ツインリンクもてぎ Round7 Race




ツインリンクもてぎ Round7 Race


■決勝結果結果

決勝結果:16位

■開催日:2006年9月10日

天 候:
観客動員数:決勝50,000人
監 督:坂東正明

■コース :ツインリンクもてぎ
(全長4.801km)
路面コンディション:ドライ
車 名:ウェッズスポーツセリカ
<GT300クラス ゼッケン19>
ドライバー:松田晃司/脇阪薫一
チーム:WedsSportRacingTeam
with BANDOH

<< 決勝 >>
2006年8月20日(日)
天候:晴れ 路面状況:ドライ 気温:31度 路面温度:43度


 少し空に雲がかかったような状態のスターティンググリッドでは、いつものようにクーリング対策とレースへの準備を済ませ、静かに19号車ウェッズスポーツセリカのコクピットから前を見つめる松田選手。
オープニングラップを終え、14時からスタートした決勝レース。1Lap目第3コーナー付近で前を走る7号車雨宮アスパラドリンクRX-7のリアバンパーに軽度の接触。両車、事なきを得たが、その後、19号車ウェッズスポーツセリカはスピンの後コース外へ。自力でグラベルから脱出するも、トップ集団と周回遅れとなってしまう。幸い、マシン自体のダメージは無かった。
時を同じくして、46号車吉兆宝山 DIREZZA Zも88号車アクティオ ムルシェRG-1との接触によりマシンにダメージを負い、さらに3コーナー手前付近では10号車T&G CyberAgent DUNLOP F360がスピン後コースアウトするなど、順位の変動も激しく、波乱の幕開けとなった。
トップ勢はポールポジションを獲得しその順位を保ったまま周回を重ねていた62号車WILLCOM ADVAN VEMACを13Lap目に11号車JIM  CENTER FERRARIがパスし、そして背後から迫る110号車TOTALBENEFIT GREENTEC BOXTERが2番手を奪った。

19号車ウェッズスポーツセリカは26Lap目でピットインし松田選手から脇阪選手へとドライバー交代を行った。走り始めてから、マシンにバイブレーションが生じるとのドライバーからの報告を受けたが、周回を重ねるうちにこの症状は無くなった。
そして、GT300クラスの全車がピットインを終える頃にはじわじわと順位を上げてきた13号車エンドレスアドバンCCIZがトップ3に浮上。この争いはファイナルラップまで膠着状態となり、19号車ウェッズスポーツセリカは16番手でチェッカーを受ける結果となった。

決勝 コメント


松田晃司
ドライバー:
松田晃司
ここ2戦、トラブルに見舞われてレースしていない僕らにとって、決勝レース前から、スタッフのみんなも言わんともしがたい空気の中でスタートをしました。
1コーナーではポジションを死守しながら、直後の2台が自分よりストレートスピードが勝っているのは分かっていたし、ラインを殺すよう、そのまま3コーナーに対してイン側になるように、ラインが上手く展開できるような3コーナーへの進入を考えていました。
そして、後ろに55号車(DHG ADVAN FORD GT)と右サイドに88号車(アクティオ ムルシェRG-1)がいるのを確認しました。案の定、55号車(DHG ADVAN FORD GT)と88号車(アクティオ ムルシェRG-1)はストレートスピードが速かったので、イン側をキープしながら進入しました。3コーナーのクリップから立ち上がろうとするとき、7号車(雨宮アスパラドリンクRX7)が失速しました。7号車(雨宮アスパラドリンクRX7)のリアバンパーに軽くヒットしてしまい、多少交錯するように見えましたが、互いに姿勢を少し乱すだけで両車とも次の4コーナーに対し加速するようになりましたが、自分の車がリアのグリップを失ってそのままイン側に巻き込むようにスピンしました。後続車両がいたので、ブレーキをかけ、ランオフエリアへとクラッシュを避けました。安全マージンを取った分、順位を下げてしまいました。ランオフエリアに芝生があったのを確認していましたが、リアタイヤがその後ろのグラベルにはまってしまったのが想定外でした。リアがはまってしまったことで2Lapの大きなロスとなってしまいました。なかなかオフィシャルの救出も来てくれず、3Lap遅れとなってしまいました。
  とにかく、チームスタッフにも、スポンサーにも、そして応援してくれているファンの方々にも不甲斐ないレースが続いてしまい、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいですが、次のレースをすることによって気持ちを打破していくしかないし、次のレースをすることによって成績を残すことでしか恩返し出来ない、と思って。次戦のオートポリスではとにかくちゃんとレースをしたい。そして、その先の結果が早く欲しいです。

