スポーツランドSUGO Round5 Race




スポーツランドSUGO Round5 Practice


<<決勝前フリー走行 >>
2006年7月23日(日)
天候:曇り  路面状況:ドライ  気温:22度  路面温度:24度


 今回のレースウィークで初めてのドライコンディションでの走行となった。まずは脇阪選手が走り出し、2LAPの走行でタイヤの皮むきを行った後、松田選手と交代する。松田選手は6LAPの走行で車の状態を確認し、再び脇阪選手に交代する。脇阪選手は9LAPの走行で決勝でのセット確認のための走行を行った。


決勝前フリー走行結果
1位 雨宮アスパラドリンクRX7     1'24.638
2位 吉兆宝山 DIREZZA Z (46号車)  1'24.909
3位 Privee Zurich・アップル・紫電  1'25.027
4位 TOY STORY Racing MR-S      1'25.138
5位 direxiv ADVAN 320R        1'25.444 
7位 ウェッズスポーツセリカ    1'25.504 



スポーツランドSUGO Round5 Race


■決勝結果結果

決勝結果:18位

■開催日:2006年7月23日

天 候:
観客動員数:決勝50,100人
監 督:坂東正明

■コース :スポーツランドSUGO
(全長3.704km)
路面コンディション:ドライ
車 名:ウェッズスポーツセリカ
<GT300クラス ゼッケン19>
ドライバー:松田晃司/脇阪薫一
チーム:WedsSportRacingTeam
with BANDOH

<< 決勝 >>
2006年7月23日(日)
天候:晴れ 路面状況:ドライ 気温:25度 路面温度:30度


 空も 十分晴れていた午前のフリー走行時より少し雲がかかったレース直前。
 スタートドライバーは松田選手がつとめ、19号車ウェッズスポーツセリカは12番グリッドからレーススタート。持ち前のドライビングテクニックとポテンシャルの高さで、スタートから15LAP目には順位を4つ上げ、8番手となった。
 しかし、SPコーナー付近で19号車ウェッズスポーツセリカの前を走行していた7号車雨宮アスパラドリンクRX7が突然挙動を乱し、目の前を塞がれるかたちとなり、これと接触しマシンフロント部分を大きく破損してしまった。その際に19号車ウェッズスポーツセリカもコースアウト、足元の悪いダートから抜け出すのにタイムロスしてしまい、コース復帰時には19番手となってしまう。
 このアクシデントでマシンにダメージを負ってしまったが、コースに復帰した松田選手はこれをハンディにすることなく走行し、自身のファステストラップは22LAP目の1分26秒324となった。そして38LAPでピットインし、脇阪選手へと交代する。

 19号車ウェッズスポーツセリカは12位でコース復帰する。53LAP目には自身のファステストラップとなる1分26秒603というタイムを叩き出した。54LAP目、SPコーナー付近にて背後から迫る複数台のGT500車両を確認した脇阪選手はこれらにコースを譲り走行していたのだが、32号車EPSON NSXが接近し19号車ウェッズスポーツセリカに接触してしまったのだ。
 このアクシデントでマシン左フロントカウルは破損、さらに左フロントタイヤ部分の大幅な破損のため、走行不可能な状態になってしまった。

 結果、19号車ウェッズスポーツセリカは18位で今回のレースを終えることとなった。

 第5戦終了時のシリーズポイントは20ポイントでシリーズランキング10位。
 次戦鈴鹿では、獲得ポイントが通常より5ポイント多く、ウェイトハンディがなくなるので、必勝の体制で臨みたいと思います。

GT300優勝:No.46 吉兆宝山DIREZZA Z 佐々木孝太/番場琢組 15:54:25
2位:No.13 エンドレスアドバンCCI Z
3位:Privee Zurich・アップル・紫電

GT500優勝:No.1 ZENTセルモSC 立川祐路/高木虎之介組 15:52:31
2位:No.23 XANAVI NISMO Z
3位:No.22 MOTUL AUTEC Z


