 TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER 松田 秀士
菅 一乗
1'54.483 1'54.749 YH
4 88 アクティオ ムルシェ RG-1 マルコ・アピチェラ
桧井 保孝
1'54.705 1'54.972 YH
5 46 吉兆宝山 DIREZZA Z S 佐々木 孝太
番場 琢
1'55.220 1'55.321 DL 25
6 77 クスコスバルADVANインプレッサ 小林 且雄
菊地 靖
1'55.441 1'55.761 YH

+1

7 7 雨宮アスパラドリンクRX7 S 山野 哲也
井入 宏之
1'55.495 1'55.932 YH 40
8 19 ウェッズスポーツセリカ S 松田 晃司
脇阪 薫一
1'55.506 1'57.571 YH 20
9 5 プロμマッハGOGOGO車検320R九州 玉中 哲二
筒井 克彦
1'55.218 1'57.836 YH

+1

10 2 プリヴェチューリッヒ・紫電 S 高橋 一穂
加藤 寛規*
1'55.509 YH 70
11 87 トライクジャパン ムルシェ RG-1 山西 康司*
和田 久
1'55.767 YH
12 61 R&D ADVAN VEMAC 320R 密山 祥吾*
谷口 信輝
1'55.783 YH 90
13 777 梁山泊 apr MR-S S 田中 実
大嶋 和也*
1'55.805 MI

+2

14 910 洗剤革命 UEMATSU&石松RSR 植松 忠雄
山路 慎一*
1'55.848 YH
15 13 エンドレスアドバンCCI Z S 影山 正美*
藤井 誠暢
1'56.133 YH 30
16 9 NOMAD ADVAN LeyJun MT OSAMU*
田中 勝喜
1'56.136 YH
17 14 ハンコックエンドレスポルシェ 木下 みつひろ*
峰尾 恭輔
1'56.193 HK
18 101 TOY STORY Racing MR-S 新田 守男
高木 真一*
1'56.217 MI 15
19 70 外車の外国屋アドバンポルシェ 石橋 義三
山岸 大*
1'57.009 YH
20 10 T&G CyberAgent DUNLOP F360 S ヒロミ
尾本 直史*
1'57.118 DL

+2

21 52 プロμ太陽石油KUMHOセリカ 竹内 浩典*
嵯峨 宏紀
1'57.160 KH 50
22 666 ライフワークBOMEXアップル NSX 周防 彰悟
山下 潤一郎*
1'58.268 YH

+2

23 111 RodeoDrive WAKO'S GT3 飯島 寛也
Guts 城内*
1'58.290 YH
24 47 吉兆宝山 DIREZZA Z 長島 正興
安田 裕信*
1'54.798 DL 10
25 96 EBBRO BTEC MAZIORA 350R 黒澤 琢弥
黒澤 翼*
1'54.992 DL
GT300クラス − 以上予選通過
55 DHG ADVAN FORD GT 光貞 秀俊
池田 大祐
YH

+2


■GT 500 CLASS/予選総合
Po. No. Machine
Driver Qualify#1 SuperLap Tire WH
1 100 RAYBRIG NSX セバスチャン・フィリップ
細川 慎弥
R 1'44.925 R 1'45.011 BS 10
2 6 Mobil 1 SC S 飯田 章
片岡 龍也
R 1'44.095 R 1'45.056 BS

+1

3 36 OPEN INTERFACE TOM'S SC430 S 脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
R 1'44.774 R 1'45.062 BS 40
4 35 BANDAI DIREZZA SC430 S 服部 尚貴
ピーター・ダンブレック
R 1'45.059 R 1'45.361 DL 40
5 18 TAKATA 童夢 NSX S 道上 龍
小暮 卓史
R 1'44.570 R 1'45.410 BS 30
6 1 ZENT セルモ SC S 立川 祐路
高木 虎之介
1'45.636 1'45.729 BS 60
7 8 ARTA NSX S 伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
R 1'44.955 1'45.731 BS 60
8 66 triple a サード スープラGT アンドレ・クート
平中 克幸
R 1'45.167 1'45.991 BS

+1

9 24 WOODONE ADVAN KONDO Z 柳田 真孝
荒 聖治
1'45.499 1'46.228 YH

+1

10 3 イエローハットYMS トミカ Z S 横溝 直輝
J.P・デ・オリベイラ
1'45.611 1'46.717 BS
11 23 XANAVI NISMO Z S 本山 哲*
松田 次生
1'45.815 BS 30
12 32 EPSON NSX S ロイック・デュバル*
武藤 英紀
1'45.843 DL 20
13 22 MOTUL AUTECH Z S ミハエル・クルム*
リチャード・ライアン
1'46.040 BS 110
14 25 ECLIPSE ADVANスープラ 織戸 学
土屋 武士*
1'46.467 YH 20
15 12 カルソニック インパル Z S ブノワ・トレルイエ*
星野 一樹
1'46.544 BS 80
GT500クラス − 以上予選通過
GT500クラスの上位10台、GT300クラスの上位9台は、スーパーラップにより順位を決定
※車名の後ろの S:シード権車両/*:ワイルドカード参加車両シード権車両およびワイルドカード参加車両は、全ての参加条件が満たされている限り決勝レースへの出場が保証される。

□タイヤ=BS:ブリヂストン/DL:ダンロップ/HK:ハンコック/KH:クムホ/MI:ミシュラン/YH:ヨコハマ

□WH = ウェイトハンディキャップ(kg)/+1:性能引き上げ措置(1ランク)/+2:性能引き上げ措置(2ランク)

□スーパーラップアタックドライバー:GT500[赤字]GT300[青字]
□*=予選1回目のタイムを出したドライバー/R=コースレコード
◎ No.47, 96は、公式予選2回目で予選通過基準タイムをクリアした。

予選1回目
赤旗中断:10:49'53-11:00'00
※No.96は、2006 SUPER GT Sporting Regulations 第29条2.違反(コース上での停車)により公式予選1回目のベストラップタイムを削除した。

予選2回目
※No.52は、2006 SUPER GT Round7 もてぎGT300kmレース特別規則書 第12条(ピットレーンの制限速度)違反により、罰金20,000円(1回目)及び30,000円(2回目)を課した。

スーパーラップ
※No.18は、公式通知No.2-2 SGTスーパーラップ実施手順4項違反(西ショートカット不履行)により、罰金20,000円を課した。

※No.55は、2006 国内車両規則 JAF-GT 3.5.1 (前部空力装置)違反により、予選記録を抹消した。
○No.55より提出された決勝出走嘆願について大会審査委員会は、2006 SUPER GT Sporting Regulations 第25条11.のとおり審議の結果、再車検合格を条件に最後尾グリッドからの決勝出走を許可した。