脇阪薫一
ドライバー:
脇阪薫一
レースのほうはアクシデントにあってしまって・・・僕は細かいところまでは分からなかったけれど。残念だったし、この流れを変えていきたいと思います。
一人一人が与えられた仕事をすればおのずと結果が出るチームなので、僕は僕に与えられたポジションで、今までどおりに僕に与えられた仕事をしていきたい。
そして、今まで以上に集中していきたいと思っています。
残り2レースの前に富士での合同テストもひかえているし、このテストで流れを変えていきたい。

総合結果


GT300クラス/決勝
2006-09-10 | スタート | 天候:晴 | コース:ドライ |ツインリンクもてぎ:4.801km
Po. No. Class Pos Machine Driver Time Diff Laps BestLap Tire WH
1 11 300-1 JIM CENTER FERRARI DUNLOP 田中 哲也
青木 孝行
1:56'24.868 58 1'56.875 DL

+1

2 13 300-2 エンドレスアドバンCCI Z 影山 正美
藤井 誠暢
0'23.934 58 1'58.185 YH 30
3 62 300-3 WILLCOM ADVAN VEMAC408R 柴原 眞介
黒澤 治樹
0'30.001 58 1'56.551 YH
4 7 300-4 雨宮アスパラドリンクRX7 山野 哲也
井入 宏之
0'48.521 58 1'58.409 YH 40
5 55 300-5 DHG ADVAN FORD GT 光貞 秀俊
池田 大祐
0'52.379 58 1'56.772 YH

+2

 

6 61 300-6 R&D ADVAN VEMAC 320R 密山 祥吾
谷口 信輝
0'59.967 58 1'58.490 YH 90
7 77 300-7 クスコスバルADVANインプレッサ 小林 且雄
菊地 靖
1'30.975 58 1'58.418 YH

+1

8 47 300-8 吉兆宝山 DIREZZA Z 長島 正興
安田 裕信
1'42.102 58 1'57.983 DL 10
9 777 300-9 梁山泊 apr MR-S 田中 実
大嶋 和也
1'52.938 58 1'59.556 MI

+2

10 101 300-10 TOY STORY Racing MR-S 新田 守男
高木 真一
1'53.955 58 1'59.287 MI 15
11 14 300-11 ハンコックエンドレスポルシェ 木下 みつひろ
峰尾 恭輔
1'59.126 58 1'59.084 HK
12 96 300-12 EBBRO BTEC MAZIORA 350R 黒澤 琢弥
黒澤 翼
1Lap 57 1'57.452 DL
13 87 300-13 トライクジャパン ムルシェ RG-1 山西 康司
和田 久
1Lap 57 1'57.886 YH
14 910 300-14 洗剤革命 UEMATSU&石松RSR 植松 忠雄
山路 慎一
1Lap 57 1'59.624 YH
15 666 300-15 ライフワークBOMEXアップル NSX 周防 彰悟
山下 潤一郎
1Lap 57 2'00.703 YH

+2

16 19 300-16 ウェッズスポーツセリカ 松田 晃司
脇阪 薫一
2Lap 56 1'59.076 YH 20
17 110 300-17 TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER 松田 秀士
菅 一乗
2Lap 56 1'57.068 YH
18 5 300-18 プロμマッハGOGOGO車検320R九州 玉中 哲二
筒井 克彦
2Lap 56 1'58.383 YH