決勝 コメント


松田晃司
ドライバー:
松田晃司
 12番手からの今回のレースの運びとしては、最終的に4位から6位を狙うということでスタートも慎重にしました。そして、いつも通り淡々と順位を上げていこうとイメージしていました。
 7号車と接触するまではイメージ通りだったので。接触もイマジネーションで先読みできていたらもう少しかわせていたのかなぁと思うと反省しています。あの状況で接触を避けるのは厳しいし、ジャッジは難しいと思いました。あのアクシデントでレースの流れを大きく狂わせてしまったと思うと非常に残念です。
 薫一(選手)に変わってからも同じようなアクシデントがあって、僕が大きく流れを変えてしまったからこうなったのかな、とも思います。今後戦っていく上で今回のことを参考にして、生かせるように考えたいと思います。
 接触の状況としてはSPコーナー1つ目(イン)で7号車が脱輪し、無理にコースに戻ろうとしたためにスピンし自車の目の前を横断するかたちとなりました。アウト側によけることも出来ましたがそれは自らグラベルにはまること、ドライバーとしての本能がイン側によけることを選びました。接触を避けるため、7号車が脱輪したときから減速はしていましたが、車を止めきるくらいの減速をしなくてはいけない状況になって。でも後ろには101号車がいたので追突されてしまう危険性もあり急ブレーキは厳しかったんです。そういったタイミングが全て合ってしまい、接触してしまいました。
 減速していたのでマシンダメージは大きく無かったけれど、雨で濡れた芝生のせいでコース復帰が困難でした。接触は無いのが一番いいけれど、処理を落ち着いて出来ればという反省もあるので、よく考えていきたいと思います。

脇阪薫一
ドライバー:
脇阪薫一
 1000kmレースを目前に、車が重たくならない程度でポイントを得たいと思っていたので、12番手という順位には落胆はしていなかった。
 決勝はドライで、松田選手はスタートでコンスタントに走ってくれていたし、でもアクシデントにあってしまって、僕のときもレースとは全く関係ない部分でアクシデントにあって、結果、リタイアの様な形になってしまって、非常にフラストレーションの残るレースになったけど、上手くいかないときはこんなものなのかなと思いました。
 ドライバーやうちのチームのミスでは全く無いし、それにもう悪いことは全部出たと思うので、気持ちを切り替えて次の1000kmに挑みたいと思います。

総合結果


GT300クラス/決勝
2006-07-23 | スタート | 天候:曇 | コース:ドライ |スポーツランドSUGO:3.704km
Po. No. Class Pos Machine Driver Time Diff Laps BestLap Tire WH
1446300-1吉兆宝山 DIREZZA Z佐々木 孝太
番場 琢
1:49'21.084751'24.695DL10

(+1)

1513300-2エンドレスアドバンCCI Z影山 正美
藤井 誠暢
0'00.401751'25.388YH15
162300-3Privée Zurich・アップル・紫電高橋 一穂
加藤 寛規
0'00.435751'24.272YH40
1727300-4direxiv ADVAN 320R密山 祥吾
谷口 信輝
0'00.785751'24.731YH65
18101300-5TOY STORY Racing MR-S新田 守男
高木 真一
0'53.932751'25.817MI5
19110300-6TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER松田 秀士
菅  一乗
1'07.797751'25.512YH10
20777300-7梁山泊 apr MR-S田中 実
大嶋 和也
1Lap741'26.144MI

+2

2147300-8吉兆宝山 DIREZZA Z長島 正興
安田 裕信
1Lap741'25.572DL

+1

227300-9雨宮アスパラドリンクRX7山野 哲也
井入 宏之
1Lap741'25.376YH50
2396300-10EBBRO BTEC MAZIORA 350R黒澤 琢弥
黒澤 翼
1Lap741'25.750DL
2452300-11プロμ太陽石油KUMHOセリカ竹内 浩典
嵯峨 宏紀
1Lap741'25.958KH

+2

2587300-12トライクジャパン ムルシェ RG-1山西 康司
WADA-Q
2Laps731'25.727YH
269300-13NOMAD ADVAN LeyJun MTOSAMU
田中 勝喜
3Laps721'26.960YH
27666300-14ライフワークBOMEXアップル NSX周防 彰悟
山下 潤一郎
3Laps721'27.930YH

+2

2888300-15アクティオ ムルシェ RG-1マルコ・アピチェラ
桧井 保孝
3Laps721'25.381YH5
2911300-16JIM CENTER FERRARI DUNLOP田中 哲也
青木 孝行
6Laps691'24.124DL
305300-17プロμマッハGOGOGO車検320R九州玉中 哲二
筒井 克彦
16Laps591'26.550YH

