鈴鹿サーキット Round1 Race

■決勝結果結果

フリー走行: 
決勝結果:4位

■開催日:2006年3月19日

天 候:晴/雨
観客動員数:決勝30,500人
監 督:坂東正明


■コース :鈴鹿サーキット(全長5.807km)
路面コンディション:ウェット/ドライ
車 名:ウェッズスポーツセリカ
<GT300クラス ゼッケン19>
ドライバー:松田晃司/脇阪薫一
チーム:WedsSportRacingTeam
with BANDOH

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天候:晴れ  路面状況:ドライ  気温:7度  路面温度:14度


晴天には恵まれているものの、相変わらずの風の強さ。雪も舞っている、春とは思えないような天候の中、19号車ウェッズスポーツセリカはGT300クラス13番手より、松田選手がスタートドライバー。
14時30分からローリングスタート開始、オープニングラップから快調な出だしで3ポジションアップのGT300クラス10番手に浮上。5LAP目には101号車TOY STORY Racing MR-S新田選手をパスしGT300クラス9番手。6LAPには、GT300クラス6位を走行していた11号車JIM CENTER FERRARI DUNLOP 田中選手が駆動系トラブルのためリタイヤ。GT300クラス8位となる。7LAPには27号車direxiv ADVAN 320RをパスしGT300クラス7位を走行。昨日の予選での出来事が払拭される気持ちの良いレース展開になっている。今回のレースで驚いたのは、JGTC始まって以来ランボルギーニで参戦しているJLOC 87、88号車のムルシェラルゴ RG-1。88号車は8LAPにはGT300クラス2位を走る13号車エンドレスアドバンCCI Zをパスし、1.2体制で出GT300をリードする。19号車ウェッズスポーツセリカはここまでのアベレージタイムで2分9秒前半、現在7位。GT300クラストップを走る87号車JLOC トライクムルシェ RG-1とのタイム差は29秒。ウェッズスポーツセリカの前を走る46号車吉兆宝山DIREZZA Zとのタイム差は11秒32、1周ごとにコンマ3秒づつ差を縮めている。20LAPあたりからタイヤも厳しくなり、各チーム燃料補給、ドライバー交代のためのピットインが始まる。19号車ウェッズスポーツセリカ松田選手は25LAPでピットイン、脇阪選手に交代する。この時点でのポジションはGT300クラス6位、順位を半分上げてきての交代だった。

ピットイン後、GT300クラス11位まで後退したが、脇阪選手の快調な走りで27LAP目GT300クラス9位、28LAPでGT300クラス7位、31LAPにはGT300クラス5位まで浮上、この時点で前を行く110号車TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER 松田選手とのタイム差は14秒87。
37LAPには、7秒75差まで詰めていたが、脇阪選手からの無線でタイヤに異常が発生したと報告あり。19号車ウェッズスポーツセリカ脇阪選手の後ろを走る27号車direxiv ADVAN 320R谷口選手とのタイム差は1分01秒。ゴールまではまだ10LAP以上ある。
39LAPで大事をとって緊急ピットイン、タイヤ交換後コースに復帰、27号車direxiv ADVAN 320R谷口選手に順位を明け渡すことなくGT300クラス5位で戻ることが出来た。45LAP目、前を行く110号車TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER 松田選手とのタイム差は4秒42。19号車ウェッズスポーツセリカ脇阪選手の後ろを走る2号車プリヴェチューリッヒ・アップル・紫電加藤選手のタイム差は15秒52であった。47LAP突然、GT300クラス2位を走行していた87号車JLOCトライクムルシェGR-1 WADA-Q選手がガス欠症状のためピットイン
GT300クラス最終ラップの48LAP目には19号車ウェッズスポーツセリカ脇阪選手は一つ順位を繰り上げGT300クラス4位でフィニッシュ!
予選、決勝とタイヤのトラブルがあったが、結果としてはGT300クラスチームランキング8ポイント獲得4位、GT300クラスドライバーズランキングは8ポイントと脇阪選手の決勝ベストラップ2位の2ポイントで10ポイント獲得5位という結果で開幕戦鈴鹿を終了することが出来ました。
次回4月7日・8日の岡山国際サーキットでは表彰台をめざしがんばっていきたいと思います。

 決勝 コメント

脇阪薫一
ドライバー:
脇阪薫一
 スタートから松田選手がポジションを上げてくれたし、周りのトラブルもあり順位が上がってドライバー交代も落ち着いて出来ました。メカニックたちもピット練習を1回しか出来なかった状況にもかかわらず、落ち着いてきっちりと仕事をしてくれました。車のほうもメカニック、エンジニアと一緒に考えたセッティングで間違いがなかったので、自分のペースで走ることが出来ました。GT300クラスで走るのは初めてだし、セリカ、ヨコハマタイヤのパッケージも初めてですので後半どんな症状が出るかわからず、気をつけながら走っていました。後半にリアタイヤの異常を感じ緊急ピットインしましたが、4位というポジションで帰ってくることができ、良かったと思います。