+1

19 10 300-19 T&G CyberAgent DUNLOP F360 ヒロミ
尾本 直史
3Lap 55 2'01.311 DL

+2

20 70 300-20 外車の外国屋アドバンポルシェ 石橋 義三
山岸 大
4Lap 54 1'59.723 YH
21 2 300-21 プリヴェチューリッヒ・紫電 高橋 一穂
加藤 寛規
4Lap 54 1'57.983 YH 70
22 9 300-22 NOMAD ADVAN LeyJun MT OSAMU
田中 勝喜
5Lap 53 1'58.919 YH
23 111 300-23 RodeoDrive WAKO'S GT3 飯島 寛也
Guts 城内
6Lap 52 2'00.644 YH
24 46 300-24 吉兆宝山 DIREZZA Z 佐々木 孝太
番場 琢
12Lap 46 1'56.639 DL 25
規定周回数( GT300 : 40Laps )
52 300 プロμ太陽石油KUMHOセリカ 竹内 浩典
嵯峨 宏紀
28Lap 30 1'59.796 KH 50
88 300 アクティオ ムルシェ RG-1 マルコ・アピチェラ
桧井 保孝
39Lap 19 1'57.929 YH

■GT 500 CLASS/決勝
2006-09-10 | スタート | 天候:晴 | コース:ドライ |ツインリンクもてぎ:4.801km
Po. No. Class Pos Machine Driver Time Diff Laps BestLap Tire WH
1 100 500-1 RAYBRIG NSX セバスチャン・フィリップ
細川 慎弥
1:56'20.804 63 1'47.577 BS 10
2 36 500-2 OPEN INTERFACE TOM'S SC430 脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
0'17.666 63 1'48.164 BS 40
3 1 500-3 ZENT セルモ SC 立川 祐路
高木 虎之介
0'46.509 63 1'48.565 BS 60
4 6 500-4 Mobil 1 SC 飯田 章
片岡 龍也
0'52.301 63 1'48.086 BS +1
5 18 500-5 TAKATA 童夢 NSX 道上 龍
小暮 卓史
0'52.937 63 1'48.424 BS 30
6 24 500-6 WOODONE ADVAN KONDO Z 柳田 真孝
荒  聖治
1'15.596 63 1'48.902 YH 1
7 35 500-7 BANDAI DIREZZA SC430 服部 尚貴
ピーター・ダンブレック
1'23.634 63 1'48.612 DL 40
8 32 500-8 EPSON NSX ロイック・デュバル
武藤 英紀
1'23.705 63 1'48.910 DL 20
9 66 500-9 triple a サード スープラGT アンドレ・クート
平中 克幸
1'44.754 63 1'48.487 BS +1
10 22 500-10 MOTUL AUTECH Z ミハエル・クルム
リチャード・ライアン
1'46.577 63 1'49.631 BS 110
11 3 500-11 イエローハットYMS トミカ Z 横溝 直輝
J.P・デ・オリベイラ
1'53.545 63 1'49.025 BS
12 25 500-12 ECLIPSE ADVANスープラ 織戸 学
土屋 武士
1Lap 62 1'49.736 YH 20
13 12 500-13 カルソニック インパル Z ブノワ・トレルイエ
星野 一樹
1Lap 62 1'50.120 BS 80
14 23 500-14 XANAVI NISMO Z 本山 哲
松田 次生
4Laps 59 1'49.529 BS 30
15 8 500-15 ARTA NSX 伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
18Laps 45 1'48.532 BS 60
規定周回数 ( GT500 : 44Laps )
□参加台数:41台/出走台数:41台/完走台数:39台
□タイヤ=BS:ブリヂストン/DL:ダンロップ/HK:ハンコック/KH:クムホ/MI:ミシュラン/YH:ヨコハマ
□WH = ウェイトハンディキャップ(kg)/+1:性能引き上げ措置(1ランク)/+2:性能引き上げ措置(2ランク)

□Fastest Lap :
GT500 : 1'47.577 (S.フィリップ/No.100 RAYBRIG NSX)
GT300 : 1'56.551 (黒澤 治樹/No.62 WILLCOM ADVAN VEMAC408R)


※No.88:2006 SUPER GT Sporting Regulations 第29条14.1(接触行為)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
※No.55:2006 SUPER GT Sporting Regulations 第29条14.2(他の競技車両のコースアウトを強いるドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
※No.12:2006 SUPER GT Sporting Regulations 第29条14.1(接触行為)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
※No.32:本大会特別規則書 第12条 (ピットレーンの制限速度) 違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。
※No.5, No.9:2006 SUPER GT Sporting Regulations 第34条11. (ピット作業遵守事項)違反により、ドライビングスルーペナルティを課した。