+1

3119300-18ウェッズスポーツセリカ松田 晃司
脇阪 薫一
22Laps531'26.324YH20
以上完走( GT300 : 52Laps )

77300クスコスバルADVANインプレッサ小林 且雄
谷川 達也
26Laps491'27.228YH

62300WILLCOM ADVAN VEMAC408R柴原 眞介
黒澤 治樹
40Laps351'24.647YH15

10300T&G CyberAgent DUNLOP F360ヒロミ
尾本 直史
48Laps271'27.828DL

+2


55300DHG ADVAN FORD GT光貞 秀俊
池田 大祐
61Laps141'27.364YH

14300ハンコックエンドレスポルシェ木下 みつひろ
峰尾 恭輔
71Laps41'25.799HK5

■GT 500 CLASS/決勝
2006-07-23 | スタート | 天候:曇り | コース:ドライ |スポーツランドSUGO:3.704km
Po. No. Class Pos Machine Driver Time Diff Laps BestLap Tire WH
11500-1ZENT セルモ SC立川 祐路
高木 虎之介
1:49'19.104811'18.158BS10
223500-2XANAVI NISMO Z本山 哲
松田 次生
0'08.015811'18.596BS20
322500-3MOTUL AUTECH Zミハエル・クルム
リチャード・ライアン
0'29.166811'18.656BS60
436500-4OPEN INTERFACE TOM'S SC430脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
0'56.631811'19.299BS50
532500-5EPSON NSXロイック・デュバル
武藤 英紀
1'05.998811'18.960DL

+1

612500-6カルソニック インパル Zブノワ・トレルイエ
星野 一樹
1'11.409811'18.819BS20
735500-7BANDAI DIREZZA SC430服部 尚貴
ピーター・ダンブレック
1'27.877811'19.660DL40
88500-8ARTA NSX伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
1Lap801'19.589BS70
96500-9Mobil 1 SC飯田 章
片岡 龍也
1Lap801'19.365BS10

(+1)

1024500-10WOODONE ADVAN KONDO Z柳田 真孝
荒  聖治
1Lap801'19.495YH

+2

11100500-11RAYBRIG NSXセバスチャン・フィリップ
細川 慎弥
1Lap801'19.501BS40
1225500-12ECLIPSE ADVANスープラ織戸 学
土屋 武士
3Laps781'19.665YH

+2

133500-13イエローハットYMS トミカ Z横溝 直輝
J.P. デ・オリベイラ
3Laps781'18.181BS
以上完走( GT500 : 56Laps )

18500TAKATA 童夢 NSX道上 龍
小暮 卓史
27Laps541'18.042BS60

66500triple a サード スープラGTアンドレ・クート
平中 克幸
48Laps331'19.088BS

+1

開始時刻:13:59/終了時刻:16:48

□参加台数:38台/出走台数:38台/完走台数:31台

□タイヤ=BS:ブリヂストン/DL:ダンロップ/HK:ハンコック/KH:クムホ/MI:ミシュラン/YH:ヨコハマ

□WH = ウェイトハンディキャップ(kg)/+1:性能引き上げ措置(1ランク)/+2:性能引き上げ措置(2ランク)


□Fastest Lap :
GT500 : 1'18.042 (小暮 卓史/No.18 TAKATA 童夢 NSX)
GT300 : 1'24.124 (青木 孝行/No.11 JIM CENTER FERRARI DUNLOP)


※No.32は、2006 SUPER GT Sporting Regulations 第29条14.(1) (接触行為)違反により、ドライブスルーペナルティが科された。

※No.18は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(黄旗区間の追い越し)により、10秒間のペナルティストップが科された。

※No.3は、2006 SUPER GT Sporting Regulations 第29条14.(2) (他の競技車両のコースアウトを強いるもの)違反により、
ドライブスルーペナルティが科された。

※No.6は、2006 SUPER GT Sporting Regulations 第29条14.(2) (他の競技車両のコースアウトを強いるもの)違反により、
ドライブスルーペナルティが科された。

※No.11は、2006 SUPER GT Sporting Regulations 第29条14.(1) (接触行為)違反により、ドライブスルーペナルティが科された。

※No.88は、2006 SUPER GT Sporting Regulations 第29条14.(2) (他の競技車両のコースアウトを強いるもの)違反により、
2006 SUPER GT Sporting Regulations 第48条6. 及び公式通知No.11に基づき、競技結果に対する30秒加算のペナルティを科された。