総合結果


GT300クラス/決勝
2006-03-19 | スタート 14:30 | 天候:晴 | コース:ドライ | 鈴鹿サーキット:5.807km
Po. No. Class Pos Machine Driver Time Diff Laps BestLap Tire WH
1 88 300-1 アクティオ ムルシェ RG-1 マルコ・アピチェラ
桧井 保孝
1:44'23.259 48 2'06.923 YH
2 7 300-2 雨宮アスパラドリンクRX7 山野 哲也
井入 宏之
0'26.744 48 2'07.696 YH
3 110 300-3 TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER 松田 秀士
菅  一乗
0'29.171 48 2'07.337 YH
4 19 300-4 ウェッズスポーツセリカ 松田 晃司
脇阪 薫一
1'18.509 48 2'06.547 YH
5 87 300-5 トライク ムルシェ RG-1 山西 康司
WADA-Q
1Laps 47 2'05.844 YH
6 2 300-6 Privée Zurich・アップル・紫電 高橋 一穂
加藤 寛規
1Laps 47 2'06.885 YH
7 27 300-7 direxiv ADVAN 320R 密山 祥吾
谷口 信輝
1Laps 47 2'07.816 YH
8 96 300-8 EBBRO BTEC MAZIORA 350R 黒澤 琢弥
黒澤 翼
1Laps 47 2'09.369 DL
9 14 300-9 ハンコックエンドレスポルシェ 木下 みつひろ
峰尾 恭輔
1Laps 47 2'08.539 HK
10 47 300-10 吉兆宝山 DIREZZA Z 長島 正興
安田 裕信
1Laps 47 2'08.820 DL
11 52 300-11 プロμ太陽石油KUMHOセリカ 竹内 浩典
嵯峨 宏紀
1Laps 47 2'09.557 KH
12 46 300-12 吉兆宝山 DIREZZA Z 佐々木 孝太
番場 琢
2Laps 46 2'07.862 DL
13 9 300-13 LeyJun ADVAN モスラーMT OSAMU
壷林 貴也
2Laps 46 2'09.546 YH
14 5 300-14 プロμマッハGOGOGO車検320R九州 玉中 哲二
筒井 克彦
2Laps 46 2'11.048 YH
15 910 300-15 洗剤革命TEAM UEMATSU&石松RSR 植松 忠雄
菊池 靖
2Laps 46 2'10.645 YH
16 13 300-16 エンドレスアドバンCCI Z 影山 正美
藤井 誠暢
2Laps 46 2'07.329 YH
17 70 300-17 外車の外国屋アドバンポルシェ 石橋 義三
平川 晃
2Laps 46 2'11.068 YH
18 62 300-18 WILLCOM ADVAN VEMAC408R 柴原 眞介
八木 宏之
3Laps 45 2'07.172 YH
19 10 300-19 T&G FACE NETWORK DUNLOP F360 ヒロミ
尾本 直史
4Laps 44 2'11.166 DL
以上完走( GT500 : 36Laps / GT300 : 33Laps )

777 300 梁山泊 apr MR-S 田中 実
大嶋 和也
21Laps 27 2'09.027 MI

666 300 ライフワークBOMEXアップル NSX 周防 彰悟
山下 潤一郎
31Laps 17 2'12.781 YH

101 300 TOY STORY Racing MR-S 新田 守男
高木 真一
33Laps 15 2'09.606 MI

11 300 JIM CENTER FERRARI DUNLOP 田中 哲也
青木 孝行
43Laps 5 2'07.848 DL

111 300 ARKTECH GT3 飯島 寛也
Guts 城内
44Laps 4 2'18.163 YH

■GT 500 CLASS/決勝
2006-03-19 | スタート 14:30 | 天候:晴 | コース:ドライ | 鈴鹿サーキット:5.807km
Po. No. Class Pos Machine Driver Time Diff Laps BestLap Tire WH
1 36 500-1 OPEN INTERFACE TOM'S SC430 脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
1:43'40.197 52 1'55.920 BS
2 23 500-2 XANAVI NISMO Z 本山 哲
松田 次生
0'03.412 52 1'56.027 BS
3 8 500-3 ARTA NSX 伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
0'06.957 52 1'55.969 BS
4 18 500-4 TAKATA 童夢 NSX 道上 龍
小暮 卓史
0'11.299 52 1'56.348 BS
5 1 500-5 ZENT セルモ SC 立川 祐路
高木 虎之介
0'28.344 52 1'56.307 BS
6 6 500-6 Mobil 1 SC 飯田 章
片岡 龍也
0'44.586 52 1'57.269 BS
7 100 500-7 RAYBRIG NSX セバスチャン・フィリップ
細川 慎弥
0'53.470 52 1'56.534 BS
8 25 500-8 ECLIPSE ADVANスープラ 織戸 学
土屋 武士
1'08.973 52 1'57.624 YH
9 3 500-9 イエローハットYMS トミカ Z 横溝 直輝
J.P.デ・オリベイラ
1'11.139 52 1'56.408 BS
10 24 500-10 WOODONE ADVAN KONDO Z エリック・コマス
柳田 真孝
1'12.822 52 1'57.742 YH
11 66 500-11 triple a サード スープラGT アンドレ・クート
平中 克幸
1'26.370 52 1'56.588 BS
12 22 500-12 MOTUL AUTECH Z ミハエル・クルム
山本 左近
1Laps 51 1'56.146 BS
13 12 500-13 カルソニック インパル Z ブノワ・トレルイエ
星野 一樹
1Laps 51 1'55.758 BS
14 35 500-14 BANDAI DIREZZA SC430 服部 尚貴
ピーター・ダンブレック
1Laps 51 1'58.103 DL
15 32 500-15 EPSON NSX ロイック・デュバル
武藤 英紀
2Laps 50 1'56.551 DL
開始時刻:14:35'01/終了時刻:16:18'41
□タイヤ=BS:ブリヂストン/DL:ダンロップ/HK:ハンコック/KH:クムホ/MI:ミシュラン/YH:ヨコハマ

□Fastest Lap :
GT500 : 1'55.758 (B.トレルイエ/No.12 カルソニック インパルZ)
GT300 : 2'05.844 (山西 康司/トライク ムルシェ RG-1)

※No.10、666、910 ドライビングスルー:国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(黄旗区間での追越行為)により。
※No.3 ペナルティストップ10秒:国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(黄旗区間での追越行為)により。
※No.32 競技結果に25秒加算:国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(黄旗区間でのコースアウト)により。